建築家が提案するこだわりの空調設計
お使いの製品マルチエアコン(システムマルチ) 室外機:4M80CV/4M80CV 室内機:C40HVV-W(床置形)×2台 C32HVV-W(床置形) C40FMV(壁埋込形)
エクステリアを重視するなら、室外機の数を少なくできるマルチエアコン
「エアスタイルコンテスト2008」において 大賞を受賞された『esquina(エスキナ)』。 上階にハウジングエアコン壁埋込形、 下階にハウジングエアコン床置形が 家具的に組み込まれた住まいには、 ダイキンのマルチエアコンが採用されています。 採用理由やその特性などについて、 +BICCAアーキテクツの石橋氏に 設計者の視点から語っていただきました。
ダイキンエアスタイルコンテスト2008優秀賞受賞
『esquina(エスキナ)』を設計
+BICCA architects inc.
設計者 石橋貴行氏
Qなぜ、マルチエアコンを採用されたのでしょうか?
室温や空気感が快適な生活を送ることを考えると、室内に取り付けるエアコンの数は増えるものです。このとき、エアコンと室外機を1対1で取り付けていくと、せっかく新築でキレイな外観をつくっても、バルコニーや庭先、軒先などが室外機だらけという事態に陥ってしまいます。
私は、できるだけエアコンの室外機が建物の外観やエクステリアに影響を与えないようにすることにも気を遣っています。その際に提案するのがダイキンのマルチエアコンですね。
何といっても、マルチエアコンを採用することで、室内機の数に対して室外機の数を減らせますから、エクステリアへの影響を最小限に留められる。さらには、配管などの露出も抑えられます。そういう意味でも、マルチエアコンを採用することは、設計の早い段階で決めました。
Q導入にあたって、工夫したことはありますか?
『エスキナ』では、一部を賃貸にしていることもあり、エアコンの室外機を置くためのスペースには制限があります。しかも、床暖房や浄水器システムなども導入したため、それぞれの大きな室外機も設置しなければなりませんでした。
そのため、それらすべての室外機をまとめて4階のバルコニーに集約して置くように設計しました。この屋外スペースが、もっとも建物の外観に影響を与えない場所だったんです。
特に都心部で考慮しなければいけないことになりますが、住宅街で近隣と密集している場合、お隣の窓の前に室外機が来るような配置もできません。
エアコンの室外機の数が増えれば、それだけ考慮しなければならないことも増えますから、マルチエアコンにすることで室外機が減らせるのは、非常に有効だと感じています。
Qそのほか、今回の物件で、特長的なポイントはありますか?
今回、床置形のエアコンを複数採用し、マルチエアコンにしたことで、冷媒管の処理も効果的に行うことができました。壁面の本棚の中に床置形エアコンを2台設置しましたが、本棚の下にある巾木部分に冷媒管を通しています。
開放的な空間の中での空気の流れを考えてエアコンを分散配置しましたが、室外機の数はできるだけ少なくしてわずかな設置場所で済ませたい。また、極力エクステリアに影響を与えず、目立たないように設置したい。
これらの条件をすべてクリアできるものを考えると、ダイキンのマルチエアコンを選択することこそが、私にとってのベストアンサーだったのです。
壁面の本棚を配管スペースとして有効活用
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