お役立ち記事
2023.10.1
ダイキン空気清浄機の掃除前に知っておきたい、やってはいけない掃除方法をご紹介
空気をキレイにしたり、しつどを調節したり、快適な空間づくりに役立つ空気清浄機。
その効果を十分に発揮させるためには、必要に応じてお手入れを行うことが大切ですが、掃除方法を気をつけないと、故障や危険な事態を招く可能性があります。
そこで今回は、まずどんな点に注意してお手入れをすればよいかをご紹介します。
火災の原因や空気清浄性能に影響も! 危険な掃除方法
スプレー類を空気清浄機本体や周辺で使用しない。火災の原因に!
こんなスプレーによる掃除は要注意!
ホコリを吹き飛ばすために、エアダスターを直接、機器に吹きかけたりしていませんか?
また、空気清浄機内やフィルター類に除菌や消臭、殺虫スプレーを噴きかけようとしていませんか?
このようなスプレー類には可燃性ガスが含まれていることが多く、火災の原因になる恐れがあります。
大変に危険ですので、家電製品への使用はお控えください。
スプレー類を使用した拭き掃除も要注意!
空気清浄機本体を拭く場合にも使ってはいけないスプレー類
空気清浄機本体を拭く際に、ベンジンやシンナーは使用しないでください。また手指の消毒にも使われるアルコール類の使用も要注意です。これらを拭き掃除に使用しますと、変形やひび割れなどの故障の原因となるほか、可燃性のため、火災の原因にもなります。使用はお控えください。
機器本体の汚れがひどい場合には、中性洗剤を含ませた布で汚れを拭きとってください。
空気清浄機の運転時に周辺でスプレー類を使用する場合も要注意!
空気清浄機の運転時に、エアダスターや除菌・消臭剤、殺虫剤等を空気清浄機本体の周辺で使用する場合も要注意です。空気清浄機がスプレー類に含まれる可燃性ガスを吸い込み、火災の原因になる恐れがあります。
また、空気清浄機がスプレー類に含まれる成分を検知し、誤作動を起こすリスクがあります。空気清浄機の近くでこれらのスプレーをご使用するのはお控えください。
空気清浄機の掃除前に知っておきたい、基本的な注意事項
知っておくことで、事故や故障の防止につながります。
掃除前の注意点
- 掃除の前には必ず運転を停止し、電源プラグを抜く。(感電やけがの原因)
- ガソリン、ベンジン、シンナー、みがき粉、灯油、アルコールなどは使用しない。(ひび割れや感電、引火の原因)
- 本体を水洗いしない。(感電や火災、故障の原因)
変色や変形を防ぐためにお守りください
- ふき取りは水で湿らせたやわらかい布などで汚れをふき取る。
- 汚れがひどいときは、台所用中性洗剤を含ませた布で汚れをふき取る。
- 洗剤を使用した場合は、洗剤が残らないようにふき取る。
- お湯を使用する場合は、40℃以下にする。
- 硬いタワシなどを使用しない。(傷の原因)
- 直射日光のあたる場所で乾かさない。
- ドライヤーで乾かさない。
- 火であぶらない。
基本は、「ほこりを吸う」「布で拭く」「すすぎ洗い」
加湿に関連する部位(加湿フィルター、加湿トレー、水タンクの内側)とプレフィルター以外は、水洗い、つけ置き洗いは不可。ほこりを掃除機で吸ったり、柔らかい布によるふき掃除が中心です。
定期的に空気清浄機を掃除をすることで、清浄能力の持続やニオイの防止、清潔な加湿の他に、フィルターの目詰まりを防いで清浄スピードや清浄能力の低下を防ぎます。
「水洗い不可」のパーツがあるので要注意!
【フィルター】水洗いできるフィルターと、できないフィルターがあるので要注意!
集塵・脱臭フィルターが水洗いできない理由
●集塵フィルター
水洗いすると集塵性能が低下する原因になるので、水洗いはしないでください。
●脱臭フィルター
水洗いすると型くずれして使用できなくなります。
水洗いしてしまったら
お買い上げの販売店またはダイキンコンタクトセンターにご相談ください。
【ストリーマユニット】タワータイプ、コンパクトタイプは「水洗い不可」
ダイキン空気清浄機の詳しい掃除方法はこちら
詳しい掃除方法は下記をご確認ください。
また、CLUB DAIKINに会員登録・ログインしてお使いのダイキン製品を登録していただくと、「My機器リスト」画面からお使いの製品の取扱説明書をダウンロードして頂けますので、そちらもご活用ください。
製品をご登録されていない場合は、この機会にぜひご登録をお願いいたします。
ダイキンホームページでも取扱説明書をご確認いただけます。
自分で行う空気清浄機 お掃除 Q&A
Q1.万が一可燃性スプレー類を機器に直接吹きかけたり、運転時に周辺で使ってしまった場合、どうしたらいいですか?
A1.速やかに換気を行い、しばらく運転状態にしないでください。
以下の3点に気を付けてください。
●すぐに運転を停止し、電源プラグを抜く。
●お部屋を十分に換気をする(お部屋全体の空気を入れかえる)
●絶対にすぐに機器を運転しない。
こうすることで、可燃性ガスの揮発による火災のリスクを、ある程度軽減することができます。
Q2.プレフィルターに市販の不織布フィルターをつけて運転してもよいでしょうか?
A2.故障につながるリスクがあるため、お勧めしておりません。
市販の不織布フィルターにホコリがたまると、内部フィルターが目詰まりしているのと同じような状態になり、空気清浄機のモーターに負担がかかり異音の発生、風量の低下、清浄スピードの低下などが起こり、故障に繋がるリスクがあるため、お勧めしておりません。
市販の不織布フィルターの使用は要注意!