オシャレなお部屋にしたいけど、インテリアをどう選べばいいのか分からない。
何となく空間にまとまりがない。そんなお部屋づくりに関するお悩みを持つ人も多いはず。
そこで今回は、そんな人たちの代表として、
インテリアに人一倍関心をお持ちのご夫婦が、日頃のお悩みをインテリアの専門家に相談!
インテリア選びのコツやアクセントカラーの取り入れ方など、
お部屋づくりに役立つ情報を教えてもらいました。
ダイキンから新しく登場した、色と質感で選べるエアコン「risora (リソラ)」を
効果的に取り入れたお部屋づくりについても詳しく解説していただいたので、ぜひ参考にしてみてください。
エアコン本体の厚みが非常に薄く、お部屋に設置したときのスッキリ感が特長。また、シンプルながら多彩なカラーや質感のバリエーションがあり、「デザインで選べる」というこれまでには無かった新しい発想のエアコンです。
kayoさんご夫婦は、家を新築されたばかりと伺いましたが、建てられたのはいつ頃でしょうか?
- kayoさん
- 1年半くらい前ですかね。家づくりなんて初めてだったんで、わからないことだらけでした。だから、あらゆる工務店やメーカーをまわって、お願いする会社を慎重に選びました。
- ご主人
- 工務店を決めてからも、プランづくりにかなりこだわったから、もう来るなって言われるくらい何度も通ったよね(笑)
そこまでこだわって建てられたお家ですが、
住み心地はどうですか?
- kayoさん
- シンプルで明るいお家にしたかったんですけど、こだわった甲斐あって理想通りの家が完成しました。住み心地も抜群です!
- ご主人
- 僕もまいにち快適に過ごしています。
- 先生
- kayoさんのInstagramを拝見しましたが、確かにシンプルでスッキリした素敵なお家ですよね。
小島先生は、これまで数多くの相談に乗られてきたと思いますが、
どういった相談内容が多いんでしょうか?
- 先生
- 新築やリフォーム、引っ越しの際の家具のコーディネートから、企業の福利厚生施設やレストラン、病院にサロン、あとはキャンピングカーの内装とかまで、いろんなお話をいただきます。一般のお家でも、家の中だけじゃなくてお庭や玄関まわりなどの外構まで、幅広くお手伝いさせてもらっています。
- kayoさん
- すごい幅広さ!インテリアコーディネートって、お家の中のことってイメージでしたけど、お庭とか外のことまで手掛けられてるんですね。
- 先生
- 家の中の印象がインテリアひとつで大きく変わるように、家の外の印象も植栽ひとつで大きく変わったりしますからね。勉強するのは大変ですけど、おもしろいですよ。
インテリア選びのポイントは、
○○を揃えること?
今のお家のインテリアを選ぶときに、kayoさんご夫婦が心がけたことって何かありますか?
- kayoさん
- 「シンプルで明るい家」がテーマだったので、インテリアも部屋が明るくなるようなものを選ぶようにしていました。たとえば、私は木の素材が好きなんですけど、色味の濃いウォールナットじゃなくて、明るいオークの方を選ぶという感じです。シンプルな北欧テイストをめざしています。
お部屋づくりを進めていく中で、何かお悩みが出てきたそうですね?
- kayoさん
- 実は、食器棚は家を建てる前から持っていた木の棚を使うことにしたんですけど、家が完成して実際に置いてみると全然キッチンに馴染まなくて。キッチンの棚や冷蔵庫は白いので、木の食器棚だけが浮いてしまったんです。
- 先生
- 空間の中にひとつだけ違う色があると、どうしてもそこに目がいってしまうから浮いて見えるんですよね。
- kayoさん
- 今は応急処置として、白いリメイクシートを上から貼っているんですけど、いずれは買い変えたいなぁと思っているんです。でも、ほしいなって思う食器棚は木を使ったものばかりで……。うちのキッチンには、鏡面のようなツルッとした白が多いので、やっぱり木の食器棚は買わない方がいいですか?
- 先生
- 別に木がダメっていうわけじゃないんです。問題なのは色の仲間はずれが起きること。解決策としては、たとえば、食器棚の中に白い小物を入れたり、キッチンのどこかに木の蓋のキャニスターを置いたりして、色がリンクする場所を増やして仲間はずれをなくしてあげるのもひとつのテクニックです。
- kayoさん
- なるほど!そんなやり方もあるんですね!
