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エコキュートの平均寿命はどれくらい?
寿命の兆候や取り替えのタイミングを解説

エコキュート

エコキュートはオール電化住宅には欠かせない給湯機で、環境にやさしく、省エネ性に優れています。省エネを目的としたZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅の普及も進み、7割近くのZEH住宅でもエコキュートが採用されているようです。

需要が年々増加傾向にあるエコキュートですが、寿命が近づくと交換時期を知らせるサインとして、さまざまなトラブルが生じることがあります。この記事ではエコキュートの平均寿命や、取り替えを検討するべきタイミングなどについて解説します。

エコキュートの平均寿命や寿命に影響する要因とは?

エコキュートは、「ヒートポンプユニット」と「貯湯タンクユニット」の2つのパーツで構成され、一般的な平均寿命はおおよそ10年です。ただし、これはひとつの目安であり、使用頻度や使い方によって寿命となる時期が前後することがあります。また、ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットのそれぞれの平均寿命にも違いがあります。

エコキュートの寿命を知らせるサインとは?

エコキュートの寿命が近づくと、正常に作動しなくなる前に何らかの兆候がしばしば見られます。エコキュートの使用開始から10年以上が経過し、次のようなトラブルが目立ち始めていたら、そろそろ寿命を迎えるサインと言えるでしょう。

エラーコードの表示が出る

エコキュートに何らかの問題が発生すると、エラーコードが表示されることがあります。エラーの内容によっては、取り扱い説明書を見ながらご自身で対応できるケースもありますが、改善しない場合は専門家に相談するのがおすすめです。

お湯が出なくなる・お湯の温度調整ができない

エコキュートの寿命が近づくと、お湯が出なくなったり、お湯の温度が安定しなくなったりすることがあります。その他、お湯の温度が安定しないケースもあるようです。湯切れを起こしていないのに、お湯が出ない場合は、経年劣化による不具合が起きていることが考えられます。お湯が設定温度まで上がらない場合も同様です。

運転音に異常がある

エコキュート使用時の音に違和感があれば、注意が必要です。いつもと違う音がする場合、本体のどこかにトラブルが隠れている可能性があるため、すぐに専門家に相談しましょう。

エコキュートの寿命に影響する要因

エコキュートの寿命は使い方次第で短くなったり、逆に長くなったりすることがあります。寿命を短くする要因には次のようなことが挙げられます。

定期的なメンテナンスや点検を行っていない

メンテナンスを怠ると本体に不具合があっても気づきにくく、そのまま使用を続けていくうちに故障につながる恐れがあります。

環境に適したエコキュートを使用していない

エコキュートには「一般地仕様」、「寒冷地仕様」、「耐塩害仕様/耐重塩害仕様」などの種類があります。お住まいの環境に合わない製品を設置してしまうと、寿命が短くなる恐れがあります。

エコキュートに水質が適していない

水質は地域ごとに異なることがあり、水道水以外(井戸水・温泉水・地下水など)を使用すると、エコキュートの寿命を短くしてしまう恐れがあります。ダイキンでは専門家による水質検査を行っており、独自の水質判断基準を満たしていれば、井戸水や地下水などでもエコキュートをご使用いただける場合があります。

入浴剤

入浴剤のなかにはエコキュートに向かないものがあるため、注意が必要です。メーカーが推奨する入浴剤以外のものを使用すると、ふろポンプや配管などのトラブルにつながることがあるため、入浴剤を使用する際は成分をよく確認するようにしてください。

エコキュートを長持ちさせる方法はある?

