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第3回 大工事にはなったけれど、仕上がりには大満足

床暖房 モニターレポート

無垢材の弱点をカバー エアコン連動タイプで快適に

今回のポイント

数度の床板のリフォームを重ねてきた西尾様邸のリビング。
どのような施工を行うのか、床板の状態の確認から工事はスタートを切りました。
気になる床の状態は?無垢材ならではの注意点とは?
いくつかの課題もスムーズに乗り切ることができた工事のポイントをレポートします。

西尾様邸プロフィール

お気に入りの空間をくずすことなく、より快適な生活を送りたい。

こだわり

  • リフォーム空間
  • 床材(無垢)
  • ランニングコスト
  • 設置:リフォーム
  • 家族:ご夫婦
  • 広さ:19m2(約11.5畳)
  • 熱源:電気・ガス・灯油
  • 住所:東京都大田区
  • 工事:ダイキンエアテクノ
  • 暖房:Before電気・灯油After電気(ヒートポンプ式)

工事プロセス

現地調査・打ち合わせ(約1日) 既存床解体工事(約1日)
床工事(約2日) 床暖房パネル敷設・床下配管工事(約3日)
床張り工事(約2日) クリーニング・完成・引渡し(約3日)

下地部分から床を張替え、長い年月で生まれた傾斜も解消

工事が始まってまずチェックが入ったのは、リフォームの繰り返しでわからなくなっていた床の状態。するとなんと、部屋の両端で20mmもの傾斜があることが分かったのです。
そこで工事も、下地を支える根太の部分から組み直すことに決定。
予想以上に大がかりになり、工事期間についても予定より少し長くかかることになりましたが、その分、予め下地の厚みの分だけ根太を下げることができ、床の高さが変わる心配はなくなりました。
同時に床下には、今まで入っていなかった断熱材もセット。
これで温水パネルの熱が床下に逃げるのを防ぐことができ床暖房の効率もアップします。
床暖房の設置が、何かと古くなっていた基礎部分に手を入れるよい機会にもなったというわけです。

手間と時間がかかるのは、無垢の床材なればこそ

キッチン周りに敷設された温水パネル

パッキンを入れながら施工していく

根太、断熱材、下地の施工が終われば温水パネルの設置。
床部分を一から作り直す形となったため、既存の重要な構造部分に傷をつける心配はなくなりました。
また、床の高さの調整が可能となるため、建具のサイズ調整も不要に。
こうして施工はかえって容易になりました。
配管に基礎部分の換気口を活用する以外は、ほぼ新築時の床暖房工事と同様です。
パネルの敷設が終わればいよいよ床材ですが、
西尾様邸の場合は無垢材のため、さまざまな工夫が必要です。
たとえば、湿気で膨張しやすい無垢材は、膨張したときのための遊びが必要。
そのために、敷設する無垢材の間に薄い板状のパッキンを入れ、膨張したときの余裕を持たせながら施工していきます。
施工が全て終わったあとでパッキンを取り除きますが、薄いパッキンのため取り切れない部分が残っても、「使用するうちに床材が動き、自然と浮き上がってきて取れます」
と工事担当者より説明があって西尾様もひと安心。

また、床材数枚分が一枚にまとまっている合板と異なり、無垢材は細長い板を一枚ずつ並べることになります。
接着剤を使わずはめ込むように施工していきますが、これも膨張を考慮してのこと。こういった丁寧な施工が必要なため、合板よりはどうしても施工に時間がかかるのです。

普段の生活が出来たので、2週間の工期もあっという間

心配された作業スペースについては、室内を最大限に活用し、少しずつ資材を動かしながら作業を進めることで解決。
室外機の設置については、外壁と塀の間でどう運び込むかが課題でしたが、職人さんが二人がかりで塀より高い位置まで持ち上げて角を回り込み、何とか所定の場所に収めることができました。

床下収納からキッチン側の断面をチェックする三橋氏

こうした作業を重ね、最終的に工事にかかった期間は約2週間となりました。しかし西尾様ご夫妻にとってはむしろ「こんなに早くできるの?」といった印象だったそう。
その理由は、工事中、ほぼ通常通りの生活ができたことでした。

