お役立ち記事
2023.10.1
意外と簡単!空気清浄機のお手入れ
空気をキレイにしたり、しつどを調節したり、快適な空間づくりに役立つ空気清浄機。
その効果を十分に発揮させるためには、必要に応じてお手入れを行うことが大切です。適切なお手入れを行わないと、清浄能力の低下やニオイの原因になってしまう可能性も。
そこで、フィルターやストリーマユニットなど各パーツのお手入れ方法をご紹介します。
機種により、お手入れ方法が異なりますので、まずはお使いの機種名をご確認ください。
また、本記事と併せて取扱説明書もご確認ください。
機種名について
● 機種名にある数字は風量を表しています
機種名に書かれている数字は、最大風量時(ターボ運転) に送り出せる、1分あたりの空気の量(㎥/分)を表しています。
● 数字の前のアルファベットは、除湿・加湿の有無を表しています
MCZ=除湿・加湿空気清浄機(うるるとさらら空気清浄機)
MCK=加湿空気清浄機(加湿)
MC=空気清浄機(標準)
※こちらは一例です。「MC」ではない場合もございます。
● タワータイプとは?
縦に長いタイプを「タワータイプ」と表記しています。
前面パネル
全タイプ共通
【お掃除頻度】汚れが気になるとき
お手入れ方法
水で湿らせたやわらかい布などで汚れをふき取る。
- 汚れがひどいときは、台所用中性洗剤を含ませた布で汚れをふき取ってください。
- 傷の原因になる硬いタワシなどを使用しないでください。
- 水洗いは行わないでください。
プレフィルター
うるるとさらら空気清浄機、加湿70(旧モデル)の場合
【お掃除頻度】約2週間に1度
お手入れ方法
1.掃除機でホコリを吸い取った後、取り外して水洗いする。
- 汚れがひどいときは、柔らかいブラシや台所用中性洗剤で洗ってください。
2.洗剤が残らないように十分すすぎ洗いしてから日陰でよく乾かしてください。
加湿90、加湿70タワータイプ、加湿55、標準55の場合
【お掃除頻度】約2週間に1度
お手入れ方法
1.パネル部分を掃除機で吸い込む。
- プレフィルターは3か所ありますので同様にお手入れを行ってください。
2.汚れがひどいときは取り外して水洗いしてください。
- 洗剤が残らないように十分すすぎ洗いしてから日陰でよく乾かしてください。
【なぜ、お手入れが必要なの?】
ホコリが詰まっていると、空気の吸い込みが妨げられ、空気清浄の能力が低下します。
加湿55、標準55は吹出グリルも併せてお手入れ
【お掃除頻度】汚れが気になるとき
お手入れ方法
水で湿らせたやわらかい布などで汚れをふき取り、水洗いする。
- 傷の原因になる硬いタワシなどを使用しないでください。
- 汚れがひどいときは台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯または水につけおきし、洗剤が残らないように十分すすぎ洗いしてから日陰でよく乾かしてください。
脱臭フィルター
うるるとさらら空気清浄機、加湿90、加湿70(旧モデル)、加湿70タワータイプ
【お掃除頻度】汚れやニオイが気になるとき
お手入れ方法
【汚れが気になるとき】 フィルターを取り外して、掃除機でホコリを吸い取る。
- 加湿90の脱臭フィルターは2カ所(左右)にあります。
【ニオイが気になるとき】 日陰で風にあてる(約1日)
加湿55、標準55の場合
【お掃除頻度】ニオイや汚れが気になるとき
お手入れ方法
枠ごと本体からはずして掃除機でホコリを軽く吸い取る。
全タイプ共通 脱臭フィルターのお手入れの注意点
- ニオイが気になる場合は、約1日、日陰で風にあててください。
- 表面をこすらないでください。
- 水洗いはしないでください。型くずれして使用できなくなることがあります。
※表面が部分的に白く見える場合がありますが、脱臭性能、使用上ともに問題はありません。
※脱臭フィルターの粉で手が汚れることがありますので、手袋の着用をおすすめします。
水洗いしてしまったら
お買い上げの販売店またはダイキンコンタクトセンターにご相談ください。
ストリーマユニット
うるるとさらら空気清浄機、加湿70(旧モデル)
【お掃除頻度】ストリーマランプが点滅したら
お手入れ方法
1.約1時間ぬるま湯または水につけおきする。
- 必ず浴室や台所のシンクなど、ぬれても良い場所で行ってください。
- 汚れがひどいときは、台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯、または水につけおきしてください。
※表面が部分的に白く見える場合がありますが、脱臭性能、使用上ともに問題はありません。
※脱臭フィルターの粉で手が汚れることがありますので、手袋の着用をおすすめします。
2.綿棒で根元から針先へ軽くふき取る。
3.日陰で乾燥。
【なぜ、お手入れが必要なの?】
ストリーマの電極にホコリがたまると、フィルターにキャッチした細菌・花粉・ニオイなどの分解能力が低下!
