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第2回 願いは「部屋全体を暖かく」。工事のプロの提案は?

床暖房 モニターレポート

故郷英国以上の快適さ 部屋全体があたたかい 千葉県松戸市 ローガン様邸

今回のポイント

「こうだといいな」という細かい要望はありつつも、一番大切なのは「部屋全体が暖かくなること」。
その最重要課題のためには、「プロの目で見て『こうしたほうがよい』とご提案いただけるなら、それに従いたい」というのがローガン様ご夫妻のお考えです。
設置打ち合わせの際にも、このような意向に沿って、次々と積極的な提案が飛び出しました。

ローガン様邸プロフィール

一戸建て住宅のLDK全体 をまんべんなく暖めて、 健康で快適に暮らしたい。

こだわり

  • 温水式
  • オール電化
  • 室内の温度ムラの解消
  • 設置:リフォーム
  • 家族:ご夫婦と3人のお子様
  • 広さ:36m2(約22畳)
  • 熱源:電気(太陽光発電)
  • 住所:千葉県松戸市
  • 工事:ダイキンエアテクノ
  • 暖房:Before電気After電気(ヒートポンプ)

工事プロセス

現地調査・打ち合わせ(約1日) 床工事(約1日)
床暖房パネル敷設・床下配管工事(約2日) 室外ユニット設置工事(約1日)
クリーニング(約1日)完成・引渡し

「全体が暖まる」を最優先し、プロの判断を仰ぐ

いよいよ迎えた設置打ち合わせの日。
建築時の設計図面を用意して待つ奥様の表情も少々緊張気味です。
「まず、本当に問題なく設置できるのかどうかですね」。
その他、「縦長のリビングを3分割でコントロールできるようにしたい」「リビングと廊下に段差を作りたくない」などの希望はあるものの、「基本的には部屋全体が暖かくなることが第一。あとはプロの判断にお任せしたい」とお考えです。

床暖房の事前打ち合わせでどんなことを決めるのですか?

施工法と工事中の生活について、6つの課題を解決

ローガン家の施工を担当する、ダイキンエアテクノ株式会社の杦山氏。
打ち合わせは、設計図面を見ながら施工が可能かどうかを確認するところから始まり、その後、家の中を回って建具や設備の様子を確認しながら、ご夫妻の希望通りの施工が可能かどうかを確かめることになりました。

課題1 : そもそも施工はできるの?

最初に確認したのは、建物の基礎部分の構造について。
肝心なのは、配線のために人が床下に入れる空間があるかどうかです。
手もとの図面から判断できず、「ハウスメーカーから基礎伏部の図面を取り寄せないと分からないかも?」と思われた一幕もありましたが、床下収納部分を外して実際に床下を確認した結果、問題ないと判明してひと安心。
ご主人が建築中、基礎のみの施工の段階で撮影された写真も参考になりました。

課題2 : どの範囲に設置するのがベスト?

「部屋全体を暖める」という課題のためには、床暖房パネルをどの範囲で敷き詰めるかも重要。
「LDKと隣接する廊下にも施工するべき?」とお考えだったご夫妻。
しかし、「パネルを廊下まで一続きで敷くと、高さ調整のために廊下とリビングの間の建具をカットするなど施工が大がかりになるわりに、階段の吹き抜け部分を考えると暖房効果は低くなりそうです」という説明を受け、やはりLDKの暖かさを優先するという結論に。現在お使いの暖房機器の局所的な暖房をなんとかしたいとお考えだったローガン家。部屋全体を暖める床暖房の効果に期待がかかります。

キッチン部分については、スライドレール入りの床下収納があるため、パネルを敷くことはできないと判明。しかし、「部屋全体が暖まるには、全床面積の7割を目安にパネルがあればOK。キッチンにパネルが入っていなくてもお部屋は暖まりますよ」との杦山氏の説明に、「それなら問題ないね」ということに。床暖房(温水)パネルではない部分も、パネル部分と同じ色と高さの床材を敷くことでリビングとキッチンの間には段差が出ないように施工できるということも分かりました。

また床暖房パネル自体の大きさを下回ってしまうような細かいゾーン分けは、難しいこともあるのですが、実際にサイズを測って検討した結果、ご希望通りの3分割も問題なく実現できることになりました。

部屋の広さに対して、どのくらいの範囲に設置するのがおすすめですか?

課題3 : リビングと廊下の間の段差はどのくらい?

床暖房(温水)パネル部分は1.2cmほど厚みがあるため、床暖房工事によりバリアフリーのLDKと廊下の間には少しの段差が生まれます。「パネルの端が直角の段差になるのですか?」というご主人の心配は、杦山氏の「端の部分は専用のパーツで、スロープ状に仕上げることができます」との説明で解決しました。
また実際の段差がどの程度のものなのかについては、ご夫妻で読みかけの雑誌を持ち出して検証。1.2cmといえば厚めの雑誌1冊分ほどであることが分かり、「この程度なら気にならないね」と実感することができました。

このような段差の処理はリビング側で行うため、建具類への影響もなく、廊下との間にあるアルミの建具も、そのまま使用できることになりました。

課題4 : 廊下とリビングの床材の色合わせは?

床材に対するご要望は、第一に体に優しいこと、そして犬が歩き回っても傷がつきにくい丈夫な素材であること。
その条件を満たしつつ、引き戸を開けるとつながってみえる廊下と色が合えば理想的。
後日床材を決めるためカタログをチェックしたところ、ご夫妻の求めるテイストのものがあり、満足していただくことができました。

床材は好みで選べますか?

課題5 : 電源はどこから取る?

ローガン邸のブレーカーがあるのは2階のバスルーム入り口。確認してみると、全てのスイッチが使用中状態。
「専用の電源を新設する必要があるかも?」と心配されましたが、奥様の説明で、実はオンになっているスイッチの一部は使われていないことが明らかに。
無事、予備ブレーカーから電線を引き出せることになりました。
配線は、洗面所の斜め天井の外にある屋根瓦を避け、いったんバスルームの中を通す配線計画が作られました。

課題6 : 工事の間、赤ちゃんのミルクは作れる?

2人の赤ちゃんを抱える奥様の最大の気がかりは、工事期間中、キッチンがどの程度使えるのかということ。
「どうしてもホコリが立つので長時間は難しいかもしれませんが、水周りは普通に使っていただけます。
工事はだいたい朝から夕方までですが、その間も自由に出入りしていただけますよ」との説明に、ホッと安心されたようです。

また、約20畳と広いリビングだけに、施工は全体を2つに区切って半分ずつ進めることに。
家具についても、「作業をしていない側に寄せておくので、そのままで大丈夫」ということになりました。

リフォームの場合、工事期間中、仮住まいが必要ですか?

プロの判断に必要な情報があればスムーズに進む

設置打ち合わせを終えたローガン様ご夫妻は、
「家の基礎のことやブレーカーのことまで聞かれるとは!素人では思いもよらない情報が必要なんですね。図面など、事前の準備が大切だな、と感じました」とひとこと。
しかし「どうしても譲れない点以外は、プロが見て最適と思われる方法で進めたい」とお考えだっただけに、「いろいろ勉強にもなり、よい方法が選べた」と満足されたようです。4月末にはいよいよ工事がスタート。工事中、実際の生活はどうなるでしょうか?

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