まず、荷物の移動が最小限ですんだこと。
テーブルなどをご夫妻自身で2階に運んだほかは、食器棚や冷蔵庫などの大型家具は施工場所に合わせて少しずつ移動しながら作業することに。
家財道具を預ける手間や費用も省けました。

工事中は、共働きのご夫婦が出勤した直後に職人さんが来て作業に入り、夕方鍵をかけて帰った後に奥様が帰宅する、という毎日。「冷蔵庫は常にコンセントにつながれていて、料理なども普通にできたし、全く違和感なく生活できました」と奥様は振り返ります。

唯一心配されたのは、ご夫妻が在宅時に行われたトイレ部分の施工。
1階の床はトイレも含めひと続きになっているため、
こちらの床も張り替えることになったのです。
便器が取り外され、ご夫妻も驚かれたようでしたが、
工事時間は約2時間と短く、使用に支障が出るほどではありませんでした。

リフォームの場合、工事期間中、仮住まいが必要ですか?

対応の柔軟さと一歩先行く提案に感謝

すでにリフォームを経験済みの西尾様でしたが、そのときの経験と比べても
「ダイキンエアテクノさんには常に一歩先をゆく提案をしていただいて本当に助かった」と喜んでくださっている様子。

たとえばキッチン部分に入る温水パネルの範囲。
当初は、シンク前の足元だけの設置予定でしたが、「床下収納の位置を変えてもよければ、ダイニングテーブルの下にもパネルを入れられますよ」というダイキンエアテクノ側の提案で、設置範囲を広げることになりました。

「何かというと『うちではここまでしかできない』といわれるようなやりとりは非常にストレス」という奥様にも、今回はそんなストレスは一切なし。資材も毎日きちんと片付けられていて、工事途中の室内で過ごすのも不快感とは無縁で、ご夫妻ともに「サービスの質が高い」とたいへん満足してくださいました。

健康的で柔らかな暖房に感激。今から冬が待ち遠しい!

試運転では、「下から上がってくるような温かさ」(ご主人)、
「温かさの質が柔らかい」(奥様)と初めての感触に大喜びのお二人。
暖まってくるとかすかに木の香りが漂うように感じられるのも無垢材ならでは。「体にいい感じがする」と好評です。
「見た目も思っていた以上にいい。
肌触りもよくて、ゴロンと横になるのも楽しみです」と、 ご主人は早くも冬が待ち遠しい様子。

直前の提案で急遽ダイニングスペースまで広がった暖房エリアについても、「今まで、冬はリビングで食事をしていましたが、これならダイニングで食事ができる」と、とくにご主人は嬉しそうです。

引渡しでは、壁面に設置された床暖房のリモコンの見方と操作を中心にレクチャー。床材が標準よりも厚く、暖まるまでに時間がかかると予想されるだけに、それまでの時間をエアコンの暖房機能で補う、床暖房とエアコンの連動機能についても丁寧な説明が。
「せっかくの連動機能なのだから、使わない手はないよね」とご夫妻も楽しそう。

「ほっとく~る」のエアコン連動機能について詳しく知りたい

もちろん、ホッとく~るはエアコン単体でも使うことが可能。
冬の床暖房との連動だけでなく、これから迎える夏場には、冷房機能が大活躍してくれそうです。
リモコンの説明を受けながら、「結構細かい設定ができるんだ」とうなずくお二人ですが、とくに強い冷房の苦手な奥様は、穏やかに室内を冷やす「健康冷房」機能が気に入られたよう。この夏の冷房効果に期待が高まります。

床暖房とエアコンの同時運転とは何ですか?

掲載内容は取材当時のもので、現在提供されている製品・サービスと異なる場合があります。予めご了承ください。

ご採用の製品

エアコン連動形 床暖房 ホッとく~る

「ホッとく~る」は、エアコンと床暖房がかしこく連動する、まったく新しい冷暖房(床暖房)システムです。

床暖房システム ラインアップ

床暖房パネル ラインアップ

パネルヒーター

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