- 先生
- でも、一番オススメなのは白色の木の棚を選ぶことですね。色を白で統一しておけば、ツルッとしたモダンな質感の中に木の質感が混ざっていても浮いてしまうこともありません。インテリアを選ぶときのポイントは、色を合わせて質感を変えることです。もしくは、質感を合わせて色を変えても統一感が出ますよ。
- kayoさん
- なるべく明るい色を選ぶようにはしていましたが、そこまでは考えていませんでした……。
- 先生
- すでに持っている家具の色や質感を考慮して新しいインテリアを選ぶって、難しいことなんですよね。kayoさんのようにナチュラルな無垢材の棚を見つけて「これ素敵!」と思って買ったのに、置いてみると家にあるインテリアと合わなかった、というようなお悩みはよく聞きます。これは、異なるテイストのアイテムが同じ空間の中でミックスされてしまっているからなんですよね。
アクセントカラーを取り入れて、
空間を明るくしよう。
- kayoさん
- 統一感が大事なのは、よくわかりました!でも、あえて異なる色をアクセントとして取り入れたいとき、浮いてしまわないためのコツはありますか?
- 先生
- お部屋の色の分量で一番多いのは壁紙ですよね。次に家具類、そして小物類。アクセントとして締め色を取り入れるなら、小物類に持ってくるのがオススメですよ。最近、人気があるのは黒色を取り入れるコーディネートです。
- kayoさん
- 黒を取り入れるのにオススメの小物ってありますか?
- 先生
- ポスターのフレームなどがオススメです。それだけで空間に締まりが出ますよ。でも、kayoさんのInstagramを拝見していると、どちらかというとグレーやモノトーンで統一されているので、アクセントになる明るいカラーを取り入れられてはどうでしょうか?
- kayoさん
- たとえば、どんな色が合いますか?
- 先生
- 明るいお部屋の雰囲気を大切にされているということなので、アクセントには黄色を取り入れてみるといいかもしれません。一般的に一番明るい色とされているのが黄色なので、よりお部屋に明るさが加わると思いますよ。
- kayoさん
- 取り入れてみたいです!でも、具体的にどこに入れたらいいんですか?
- 先生
- 一番手軽なのはソファのクッションですね。今はグレーのクッションをお使いですよね。それを黄色に変えると随分明るくなりますよ。それから、壁にポスターが飾ってありましたよね?その絵の中に黄色が入ってませんでしたか?
- kayoさん
- 入っています!
- 先生
- それなら、ちょうどいいですね。さっきも言ったように、一部にだけ違う色を入れると浮いてしまうので。たとえば、花瓶などの小物にも黄色を取り入れて、ポスターとクッションの黄色とリンクさせると、より統一感が出ますよ。ただし、クッションを全面黄色にするなら、花瓶の黄色は一部だけにするなど、メリハリをつけることも大切なポイントです。
- kayoさん
- さっそく、やってみます!
- 先生
- ソファのクッションって意外と重要なアイテムで、空間にリズムを生んだり、季節感を出したりしてくれるんです。たとえば、夏だったらサラッとしたリネンにしたり、冬だったら毛足の長いものにするだけでもガラッと雰囲気が変わりますよ。色を変えずに質感を変えるだけで、手軽に季節感や明るさを調整できるので、ぜひ取り入れてみてください!
意外と見落としがちな、
モノの「出っ張り」感。
小物選びだけでなく、収納家具など大きな家具を選ぶときのコツも教えてください。
- 先生
- 収納家具を買うとき、設置できるかどうか横幅をチェックする人は多いんですが、奥行きは見落としがちなんです。そして、何を収納するのかきちんと決めないまま買ってしまう人も多いので、実際に収納してみると手前にスペースが余ったり、逆に飛び出したりすることがよくあるんですよ。ですから、収納家具を選ぶときは「奥行」と「目的」まで確認することが重要です!
- kayoさん
- 確かに。思い当たる節があるかも。
- 先生
- まず収納の目的を決めて、それに応じた奥行きの家具を検討すること。そして、並んで置く場合は、奥行きをできるだけ揃えて空間をスッキリさせるのが理想ですね。あまりデコボコ出っ張っていると空間を圧迫してしまいますので。
出っ張っていると空間を圧迫するというのは、家電にも言えることですね。特に、インテリアを気にされる方の中には、エアコンの出っ張りが気になる方も多いのではないでしょうか?
