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ルームエアコンを
小売販売される
ご販売店のみなさまへ
家電リサイクル法に基づき正しい処分が定められています。
家電リサイクル法の対象エアコン・確認方法などは下記をご覧ください。
家電リサイクル法における
小売業者の義務
家電リサイクル法では、
小売業者に4つの義務があります。
排出者（消費者等）からの引取義務
- 「自らが過去に販売した家電４品目」又は「買い替えの際に引き取りを求められた家電４品目」は、排出者から引き取りを求められたときは、排出者が排出する場所（排出者の家庭など）で、引き取りを行う義務があります。
小売業者は、小売業者に引取義務がない廃家電４品目も引き取ることができます。ただし、引取義務がない廃家電４品目であっても、引き取った場合には、「製造業者等への引渡義務」が発生します。
製造業者等への
引渡義務
（指定引き取り場所への
運搬・引き渡し）
- 排出者から廃家電４品目を引き取ったときは、指定引き取り場所に運搬し、指定引き取り場所において製造業者等への引き渡しを行う義務があります。
- 指定引き取り場所の確認は（一財）家電製品協会の指定引き取り場所検索より確認可能です。
廃家電の排出者からの引き取りと製造業者等（指定引き取り場所）への引き渡しの実施については、小売業者自らが実施するほか、廃棄物処理法上の収集運搬許可を有する者に委託することもできます。
小売業者が家庭から排出される廃家電4品目の引き取りを行うにあたって、当該地域の一般廃棄物と産業廃棄物のどちらの収集運搬業の許可も有さない事業者に収集運搬を委託した場合、委託先の事業者は廃棄物処理法違反となります。また、家電リサイクル法上の小売業者に該当しない事業者が、小売業者や市区町村からの委託も受けず、一般廃棄物収集運搬業の許可も有さずに、廃家電4品目の引き取り及び引き渡しを行う場合は、当該授業者は廃棄物処理法違反となります。
収集運搬料金の公表義務
並びに収集運搬料金
及びリサイクル料金の
応答義務
収集運搬料金（小売業者の運搬料金）はあらかじめ決めておき、販売チャネルに応じて分かりやすく公表する義務があります。また、収集運搬料金やリサイクル料金（メーカーごとに定められている料金）について問われた場合には、応答する義務があります。
家電リサイクル券の
交付・管理・保管等義務
排出者から廃家電４品目を引き取ったときは、家電リサイクル券に必要事項を記入し、排出者控えを排出者に交付する義務があります。また、指定引き取り場所において引き渡しを行った際に指定引き取り場所から家電リサイクル券の回付片を受け取り、３年間保管する義務があります。
出典：「家電リサイクル法上の小売業者の義務について」（経済産業省）（https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/kaden_recycle/
shiryousyu/duties_of_retailers.pdf）をもとに当社作成
家電リサイクル券について
家電リサイクル券は（一財）家電製品協会「家電リサイクル券システム」の
会員か非会員かによって、扱える家電リサイクル券が異なります。
入会に関しては、（一財）家電製品協会の「家電リサイクル券センター」へお問い合わせください。
家電リサイクル券システム未入会店が家電リサイクル業務を行う場合は、郵便局に備え付けられている「料金郵便局振込方式」の家電リサイクル券をご使用ください。
（一財）家電製品協会 家電リサイクル券センター料金郵便局振込方式(外部サイト)
「料金郵便局振込方式」の家電リサイクル券
家電リサイクル業務を行う場合には
「料金販売店回収方式」をご使用ください。
料金販売店回収方式(外部サイト)
「料金販売店回収方式」の家電リサイクル券
エアコンの引き取り･引き渡しを行う際の注意点
エアコンの引き取りを行う際
- 家庭用エアコンには、室内外ユニットや接続配管の中に相当量の冷媒フロンが封入されており、そのまま配管を外してしまうと、冷媒フロンが大気中に放出され、オゾン層破壊や地球温暖化の原因になります。
室内外ユニットの取り外し前にポンプダウン作業が必要です。 - 小売業者自らが取り外しを行う場合だけでなく、配送業者（工事業者）に委託する場合も、ポンプダウン作業の徹底を指導することが必要です。
- ※
- 何らかの理由でポンプダウンができない場合は、必ず太管側（ガス側）と細管側（液側）のバルブを両方全閉にしてから、接続配管を取り外してください。
このとき、室内機と配管に蓄積されている冷媒フロンを冷媒回収装置で回収するように努めてください。
ポンプダウンの一般的な作業方法及び各メーカーが案内している作業方法については、下記ホームページをご参照ください。
JRAIA 日本冷凍空調工業会 ポンプダウンの一般的な作業方法(外部サイト)ルームエアコン（室外機：R224ARS） ポンプダウンの作業例
-
液閉鎖弁、ガス閉鎖弁の弁ぶたを外す。
-
-
次の方法で、強制冷房運転を行う。
-
室内ユニットの運転／停止ボタンを5秒以上押し続ける。
- 「ピピッ」と鳴り、運転を開始します。
- 強制冷房運転は約15分で終了し、自動的に停止します。
強制的に運転を終了させたいときは室内ユニットの運転／停止ボタンを押してください。
5～10分後、液閉鎖弁を六角レンチを使って閉じる。
2～3分後、ガス閉鎖弁を閉じる。-
強制冷房運転を停止します。
警告
警告
- 冷凍サイクル内に空気などを混入させない。
- ポンプダウン作業では、冷媒配管を外す前に圧縮機を停止する。
（圧縮機を運転したまま、かつ閉鎖弁（バルブ））開放状態で冷媒配管を外すと空気などを吸引し、冷凍サイクル内が異常高圧になり、破裂やけがなどの原因になります。
当社の家庭用エアコンポンプダウン作業に関しては、技術資料が検索できる「D-SEARCH」よりご確認ください。
生産終了などにより不明な場合は、ダイキンコンタクトセンター(お客様総合窓口)までお問い合わせください。
エアコンの引き渡しを行う際
指定引き取り場所で製造業者にエアコンを引き渡す際、引き渡せるものと引き渡せないものがありますのでご注意ください。
エアコンと一緒に引き渡せるもの
- ワイヤレスリモコン(ただし電池は除く)
- 室内機用の取付金具
- 一体型の純正据付部材
- 商品同梱の工事部材
エアコンと一緒に引き渡せないもの
- リモコン用電池
- 別売りのドレンパイプ、配管パイプ、渡り線及び配管カバー(スリムダクト等)などの工事部材
- 室外機の置き台および屋根
- 取扱説明書等の印刷物
- ヒートポンプ給湯機のヒートポンプユニット(エアコンではありません)
- 外付けのコインボックス
