大阪府箕面市 H様邸
納入設備 天井埋込カセット形シングルフロー 1F リビング 壁埋込形 1F 和室
一時期アメリカの厳寒地で過ごされていたH様ご夫婦は、外がマイナス20℃でも、屋内はTシャツで過ごせるといった全館空調の快適さを体感し、日本でも全館空調の家に住みたいと考えていたのだとか。いざ、家を建てるとなって、いろいろな面から検討をはじめると、全館空調の不便さも感じるように。「窓を開けられない生活を強いられる感じがしたんです」と、ご主人。
「エアコンの配置で快適な空調は実現できます」とイムラさんにご提案いただき、おまかせすることにしたそうです。
もともと全館空調のように、室内に出っ張りのない空調を希望されているので、壁掛けタイプではなく、埋込形のビルトインタイプのエアコンを設置することにし、1階リビングには天井埋込形を2台、和室は壁埋込形を設置されました。実際にお住まいになられて、改めて埋込形のエアコンを見て、いかがですかとお聞きすると、「満足です」と、奥様の声。
取材した日は、特に寒い一日でしたが、リビングに設置した2台のエアコンのうち、稼働しているのは1台のみ。イムラさんの住宅の特長のひとつ「吉野杉」の持つ保温効果と相まって、暖かい空間が生み出されていました。さらに、1階の暖かい空気が、中央にある階段から上に回り、2階の子供部屋と寝室のエアコンは、冬場はほとんど使わずに過ごされるそうです。
前はマンション住まいで、子どもが走り回ると、どうしても叱ってしまう。走りたい気持ちもよく分かるのに、階下の方への迷惑を考えると叱らざるを得ない。「それが一戸建てに移る一番の動機かな」と、ご主人。新しい家では思う存分走り回れるほか、外にはぐるっと大きなデッキも設えました。ここでは、エアコン室外機の置き場所もあらかじめ考慮し、子どもの導線の邪魔にならないように設計されたとのこと。外周りもとてもきれいにつくられた大人にも子どもにも嬉しい住宅です。
建物のデザインはシンプルにしたい、エアコンの存在を極力消したいとの要望をいただいた時によく提案します。
お客様の安心感があるので提案しやすいです。
ハウジングエアコンはスッキリしており、デザイン的に喜んで頂けます。例えば、住宅の要望をお聞きする段階で、デザインを重視されるお客様と分かれば空調についてもデザイン性の高いハウジングエアコンを中心に提案致します。
特に今回こだわったのが間接照明を邪魔せず、場所を取らない天井埋込形タイプのエアコンです。スッキリと美しい仕上がりにご満足頂けたので嬉しく思います。
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