- ご主人
- 実は、最近のエアコンはどれも分厚くて、出っ張った印象があると感じていました。うちにあるエアコンも少し圧迫感があって目立っていますね。
- 先生
- エアコンを買うときに、分厚さまで気にされる方は少ないですが、エアコンを壁に設置してから空間を圧迫するような印象を受け、分厚さに気づくケースは多く見受けられます。
スッキリしたお部屋を目指している方なら、risora(リソラ)のようにコンパクトで薄い形状のエアコンを選ばれるといいですよ。空間に溶け込んで、広く感じさせてくれる効果もあると思います。
- kayoさん
- 今のエアコンは食卓からもソファからも見える位置にあるので、risoraみたいに薄くてスタイリッシュなエアコンなら、お部屋もスッキリしそうですね。
- 先生
- さらにrisoraには、7種類のカラーと質感があるので、色んなお部屋に合わせられますね。
もはやインテリアのひとつ?
risoraが持つ魅力。
7種類のカラーと質感をご覧になって、どんな印象を持たれましたか?
- kayoさん
- なんだか、インテリアの一部みたいな感じですね。
- ご主人
- これまでエアコンを買うときって、性能や機能だけを見て選んでいて、色とか質感に着目したことがなかったので、risoraみたいなエアコンだと、部屋がどんな感じになるのかワクワクしますね。
- kayoさん
- エアコンって、どっちかと言うと脇役で部屋の隅っこに設置するイメージだったけれど、インテリアと考えれば目立つ場所にバーンと持ってくるのもおもしろいよね。risoraひとつで、部屋の雰囲気をつくってくれそうだし。
- 先生
- 今までのエアコンは、白色のものが多くて色の選択肢なんてなかった印象でしたが、risoraが出たことで、色や質感のバリエーションで選べるようになったのはすごいことだと思います。
もちろん、エアコン以外にも、オシャレなデザイン家電が最近たくさん出ていますけど、それとも少し違っていて、アート作品を選ぶようにワクワクしながら選べるというか。暮らしに喜びをプラスしてくれそうなエアコン選びができるんじゃないでしょうか。色と質感の選び方次第で、その人らしい空間イメージがつくれると思います。
色と質感から広がる、
その人らしい空間イメージ。
kayoさんは、どの色が一番お気に入りですか?
- kayoさん
- 私はこの布地っぽいファブリックホワイトが好みです!エアコンで布地っぽい質感って他にないですし、ナチュラルな雰囲気の今のお家にもピッタリだと思います。でも、ソライロも捨てがたいなぁ〜。う〜ん……でも、やっぱりソライロは子供部屋に設置したい!男の子の部屋でも女の子の部屋でも、絶対かわいいだろうし。
- ご主人
- 僕はブラックウッドかな。さっきの先生のお話にあったみたいに、まわりに黒の色をリンクさせた部屋だと、かなりカッコいいなと思いました!
先生から見て、お二人の選んだ色はどうですか?
- 先生
- よくお客様から「狭い部屋を広く見せてほしい」という相談を受けるんですね。そういう場合は、やっぱり白系をオススメするので、kayoさんの選んだファブリックホワイトは空間に広がりが出ていいと思います。ご主人のブラックウッドは、最近流行りのインダストリアル系のテイストにピッタリなので、男らしい無骨なお部屋づくりにはオススメです。他にも、オーク材などを取り入れた北欧スタイルと合わせるならソライロもいいと思いますし、フォレストグリーンはボタニカルスタイルにマッチしますね。
- kayoさん
- 今の先生のお話を聞いていて、ソライロは子供部屋って思っていましたけど、北欧スタイルを目指しているうちのリビングにもいいかも!って思いました。その他の色も、アクセントクロスみたいに、アクセントエアコンっていう感じで使えばオシャレだと思いました。
- 先生
- アクセントエアコン、いいと思いますよ。素敵です!
- ご主人
- 僕はツイルゴールドも気になるかな。うちの部屋には難しそうだけど、これも男っぽい部屋に設置するとカッコイイんじゃないかな。書斎とかね。
- kayoさん
- 書斎、ないけどね。
- ご主人
- うん、ないけどね……。
- 先生
- ゴールドは辛口な色にも合わせられますし、馴染ませて柔らかな色にも合わせられます。それに、アクセントにもなる色ですし、難しそうでけっこう万能色だと思いますよ。しかも、risoraのゴールドは、ツイル地の質感がプラスされているので、通常のゴールドよりも生活感もあってライフスタイルにも調和しやすいですし。色や質感を選ぶときは、ライフスタイルからあまり遠ざかってしまわないように選ぶことも重要なんですよ。
- ご主人
- へぇ〜、なるほど。ゴールドって高級感が出過ぎて、リビングには合せるのが難しそうなイメージでしたけど、risoraのツイルゴールドならうちのリビングにも合いそうですね。
先ほどお話にも出てきた「ライフスタイル」という点から考えたとき、どんな色がどんなシーンに合いそうですか?
