ページの本文へ

トップ
製品情報
個人のお客様
法人のお客様
法人のお客様
法人のお客様 トップ
空調製品・ソリューション
サポート
購入を検討中のお客様
購入をご検討中のお客様
購入をご検討中のお客様
相談する
ゴールデンウィーク休業のご案内

2025年5月1日(木)~5月6日(火)は休業とさせていただきます。
休業期間中もメール問合せを受付けておりますが、回答は休業明けに順次ご連絡させて頂きます。

ショールームで相談・体感
ダイキン空調事業グループ会社
製品をお使いのお客様
販売店様・工務店様 製品情報 企業情報 お問い合わせ(総合) サイトマップ

ケース1 / 大阪の3階建て住宅

第1回 建築家インタビュー
狭小住宅にも、「中庭」は作れる。
そこを核に、風と光を通す。

建築家:水谷嘉信氏(水谷嘉信建築設計事務所)

リノベーションは、医療に似ています。
悪い箇所を見つけ、治して生き返らせるから。

「家を初めて見た時、“ひらめき”があるのです。」

「“ひらめき”の元となっている『心ときめくもの』だけを残して大胆に整理し、改造していく。それが新築にはない、リノベーションならではの醍醐味ですね」

そう語るのは、狭小住宅から集合住宅、店舗まで、豊富なリノベーション設計の実績をお持ちの建築家、水谷嘉信氏。

水谷氏にとって、リノベーション設計とは「医療に似ている」ものなのだとか。

なぜなら「診断して悪い箇所を見つけて、治す」から。

「たとえば長年の居住で、家にはモノが増え、あふれてきます。そんな場合、よく施主さんからは、モノが多くなったので部屋を増やしたい、というご要望があるのです。

しかしモノのために増やす部屋は、部屋ではなく物置き。部屋としては死んでいる…そう私は思っています。

部屋はモノではなく人のために存在して初めて、生きるもの。
私は家や部屋を、生き返らせたいのです」

風と光を、家の中に大胆に取り込むことで住む人に快適な、
”生き返った”家になる。

では、“生き物”としての家にとって、もっとも重要なものは何なのでしょうか?

水谷氏は明快に「風と光を取り込むこと」と、即答されました。

「物置のような死んだ部屋は、まず空気がよどんでいます。だから暮らしぶりなどをお聞きし、不要と思われるものは整理します。

最初に見て『この部屋はいらないな』と感じたら、大胆に整理します。そうして、風と光の通り道を作っていくのです」

水谷氏の設計に共通するのは、風と光を家の隅々まで届かせるためのアイデアがあふれている点。そのひとつが「中庭」の存在です。

狭小住宅でも、中庭を作る工夫がなされています。

「見るだけの中庭を作る方もいますが、私は、中庭は“外にある部屋”だと思うんです。私は風が通るように、全面開放でき、内と外がつながり一体になる、そういう中庭を作るようにしています。

だから風や光を遮るものがあってはならない。住宅のリノベーションとは、つまりが空気のリノベーションでもあるんです」

風と光を大胆に取り込んだ、水谷氏の作品

中庭と水盤のある家

敷地中央に大胆に中庭を配置。住む方は、そこを通って家に入っていきます。中庭には大きな水盤があり、その水面に反射した光がリビング天井に映ります。

南側から見た外観。2つの棟に挟まれた部分が中庭。夜などは、この開口部は閉めることができます。

リビングから中庭を望む。中庭の向こうに水盤が見えます。

水盤の水面に反射した揺らぐ光が、リビングの天井に映っています。

中庭と大きなルーバーのある家

家の正面を全面、可動式ルーバーにし、日中は開放し風や光が入り込むように。夜間は閉めることでプライバシーやセキュリティを確保します。

大きなルーバーを配した、玄関口。夜になるとルーバーは閉じることができます。

2階テラスより、内部の部屋を望む。テラスの床はグレーチングになっており、光が1階にまで降り注ぐようになっています。

2階より、ルーバー越しに表を見た様子。

設計事務所名
水谷嘉信建築設計事務所
設計者名
水谷嘉信
所在地
大阪市淀川区西中島1-9-16 ストロングビル801
TEL / FAX
06-6308-0524 / 06-6308-0625
URL
http://www.court-yard.com/

