長年ダイキンが取り組み続けている「ヒートポンプ」について、ここではわかりやすくご紹介します。
暑い夏、エアコンがどうして部屋を冷やせるか、ご存知ですか?
簡単にいうと、部屋の空気の中からエアコンが熱を集めて外に逃がし、熱を取った涼しい空気を部屋に送り込むから。
すなわち、空気中の熱エネルギーをポンプのように汲み上げて、建物の中や外に移動させているのです。
つまり「ヒートポンプ」とは、空気中の熱エネルギーを引き出して移動させることで冷却や加熱を行う“熱ポンプ”のことなのです。
省エネで環境にやさしい給湯機エコキュートに使われているヒートポンプは、エアコンと同じ原理。
「ダイキンエコキュート」はもちろん、他メーカーのエコキュートにも利用されている技術なのです。
ダイキンが日本で初めて※1パッケージエアコンを開発したのは1951年。
以来、空調のリーディングカンパニーとして、ヒートポンプ技術に取り組み続けてきました。
1985年(昭和60年)には、ヒートポンプ式冷暖房・給湯マルチシステム「トリオシステム」を開発。
これは熱エネルギーをムダなく効率よく利用する、現在の「ダイキンエコキュート」の基となる製品です。
そして、2002年2月に、自然冷媒(CO2)・ヒートポンプ給湯機「ダイキンエコキュート」を発売。
エアコンで培ったノウハウを注ぎ込んだ「ダイキンエコキュート」は、製品ラインナップも拡大を続け、絶え間なく進化を続けています。
1985年(昭和60年)、ダイキンは業界初のヒートポンプ式冷暖房・給湯マルチシステム「トリオシステム」を発売しました。
「トリオシステム」は、熱エネルギーをむだなく効率よく利用する、現在の「ダイキンエコキュート」の基となる製品です。
快適な環境をつくる冷房と暖房。
そして暮らしの血液といわれる給湯を、1台のヒートポンプユニットで実現させたこのシステムは、当時、都心に生まれつつあったオール電化の超高層マンションにも多数採用されました。
(注)現在はトリオシステムを発売していません。
2000年より、ダイキンは長年蓄積してきたヒートポンプ技術を活かし、より少ない電力でお風呂やキッチンの給湯をまかなう「ヒートポンプ給湯機」の製品化に取り組みました。
すでにダイキンが特許を取得していた「スイング圧縮機」が、エコキュートで使用する自然冷媒CO2に適したコンプレッサーであったため(エコキュートのヒートポンプユニットに内蔵)、開発はテンポよく進みました。
開発した試作機を、全国各地のご家庭にお願いして、使用テストを実施。 外気温の低下する冬場の給湯性能や、家庭により異なるお湯の使い方に応じた運転状態などのデータを集め、それらを元にさらに改良を加えて、製品化をめざしていきました。
そして給湯機としての性能を十分確認したことで、2002年2月に「ダイキンエコキュート」の発売を開始しました。
以来、自然冷媒(CO2)・ヒートポンプ給湯機ダイキンエコキュートは、発売と同時に数多くのご家庭でお使いいただくようになり、省エネルギーや地球環境保護への意識が高まる中で、製品ラインアップも順調に拡大を続けています。
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