エコキュートの寿命を延ばし、できるだけ長くご使用いただくためには、まずプロによる定期的なメンテナンスのほか、ご家庭でも次のようなメンテナンスを日常的に行うことをおすすめします。

  • 貯湯タンクの水を抜く(年に2~3回)
  • 浴槽フィルターをこまめに掃除する(週に1回ほど)
  • ヒートポンプの水抜きをする(年に2~3回ほど)
  • 漏電遮断機の点検をする(年に2~3回ほど)
  • 浴槽のフィルター掃除を行う(週に1回ほど)
  • 配管の清掃をする(年に2回ほど)
  • 凍結防止の確認を行う(冬の間)
  • 逃し弁の点検を行う(年に数回)

また、ダイキンでは、最長で10年間の保証をお受けいただける「延長保証サービス(有料)」をご用意しています。
定期的なメンテナンスに加え、プロの点検や修理を長期間受けられるので安心感があります。

エコキュートの交換時期と費用について

エコキュートに何らかの不具合が発生した場合、修理を依頼するよりも交換した方がよいケースもあります。エコキュートの一般的な耐用年数は10年前後であるため、修理を行ったとしてもすぐに寿命が来てしまい、かかった費用が無駄になってしまうことも考えられます。
また、エコキュートの設置から10年以上が経過していると、保守用の部品類の製造や販売が行われていないことがあります。部品の在庫がなければ不具合が生じても修理できないため、そのような場合も、新しいものへの交換をおすすめします。

エコキュートの交換費用はどれくらいかかる?

エコキュートの交換費用は、メーカーや交換内容などによっても多少異なります。
ダイキン製の場合、交換費用のおおよその目安は50~70万円となります。
機器の寿命ではなく単なる故障だとしても、修理にかかる費用が本体の交換と同等かそれ以上の場合は、交換する方が賢明と言えます。

お客様の設置条件やご要望によって、価格が異なる場合もございます。 詳しくは購入相談窓口(ダイキンカスタマーセンター)

新しいエコキュートを選ぶ際のポイントとは?

エコキュートは、一度設置すれば10年程度は使用するものです。大きな買い物でもあるため、新規でも交換でも機器は慎重に選びましょう。
エコキュートにはさまざまな種類がありますが、選ぶ際に押さえておきたいポイントをいくつか紹介します。

タンクの容量を基準にして選ぶ

タンクによって容量が異なるため、新規で取り付ける際には、ご家族の人数やお湯の使用量などを考慮して容量を選ぶようにしましょう。
使用人数別の容量の目安は、「3~5人用=370L」、「4~7人用=460L」となります。
なお、交換の場合は、基本的にはこれまでと同じ容量のタンクをおすすめしますが、ライフスタイルや家族構成の変化で使用する湯量が変わるようであれば、この際に容量の変更も検討しましょう。

機能性で選ぶ

好みやライフスタイルに合わせて、給湯タイプをお選びいただけます。ダイキン製のエコキュートには次の3タイプがあります。

フルオートタイプ

フルオートタイプは、「ふろ自動ボタン」ひとつでお湯はり・保温・足し湯まで、すべて自動で行い、常に快適な状態に保ちます。

オートタイプ

「ふろ自動ボタン」で設定した湯量、湯温でお湯はりし、保温も自動で行います。足し湯は必要に応じて手動でできるため、足し湯の必要がないときは光熱費が節約できるでしょう。

給湯専用らくタイプ

シンプルな給湯専用タイプで、ご自身で蛇口を回して給湯します。お湯が設定量になると音声でお知らせします。

自宅の設置スペースに合うものを選ぶ

ダイキンのエコキュートには「角型タイプ」と「薄型タイプ」の2種類があり、それぞれ設置スペースが異なります。一般的には角型タイプが設置されていますが、ご自宅の設置スペースが限られている場合には薄型タイプがおすすめです。

まとめ

エコキュートは、適切なメンテナンスや管理を行えば10年程度はご使用いただけます。しかし、使用開始から10年以上が経過した状態で、不具合やエラーなどが多発しているようであれば、交換を検討した方がよいでしょう。
交換する際には、タンク容量や使用地域、設置スペースなどを踏まえて、ご自宅に最適なものを選ぶようにしてください。ご自身で選ぶことが難しい場合は、メーカーに相談することをおすすめします。
ダイキンでは、ご自宅の状況やご要望を踏まえて、機材選びから設置までスムーズに対応いたします。

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