床暖房 モニターレポート
「こうだといいな」という細かい要望はありつつも、一番大切なのは「部屋全体が暖かくなること」。
その最重要課題のためには、「プロの目で見て『こうしたほうがよい』とご提案いただけるなら、それに従いたい」というのがローガン様ご夫妻のお考えです。
設置打ち合わせの際にも、このような意向に沿って、次々と積極的な提案が飛び出しました。
一戸建て住宅のLDK全体 をまんべんなく暖めて、 健康で快適に暮らしたい。
こだわり
いよいよ迎えた設置打ち合わせの日。
建築時の設計図面を用意して待つ奥様の表情も少々緊張気味です。
「まず、本当に問題なく設置できるのかどうかですね」。
その他、「縦長のリビングを3分割でコントロールできるようにしたい」「リビングと廊下に段差を作りたくない」などの希望はあるものの、「基本的には部屋全体が暖かくなることが第一。あとはプロの判断にお任せしたい」とお考えです。
ローガン家の施工を担当する、ダイキンエアテクノ株式会社の杦山氏。
打ち合わせは、設計図面を見ながら施工が可能かどうかを確認するところから始まり、その後、家の中を回って建具や設備の様子を確認しながら、ご夫妻の希望通りの施工が可能かどうかを確かめることになりました。
最初に確認したのは、建物の基礎部分の構造について。
肝心なのは、配線のために人が床下に入れる空間があるかどうかです。
手もとの図面から判断できず、「ハウスメーカーから基礎伏部の図面を取り寄せないと分からないかも?」と思われた一幕もありましたが、床下収納部分を外して実際に床下を確認した結果、問題ないと判明してひと安心。
ご主人が建築中、基礎のみの施工の段階で撮影された写真も参考になりました。
「部屋全体を暖める」という課題のためには、床暖房パネルをどの範囲で敷き詰めるかも重要。
「LDKと隣接する廊下にも施工するべき?」とお考えだったご夫妻。
しかし、「パネルを廊下まで一続きで敷くと、高さ調整のために廊下とリビングの間の建具をカットするなど施工が大がかりになるわりに、階段の吹き抜け部分を考えると暖房効果は低くなりそうです」という説明を受け、やはりLDKの暖かさを優先するという結論に。現在お使いの暖房機器の局所的な暖房をなんとかしたいとお考えだったローガン家。部屋全体を暖める床暖房の効果に期待がかかります。
キッチン部分については、スライドレール入りの床下収納があるため、パネルを敷くことはできないと判明。しかし、「部屋全体が暖まるには、全床面積の7割を目安にパネルがあればOK。キッチンにパネルが入っていなくてもお部屋は暖まりますよ」との杦山氏の説明に、「それなら問題ないね」ということに。床暖房(温水)パネルではない部分も、パネル部分と同じ色と高さの床材を敷くことでリビングとキッチンの間には段差が出ないように施工できるということも分かりました。
また床暖房パネル自体の大きさを下回ってしまうような細かいゾーン分けは、難しいこともあるのですが、実際にサイズを測って検討した結果、ご希望通りの3分割も問題なく実現できることになりました。
床暖房(温水)パネル部分は1.2cmほど厚みがあるため、床暖房工事によりバリアフリーのLDKと廊下の間には少しの段差が生まれます。「パネルの端が直角の段差になるのですか?」というご主人の心配は、杦山氏の「端の部分は専用のパーツで、スロープ状に仕上げることができます」との説明で解決しました。
また実際の段差がどの程度のものなのかについては、ご夫妻で読みかけの雑誌を持ち出して検証。1.2cmといえば厚めの雑誌1冊分ほどであることが分かり、「この程度なら気にならないね」と実感することができました。
このような段差の処理はリビング側で行うため、建具類への影響もなく、廊下との間にあるアルミの建具も、そのまま使用できることになりました。
床材に対するご要望は、第一に体に優しいこと、そして犬が歩き回っても傷がつきにくい丈夫な素材であること。
その条件を満たしつつ、引き戸を開けるとつながってみえる廊下と色が合えば理想的。
後日床材を決めるためカタログをチェックしたところ、ご夫妻の求めるテイストのものがあり、満足していただくことができました。
ローガン邸のブレーカーがあるのは2階のバスルーム入り口。確認してみると、全てのスイッチが使用中状態。
「専用の電源を新設する必要があるかも?」と心配されましたが、奥様の説明で、実はオンになっているスイッチの一部は使われていないことが明らかに。
無事、予備ブレーカーから電線を引き出せることになりました。
配線は、洗面所の斜め天井の外にある屋根瓦を避け、いったんバスルームの中を通す配線計画が作られました。
2人の赤ちゃんを抱える奥様の最大の気がかりは、工事期間中、キッチンがどの程度使えるのかということ。
「どうしてもホコリが立つので長時間は難しいかもしれませんが、水周りは普通に使っていただけます。
工事はだいたい朝から夕方までですが、その間も自由に出入りしていただけますよ」との説明に、ホッと安心されたようです。
また、約20畳と広いリビングだけに、施工は全体を2つに区切って半分ずつ進めることに。
家具についても、「作業をしていない側に寄せておくので、そのままで大丈夫」ということになりました。
設置打ち合わせを終えたローガン様ご夫妻は、
「家の基礎のことやブレーカーのことまで聞かれるとは!素人では思いもよらない情報が必要なんですね。図面など、事前の準備が大切だな、と感じました」とひとこと。
しかし「どうしても譲れない点以外は、プロが見て最適と思われる方法で進めたい」とお考えだっただけに、「いろいろ勉強にもなり、よい方法が選べた」と満足されたようです。4月末にはいよいよ工事がスタート。工事中、実際の生活はどうなるでしょうか?
床暖房専用 ホッとエコフロアはヒートポンプ式の温水床暖房専用システムです。
24時間365日
24時間365日
気になる電気代。ダイキンが節電対策をサポートします。
理想の空気・空間づくりをお手伝いする、さまざまなサービスをご提供する会員サイトです。
空気にふれ、空気と遊び、ダイキンの技術を体感できる空間です。
製品の見積・購入のご相談は「ダイキンカスタマーセンター」へ。
ダイキンは換気でお店に元気を、お家に快適を。換気のことならダイキン。
ダイキン独自の空気清浄技術「ストリーマ」が搭載された製品をご紹介
お客様と直接“つながり”、新しい空気の価値を創造する「空気」のイノベーションプラットフォーム。
ルームエアコンなどの製品CMや企業CMをお楽しみください。
ぴちょんくんの最新情報を見てみよう。壁紙や、プロフィールもあるよ。
災害時における室外機トラブルの困りごとと対処方法をお伝えします。
まずは無料でお問い合わせ
エアコン・住宅設備の選び方、ご購入から設置の流れなど、
ダイキンの専門スタッフまでお気軽にご相談ください。
修理のお申込み
修理に関するお問い合わせ