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小能力時高効率型コンプレッサーの定義・判別について

小能力時高効率型コンプレッサーの判別方法は、「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能に関する技術情報(住宅)現行版 第四章 第三節 ルームエアコンディショナー付録B」に記載され、2019年10月より「付録D」にて具体例として当社の「スイング式コンプレッサー搭載ルームエアコンディショナーの判別方法」が掲載されている。

小能力時のエネルギー消費効率を高める手段

〈スイング式コンプレッサー〉(※付録Dより引用)

スイング式コンプレッサーとは、圧縮機構がブレード(ベーン)とローラを一体化することでローラは自転せず、スイングブッシュ(揺動ブッシュ)によりピストンの揺動運動を可能とした構造である。

図 D.1 ロータリー式コンプレッサーの構造
図 D.2 スイング式コンプレッサーの構造

スイング式コンプレッサーの搭載については、その効率向上効果について、以下の文献などで紹介されている。

  • 平成7年度日本冷凍協会学術講演会講演論文集(P.61~P.64)
  • Development of High Efficiency Swing Compressor for R32 Refrigerant, International Compressor Engineering Conference at Purdue, July 14-17, 2014
  • 冷凍空調技術者のための冷媒圧縮機 日本冷凍空調学会 圧縮機技術委員会編

小能力運転を実現する手段

小能力化を実現する圧縮機の低速運転については、スイング式コンプレッサーの型式に合わせて、以下の文献などで示される技術を搭載することにより達成している。

なお、2019年10月以降の圧縮機波形制御技術の実装化により、一気筒式圧縮機においても小能力運転を実現可能となっている。高効率を実現する圧縮機の機構は、スイングコンプレッサーの型式によらず同等の構造を有しており、付録Dにて示されている内容である。

JIS C 9612:2013 付属書Bの方法により最小能力試験を行い、冷房及び暖房の最小能力が、定格能力の10分の1未満であることを当社カタログにて数値記載している。

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