- 先生
- 緑色や青色は、落ち着いたりリラックスしたりするのに適した色なので、寝室でゆっくり時間を過ごしたい方はフォレストグリーンやソライロを寝室に設置するのがいいと思います。あとは、集中したいときには黒色がいいので、書斎などの作業部屋にはブラックウッドを設置するのもいいと思います。
先生個人としては、どれが一番お気に入りですか?
- 先生
- こんな仕事をしてるのに地味な色が好きなので、普通なら白とかグレーとかを選びがちなんですけど、risoraならツイルゴールドを使って北欧スタイルの部屋づくりがしたいですね。オーク材の色とゴールドは似ているので、ゴールドの小物を効かせながら、うまく色をリンクさせると理想的なお部屋がつくれそうです。
- ご主人
- でも、これだけ色や質感のバリエーションがあると、自分好みのエアコンは見つかるだろうけど、どれを選ぶか絶対迷いますよね。
ご夫婦でインテリアを決める時の決定権はどちらにあるんですか?
- ご主人
- 完全に妻。200%妻です。私の希望を伝えても、最終的には却下されますね(笑)
- kayoさん
- えー、そんなことないと思うけどなぁ。でも、こうやって空間づくりのことを考えてると、またイチから家づくりしたくなってきちゃいますね!
- ご主人
- ちょっと今日の帰りが怖いですね。絶対なにか買わされると思うんですよね。
- kayoさん
- 帰りにクッションは絶対買うよ。ほかに何を買うかも考え中だから(笑)
デザインだけじゃない!
家族にうれしい機能も充実。
家族にとってうれしいエアコンって、どんなエアコンだと思いますか?
- ご主人
- やっぱり機能が充実しているエアコンじゃないですか?家族が長い時間を過ごすリビングに設置するエアコンは、見た目も大事ですけど、機能が充実していないと。自宅で使っているダイキンのエアコンは、風が体に直接当たりにくい機能があるんですけど、家族にとって、すごくうれしい機能だと思います。
それは、「サーキュレーション気流」という機能ですね。天井に沿ってお部屋のすみずみにまで風を届けるから、風が人の体に当たりにくいんですよ。
- kayoさん
- 私はエアコンの風が当たると頭が痛くなるんですよね。だから、ダイキンのエアコンにする前はつけっぱなしにしないようにしたり、風が上にいくように吹き出し口の方向を変えたりしてました。
risoraにも「サーキュレーション気流」は搭載されていますよ。
- kayoさん
- risoraはデザインだけじゃなくて、機能も充実しているんですね。他にも快適な機能があるんですか?
快適な温度としつどをキープしてくれる「プレミアム冷房」という機能もあります。
- ご主人
- 同じ気温の日でも、しつどが高いだけで、なんだかジメジメと蒸し暑いことってありますもんね。しつどのコントロールって難しいので、快適なしつどをキープしてくれるのはうれしいですね。
エアコン内部のカビやニオイを抑制する「ストリーマ内部クリーン」という機能も搭載していますよ。
- kayoさん
- 子供がいるので、エアコンから出てくる空気は気になっていました。目に見えないカビやニオイを抑えてくれるなんて、家族で使うエアコンとして、とても安心できますね。
- 先生
- インテリアに合わせて、多彩な色と質感から楽しみながら選べるという点でも、 risoraはご家族にオススメのエアコンですが、デザイン面だけではなく機能面でも十分選ぶ価値のあるエアコンだと思います。
お子様がいるご家庭では、やはりエアコン内部のカビやニオイが気になると思いますし、女性が過ごす部屋では風がお肌に直接当たるのが気になることも多いと思います。そうしたご家庭のお悩みや使い方に寄りそった機能が搭載されている点がとても良いですね。機能もデザインも両立されているrisoraなら、私もインテリアコーディネーターとして、お客様にオススメしやすいです。
ありがとうございます。お部屋づくりの参考になる、色んなお話が聞けました!
今日は長時間ありがとうございました!