自然の風に、人工の風を組み合わせ、
「空気のリノベ」を、より確かなものに。

風と光の流れを重要視される水谷氏にとって、エアコンや空調はどのような役割を持つものなのでしょうか。

「中庭を中心に、外と内が一体化する家では、風が通ることで部屋を心地よい空間にします。しかし外と内を一体化するといっても夏は暑いし冬は寒い。窓を開け放っておくのも辛い季節ですね。

そんな時、自然の風の流れに代わって人工の風の流れを作る。

それがエアコンや空調の役割だと思います」

水谷氏が、特に設計で積極的に取り入れられているのが、ハウジングエアコン。そのメリットを、こう説明されます。

「壁や天井に埋め込むので、機器が目立たない。内と外との空気感がひとつになるのを損なうことなく、空気のリノベができる」

水谷氏はさらに、もうひとつのメリットも挙げられました。

「天井埋込形や床置形、壁埋込形があり、暮らし方やお部屋の状況に合わせて選べるのもいいですね」

では1回目の最後として、ダイキンのハウジングエアコンを大々的に取り入れた、水谷氏の新しいリノベーション設計について、語っていただきましょう。

中庭から風を取り込み、さらに各階のハウジングエアコンが、
「空気の流れ」をサポート。

今回レポートする、水谷氏の最新リノベーション住宅は、大阪の都心部にある、狭小な3階建て徳山様邸。通常の建築家や工務店なら、最初から「中庭」など放棄してしまいそうですが…

「パッとみた時、不要なものが多いと感じました。風通しや日当たりが良くないとお聞きしたのですが、不要なものを整理すれば、中庭を通して風や光が入る家になると確信しました」

中庭は、住居2階に設置。3階部を吹き抜けとすることで、風と光を取り込むようにしています。また中庭中央に天窓を作ることで、1階まで光が明るく届きます。

「徳山さんに『中庭を作りましょう』と言ったら、『えっ!』とビックリなさっていましたが、やろうと思えば、どこでも風や光の通り道は作れます」

この新しいリノベーション設計の中で、ハウジングエアコンの役割をお聞きすると…

「階や部屋それぞれの役割や、住む方の暮らし方を考え、それぞれにあったタイプのエアコンを選びました」

では、次回は具体的に、今回のリノベーションをどのようにすすめていったかご紹介しましょう。

選び方サポート

関連コンテンツ

ハウジングエアコン/マルチエアコン ユーザーの声 寒冷地編
ダイキンなら入れかえもおまかせ 古くなったエアコン、最新機種に入れかえしませんか?
住まいの設備に関する法令・制度 制度の概要やダイキンの対象商品についてなど、ご活用いただくための情報を掲載しています。
ダイキン延長保証サービス(有償)
修理のご相談

まずは無料でご相談

エアコン・住宅設備の選び方、ご購入から設置の流れなど、
ダイキンの専門スタッフまでお気軽にご相談ください。

ゴールデンウィーク休業のご案内

2025年5月1日(木)~5月6日(火)は休業とさせていただきます。
休業期間中もフォームからのご相談受付、ならびにお電話でのご相談は自動音声による一次受付をおこなっておりますが、回答は休業明けに順次ご連絡をさせていただきます。

休業期間中および休業明けには非常に多くのお問合せをいただく可能性があり、回答までにお時間をいただく場合があります。
恐れ入りますが、予めご了承をお願いいたします。

■修理のお申込みついて

修理のお申込みは当窓口が休業期間中もダイキンコンタクトセンターにて承っております。
修理のお申込みはこちらの修理のご相談・お申込みよりお願いします。

修理のご相談・お申込み
その他のご相談