加湿90、加湿70タワータイプ、加湿55、標準55の場合
ストリーマユニットは「水洗い不可」
水洗いしてしまったら
お買い上げの販売店またはダイキンコンタクトセンターにご相談ください。
水タンク
加湿タイプの場合
水タンクの内側:【お掃除頻度】給水のたび
水タンクの表面:【お掃除頻度】汚れが気になるとき
水タンクのフタのフィルター:【お掃除頻度】フィルターにゴミがたまったとき
お手入れ方法【水タンクの内側】
加湿タンクに少量の水を入れ、加湿タンクのキャップを締めた状態で振り洗いする。
- 汚れが取れにくいときは、やわらかいブラシや薄めた台所用中性洗剤で洗い、洗剤が残らないように十分すすぎ洗いしてください。
お手入れ方法【水タンクの表面】
水で湿らせたやわらかい布などで汚れをふき取る。
- 汚れがひどいときは、台所用中性洗剤を含ませた布で汚れをふき取ってください。
お手入れ方法【水タンクのフタのフィルター】
ブラシで取り除く
加湿90のみ「水タンクフィルターキャップ」は、約1か月に1度、または汚れ、ゴミが気になるときに水洗いをする。
- キャップを取り外し、やわらかいブラシや薄めた台所用中性洗剤で洗い、洗剤が残らないように十分すすぎ洗いしてください。
加湿トレー
加湿タイプの場合
【お掃除頻度】約1ヵ月に1度、またはニオイや汚れが気になるとき
お手入れ方法
水洗いする。細部の汚れは、やわらかい布やブラシで落とす。
- 水垢で汚れているときは、クエン酸を溶かしたぬるま湯、または水に浸したやわらかい布やブラシで水垢を取り除き、水洗いしてください。
ニオイが気になるときは、重曹をご使用ください。 - 加湿トレーをクエン酸や重曹を溶かしたぬるま湯、または水に浸す時は、銀イオンカートリッジが浸らないように気をつけてください。
ヌメリ抑制の効果が得られなくなります。
【なぜ、お手入れが必要なの?】
水垢やカルキが付着したまま運転すると、ニオイの原因となります。
【ご注意】
フロートや銀イオンカートリッジは外さないでください。
- フロートを外すと、加湿運転ができなくなります。
- 銀イオンカートリッジを外すと、ヌメリ抑制の効果が得られなくなります。
加湿フィルターユニット
加湿タイプの場合
【お掃除頻度】約1ヵ月に1度、またはニオイや汚れが気になるとき
お手入れ方法
加湿フィルターのニオイ種類により、クエン酸または重曹を使い分けすると効果的です。
重曹でのお手入れ方法
《使用量》 水1Lに対して、重曹大さじ2杯
- 重曹を溶かしたぬるま湯(約40℃以下)または水につけおきする。(約30~60分)
- つけおき後は、水ですすぐ。
- さらに1時間程度ぬるま湯(約40℃以下)または水につけおき。
クエン酸でのお手入れ方法
《使用量》 水3Lに対して、クエン酸大さじ2杯
- クエン酸を溶かしたぬるま湯(約40℃以下)または水につけおきする。(約2時間)
- つけおき後は、水ですすぐ。
- さらに1時間程度ぬるま湯(約40℃以下)または水につけおき。
【なぜ、お手入れが必要なの?】
水垢やカルキが付着したまま運転すると、加湿量の低下や水漏れの原因となります。
加湿フィルターユニットのお手入れの注意点
- 加湿フィルターは力を加えて洗わないでください。ブラシを使ったり強くこすったりしないでください。(型くずれの原因)
- 加湿フィルターユニットの枠の汚れは、やわらかい布やブラシ、綿棒で取り除いてください。
- つけおき後は、ニオイの発生や変色を防ぐため、キレイな水で十分にすすぎ洗いしてください。(変色してもご使用上問題はありません。)
