ZEBとはNet Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略で、建物が1年間で使うエネルギーの量と、建物自身が太陽光発電などで作り出すエネルギーの量を比べて、その差引が実質的にゼロになることを目指した建物のことです。
例えば、建物の断熱性能を高めたり、省エネ性能の高い空調・換気設備を導入したりすることで、エネルギー消費量を削減します。ZEBの取り組みは地球温暖化対策や環境配慮を目的とし、持続可能な社会の実現を目指します。
《ZEBの種類》基準値に対するゼロエネルギーの達成状況に応じて、4段階のZEBシリーズが定義されています。
福岡本社ビルは、ダイキングループ5社が同居するビルとなっています。
昼光センサーによる照明制御システム、日射コントロールのための外部水平ルーバー、断熱強化のためのダブルガラスエアフロー、空調システムなどを採り入れることで、照明や空調などのエネルギー使用量の低減化が図られています。
用 途 | : | 事務所 |
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建物規模 | : | 地上4階建て |
構 造 | : | 鉄骨造 |
延床面積 | : | 2,620m2 |
竣 工 | : | 平成8年9月 |
更 新 | : | 平成29年5月 |
ダイキングループ 大分事務所は、ダイキングループ5社が同居するビルとなっています。
高効率な空調・換気・照明・給湯・昇降機を使用することで、エネルギー使用量の低減化が図られています。
用 途 | : | 事務所 |
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建物規模 | : | 地上2階建て |
構 造 | : | 鉄骨造 |
延床面積 | : | 1,349.10㎡ |
竣 工 | : | 2021年8月31日 |
ダイキンHVACソリューション九州 佐賀営業所は、躯体と屋根断熱強化及び二重サッシ採用による窓断熱強化を図ることで、建物躯体性能アップにより空調負荷を大幅軽減した建物です。
設備面では、LED照明や、超省エネ空調機器、第一種換気システム(調湿外気処理機デシカ・サラビア)、エコキュート等、エネルギー使用量の少ないトップランナー基準設備や、太陽光発電や電気自動車充電設備のような発電、蓄電設備を採用し、「建物+設備」双方で環境負荷低減を図っております。
また、空調機を単相200V機のみで設計したことにより、発電電力の自家消費量を増やし、買電量を減らすことで、火力発電等で生じるCO2発生の削減貢献を目指しております。
用 途 | : | 事務所 |
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建物規模 | : | 地上1階建て |
構 造 | : | 鉄骨造 |
延床面積 | : | 352.50㎡ |
竣 工 | : | 2024年1月15日 |