業務用エアコンの設置や買替を検討するにあたって、気になることの一つに「費用」があるのではないでしょうか?費用を知るために見積を依頼しても相場が分からないままでは見積金額が妥当か判断ができませんよね。今回は、業務用エアコンの設置費用の目安や費用が変動するポイント、追加料金が発生するケースについてご説明します。
能力(馬力) | 機器代金+工事代金 (税込) |
---|---|
5馬力以下 (目安:一般事務所 70㎡以下) |
50万円~70万円 |
6馬力以上 (目安:一般事務所 80㎡以上) |
100万円~150万円 |
目安価格についての注意事項
●本価格は目安価格です。詳細については、購入相談窓口(ダイキンカスタマーセンター)へご相談ください。
お客様の状況に合わせた最適プランをご提案致します。
●設置条件や機種、工事内容によって価格が異なります。
例)配管長、室外機設置場所、現場によってはレッカーや足場が必要な場合もございます。本目安価格は、室内機形状、能力に関わらず集計しております。
●本目安価格は、1セットあたりの目安です。
●本目安価格は、機器代金と工事代金を含めた金額です。
●業務用エアコンのラインナップの内、スカイエア(店舗・オフィスエアコン)の目安価格です。
●新規取付、入替に関わらず目安価格を掲載しております。
※2023年4月~2024年3月にお問い合わせを頂き、ご成約となった案件の販売価格を元にしております。
※販売価格は、ダイキンプロショップの申告によるものです。申告額データの上下10%ずつを除いた範囲を集計対象としています。
業務用エアコンの機器代金+工事代金の価格は、5馬力以下(目安:一般事務所 70㎡以下)で50~70万円、6馬力(目安:一般事務所 80㎡以上)で100~150万円が馬力別で見た場合最も多い価格相場となっており、6馬力以上では80~90万円が2番目に多い価格相場となっています。
※馬力は空調能力の目安単位であり、1馬力≒2.8kWとして定められています。
「業務用エアコン(スカイエア)ご購入価格の目安」について詳しくはこちら本体価格は室外機の馬力・性能、室内機のタイプによって変動します。
馬力はエアコンを使用する空間の広さや出入りする人数、使用する業態によっても異なり、馬力の大きさに比例して本体価格も上がります。
また、馬力が大きくなれば室外機のサイズが大きくなり、重さも重くなるので、設置費用も上がります。
買替の場合、今お使いのエアコンの冷暖房にパワーの過不足を感じるようであれば、馬力の見直しもご検討ください。
2台・3台の室内機を1台の室外機で稼働させる「マルチタイプ」の場合、同能力の標準ペアタイプよりも機器代金、工事代金ともに高額になります。ですが、マルチタイプは、小型のペアシリーズを複数台設置するのに比べ、室外機が1台で済むため、省工事・省スペースのメリットも生まれます。
高い省エネ性能やエコ運転や人感センサー付きなど機能性の高い省エネタイプエアコンは、標準タイプエアコンに比べて本体価格は高くなりますが、ランニングコスト(年間電気代)を抑えることができるので、長い目で見れば省エネ性能の高い省エネタイプエアコンがオススメです。
ダイキンの省エネタイプの店舗オフィス用エアコンFIVE STAR ZEASでは、機器のハード面での省エネ設計に加えて、センシング機能や制御技術で、快適でありながら節電に貢献する機能が搭載されています。そのため標準タイプと比べて電気代を抑えられます。
※1.当社試算:当社インバーター機(SYCP112AB、2008年発売)と新機種(SSRC112C)との比較。更新前空調機がメンテナンスを行っていない場合の経年劣化(汚れ等)、1年間フィルター清掃しない場合の目詰まりによる電力量悪化を推定し試算したもの。FIVE STAR ZEASの消費電力はEco全自動運転、フォーシーズン制御、フィルター自動清掃の効果を反映したもの。JIS B8616:2015(東京・店舗)に基づく「APF(2015)算出」における年間消費電力量の削減において。
※2.S-ラウンドフロー、エコ・ダブルフロー、ワンダ風流、シングルフロー、天井吊形に適用。
設置場所の条件と関連する室内機の形状・設置方法が設置費用に影響します。
本体を天井に埋め込むので目立ちません。吹き出し口の位置や数で気流を分散させられるため、店舗内の形やインテリアに合わせた最適な空調環境をつくれます。
重い室内機を天井裏に取り付ける作業に加え、新設の場合で天井にエアコンを埋込む穴が開いていない場合は開ける工事が発生するため、設置費用が他のタイプに比べて最も高額になる場合があります。
天井内の懐が狭くて、天井埋め込み形のエアコンが設置できない、または照明などで天井スペースが限られる空間にも設置できます。
天井に穴をあけずに設置できますが、重い室内機を天井から吊るす作業が必要になるため、天井埋込カセット形に次いで設置費用が高くなります。
設置が手軽で、天井が低く天井埋込形や天井吊形が設置しにくい場所にも置きやすく手入れもしやすい。また床に置くので暖房効果が感じやすくなります。
本体が重いため、壁掛形よりも費用がかかりますが、天井吊形よりは設置費用を抑えられます。
取り付けやすく、手入れも手軽。
住宅用よりは室内機のサイズが大きくなりますが、工事手順や工程が家庭用と大きく違わないため作業が簡素で、業務用エアコンの中で設置費用を最も抑えられます。
業務用エアコンのタイプについて詳しくは
「これで解決!業務用エアコン(店舗・オフィスエアコン)の選び方」設置場所の条件によって工事費用が高くなったり、追加費用が発生するケースがあります。
室外機と室内機を接続する配管の配管工事費は、配管の長さや施工方法で大きく変わってきます。配管が長ければ長いほど、配管材料費、配管施工費、配管に充填する冷媒の費用が多くかかります。
業務用エアコンの室外機を建物屋上や壁面に設置するためにレッカーやクレーン車両を使用する場合、費用が発生します。また、大きなクレーン車両で道路をふさいでの作業となる場合は、工事業者が申請してくれますが道路使用許可証の手配が必要となります。
業務用エアコンに使用される電源は三相200Vの低圧電力がメインになります。新設したい業務用エアコンに適応した電源が設置場所付近に無い場合や、建物の受電容量が足りない場合、通常の電気工事よりも高額になる傾向があります。
エアコン本体の撤去、廃棄費用の他に冷媒配管の洗浄費用、冷媒の処理費用も発生し、エアコンのタイプや台数、標準ペア・マルチなどの種類により数万円~数十万円の廃棄料がかかります。
エアコン設置工事では、天井や壁に開口作業が必要な場合があります。エアコンを設置したい建物が古く、天井材や壁にアスベストが含有されている可能性がある場合、事前調査が義務付けられています。アスベストが含まれている場合は、対策したうえでの作業となるため、アスベスト対策費がかかります。
業務用エアコンの設置は、使用する環境に最適な種類と馬力、設置場所に応じた工事が必要で追加費用がかかる場合もあり、費用はかなり幅があります。
購入・取り替えをご検討の方は、ぜひダイキン購入相談窓口(カスタマーセンター)までご相談ください。
また、ご購入に関する相談だけでなく、ダイキン認定の販売施工店の紹介も承っております。ご相談は無料となっていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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