No.451 一般社団法人 日本血液製剤機構 京都工場様
京都府 福知山市
善意の献血により得られた血液から、治療に有用なたんぱく質を分離・精製し、医療用医薬品として医療機関に提供されている日本血液製剤機構様。その京都工場では、安心・安全を最優先に血液製剤の安定供給と国内自給の達成と、各種省エネ活動や環境課題の解決に向けた積極的な活動に尽力されています。
一般社団法人 日本血液製剤機構一般社団法人 日本血液製剤機構
京都工場長 金井 知裕 様
●1978年に稼働を開始した京都工場は、設置から20年以上経過している設備が多く、経年劣化による効率性の低下、故障のリスクが高まってきたこと。また、R22冷媒使用の機器が多く残っているため更新を計画しました。
●今後の設備更新のためのスペースを確保したいと考えており、モジュールチラーのコンパクト性に着目しました。そんな中、クラボウプラントシステムさんよりご紹介いただいたダイキン・ヘキサゴンフォース32を採用させていただき、既設機(他社製 R22冷媒レシプロ式圧縮機チラー)から設置スペースを半分以下に抑えることができました。
●血液製剤は供給を途切れさせることができません。だからこそ設備の信頼性も重要です。ヘキサゴンフォース32は冷媒系統・圧縮機がそれぞれ4つに独立しているため、バックアップ運転でリスク分散できる安心感と、フロン排出抑制法に基づく定期点検が不要であることも良いですね。
●地球温暖化対策にも取り組む企業として、地球温暖化係数の低いR32冷媒を採用していることも、大きな採用ポイントでした。
ヘキサゴンフォース32(50馬力)7台を、既設機の1/2スペースで設置。
●更新後、特に驚いたのが省エネ性です。低温空調用チラーで約68%、一般空調用チラーで約60%(ポンプ電力除く)の電力使用量削減と、大幅な省エネが実現できました。
●省エネ法の年間エネルギー使用量1%削減をクリアするために苦労しているため、今回の省エネはとても助かっています。
●雪が降るため防雪対策が欠かせない地域ですが、高額な防雪フードではなく、地域特性を考慮した、防雪ネットをご提案いただき満足しています。
水分が多い「べた雪」に有効な防雪ネット。
●既設機では、故障の早期発見のためにポンプ電流などの点検を毎日実施されており、ヘキサゴンフォース32でも点検を継続したいとのご要望をいただきました。既設の中央監視盤にデータを集約することで、点検業務の負担を軽減し、必要なデータを記録できるようにシステム構築させていただきました。
クラボウプラントシステム株式会社
設備部長 田中 俊行 様
大手素材メーカー、クラボウのグループ会社。
クラボウグループ各事業所だけでなく、グループ外の様々な業種の会社様に空調設備からプラント構築までを手掛ける、豊富なノウハウを蓄積した工場エンジニアリングのプロフェッショナル。
一般社団法人 日本血液製剤機構 京都工場様
空冷ブラインモジュールチラー : UWXA150FALZR(50馬力)×4台
2019年8月更新
空冷冷却専用モジュールチラー : UWXA150FAR(50馬力)×3台
2019年12月更新
24時間365日
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