除湿タンク
うるるとさらら空気清浄機の場合
【お掃除頻度】約1ヵ月に1度、またはニオイや汚れが気になるとき
お手入れ方法
1.水洗いする。
- 汚れが取れにくいときは、やわらかいブラシや薄めた台所用中性洗剤で洗い、洗剤が残らないように十分すすぎ洗いしてください。
2.ふき取る。
【ご注意】
フロートは外さないでください。
- フロートを外すと、除湿運転ができなくなります。
- ご使用環境や水質により、除湿タンクに溜まった水が水垢などにより変色することがあります。
その場合は上記内容にしたがってお手入れしてください。
センサー用空気取入れ口
全タイプ共通
【お掃除頻度】ホコリなどが溜まったら
お手入れ方法
掃除機のすきま用ノズルなどで、センサー用空気取入れ口に付着したホコリを吸い取る。
※うるるとさらら空気清浄機、加湿70は、前面パネルをはずしてください。
※加湿90、加湿55、標準は、プレフィルター(左側)をはずしてください。
※加湿70タワータイプは、プレフィルター(右側)をはずしてください。
ホコリ/ PM2.5センサー用レンズ
全タイプ共通
【お掃除頻度】約3ヵ月に1 度
お手入れ方法
1. ホコリ/ PM2.5 センサー用空気取入れ口のカバーを外す。
※うるるとさらら空気清浄機、加湿70は、前面パネルを外し、左側にあるセンサー空清取入れ口のカバーをはずしてください。
※加湿90、加湿55、標準55は、プレフィルター(左側)のセンサー用空清取入れ口のカバーをはずしてください。
※加湿70タワータイプは、プレフィルター(右側)のセンサー用空清取入れ口のカバーをはずしてください。
2. レンズを乾いた綿棒でふく。
- 内部左側に沿って乾いた綿棒で軽くこする。
- レンズ周辺にホコリなどがたまっていたら、掃除機のすきま用ノズルなどで吸い取る。
3. 確実にカバーを取り付ける。
※カバーが外れていると誤動作の原因になります。
【お手入れにあたってのご注意】
- お掃除する時は感電防止のために必ず運転を止め、電源プラグを抜いておいてください。
集塵フィルター
全タイプ共通
【お掃除頻度】汚れが気になるとき
お手入れ方法
フィルターを取り外して、ホコリを掃除機で軽く吸い取る。
- うるるとさらら空気清浄機はプレフィルターを外したときに見える面、加湿90はツマミがある面、それ以外の機種はツマミが無い面のホコリを掃除機で軽く吸い取ってください。なお、加湿90の集塵フィルターは2ヶ所(左右)にあります。
- 水洗い不可。
- フィルターは破れやすいので十分に注意してください。
- フィルターが破損して、穴が開くなどした場合、ホコリがフィルターを通りぬけるため、集塵性能が低下します。
- 一部、掃除機によるお手入れが不可(お手入れ不要)となっている機種がございますので、取扱説明書にてご確認ください。
水洗いしてしまったら
お買い上げの販売店またはダイキンコンタクトセンターにご相談ください。
ダイキン空気清浄機の詳しい掃除方法はこちら
詳しい掃除方法は下記をご確認ください。
また、CLUB DAIKINに会員登録・ログインしてお使いのダイキン製品を登録していただくと、「My機器リスト」画面からお使いの製品の取扱説明書をダウンロードして頂けますので、そちらもご活用ください。
製品をご登録されていない場合は、この機会にぜひご登録をお願いいたします。
ダイキンホームページでも取扱説明書をご確認いただけます。