私が入社を決めた一番の理由は、空調という側面から地球環境に貢献したいと考えたからです。生活や産業に欠かせない“空気”を制御する仕事は、持続可能な社会を作る最前線にあると感じ、この分野で自分の力を試したいと確信しました。就職活動では、新しい知識を吸収しながら自分自身を磨き続けられる“成長環境”があることを何より重視していました。知人から弊社の社風を聞いた際、ここなら理想とする働き方ができると感じたことが、入社への大きな後押しとなりました。入社前は、専門知識が足りない状態で仕事についていけるか大きな不安を抱えていましたが、先輩方の丁寧な指導や温かいサポートのおかげで、その不安は着実に自信へと変わっています。こうした前進し続ける姿勢の原点は、高校時代のテニス部で培った粘り強さにあります。厳しい練習の中で学んだ“基礎を積み重ね、最後まで諦めない”という精神を大切に、これからも一歩ずつ着実にプロフェッショナルへの道を歩んでいきたいです。
現在は、空調設備の技術計算や、省エネ性能を高めるための補助金活用のご提案、さらに最新知識を共有する勉強会の運営などを担当しています。どれも、お客様にとって最適な空気環境を“数字”と“根拠”で裏付ける非常に重要な役割です。特に補助金の提案などは、お客様のコスト負担を抑えつつ、地球環境に優しい最新設備を導入していただくための大きな鍵となります。専門的な知識が求められるシビアな業務ではありますが、その分、自分が精緻に設計し、提案したシステムが実際の建物に導入されている光景を目にした時の達成感は格別です。
私は日々の業務において、常に「相手の立場で考えて行動すること」を何よりも大切にしています。技術的な仕事だからこそ、独りよがりにならず、お客様やチームメンバーが何を求めているかを汲み取り、迅速な“報連相”を徹底することで、強固な信頼関係を築くことを心がけています。これまでで最も印象に残っている仕事は、既存建物の「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化」に向けた設計や提案に携わったことです。建物のエネルギー消費を実質ゼロに近づけるという高いハードルに対し、ダイキンの先進技術をどう最適に組み合わせるか。試行錯誤を繰り返しながら環境性能を追求した経験は、私にとって大きな財産となりました。将来は、こうした日々の挑戦を通じて専門知識と現場経験をさらに積み上げ、会社や地域社会に真に貢献できる人材へと成長していきたいと考えています。
学生のみなさんへのメッセージ
この仕事に向いているのは、周囲と手を取り合う「協調性」を持ちながらも、いざという時に「自ら考え、行動できる人」だと思います。私自身、その大切さを痛感した出来事があります。入社後、これまで支えてくださっていた出向者の先輩方が現場を離れるタイミングがあり、一気に自分の責任範囲が広がりました。当初は戸惑い、わからないことだらけの毎日でしたが、そこで立ち止まるのではなく、自ら資料やツールを駆使し、周囲に相談しながら一つひとつの業務を完結させていきました。その経験を乗り越えた時、「自分の力で道を切り拓く」という本当の意味での自立と成長を実感することができました。就職活動中は不安になることも多いと思いますが、実際に働いてみると学ぶことも多く、日々自分の成長も感じられます。皆さんと共に新しい「空気の未来」を作れる日を楽しみにしています。