忙しい現代人の生活にやさしくよりそう家

アルコビ社長

開放感と一体感のための住まいと空調設計

　リビングの大きな窓の外には悠々と広がる田園風景。家中にふんわりとただよう天然木の香り。揺れる炎が美しいペレットストーブ。
この家の建築設計を手がけた株式会社AC15の代表アルコビ・リチャード・ロテムさんは「ストレスの多い現代人の生活に、やさしくよりそう家」と語ります。住まいの設計ではいつも “目線の抜け” を心がけており、間取りについても家族の気配を感じられる一体感を意識しているそうです。
「この家では、リビングと2階に空調を1台ずつ設置し、シーリングファンで家の中全体に心地いい空気がめぐるようにしました。間取りだけでなく、空調でも一体感を感じてもらえるといいですね」。
広いリビングとオープンなキッチンは、友人や親戚を招いて楽しむのにぴったりです。

住まいのトータルプランとして、空調でも新たな価値をご提案

「私たちは建物とともに、家具やカーテン、空調なども提案します」とアルコビさん。住まいとしてトータルにプランニングして、その上でお客様に選んでいただきたいとの考えからです。リビングと2階に設置したrisora（グレイッシュブラウンメタリック）も、お客様に提案できるメリットの1つ。
「最近のエアコンは、形状が前に出っぱっていて、インテリアの中で主張しすぎるように感じていました。risoraは薄型でスタイリッシュ。カラーバリエーションも豊富で、インテリアとのマッチングがしやすいですね。この色を採用したのは、自然素材を多く使っている家の雰囲気に、とてもよく合うと思ったからです」。

　そして、あえて広めにとった洗面脱衣室には、ココタスを。
「ランドリー作業のための家事スペースを設けているので、その時間を少しでも快適に過ごしていただきたいという考えからです。お風呂上がりが涼しくて快適なこともお客様から好評です。今後手がける住まいにも、ウォークインクローゼットや書斎など、お客様の生活スタイルに合わせてご提案していきたいですね」。
「暮らしに新たな価値を提供したい」というアルコビさんの想いは、空調設計にも表現されています。
心に描くのは、ゆるやかに一体感を感じながら、暮らしを大らかに楽しむご家族の姿です。