No.592 株式会社 茨城エヤコン 様
茨城県水戸市
株式会社茨城エヤコン
専務取締役 小野瀬匠 様
株式会社茨城エヤコン様は、茨城県水戸市を拠点に空調設備の設計・施工を手掛けられています。近年、工場・倉庫の熱中症対策の依頼が増加する中、冷却効果や風量を自ら体感・検証する場として、自社の倉庫にマルチジェットを導入。実際に設置や運転を行った感想をお伺いしました。
2〜3年前から工場のお客様を中心に、「とにかく作業環境が暑いのでなんとかしたい」というお話が増えていました。茨城には、小さな町工場から大きな工場までたくさんありますが、最近の酷暑もあって『熱中症対策』は、どこの現場でも喫緊の課題だったんです。現場としては、「作業環境が理由で人が辞めていかないように、涼しく快適にしておきたい」という強く切実な思いを持たれていました。
ただ、従来主流だった床置きの大きなエアコンだと、工場内ですでに確立されている動線や作業スペースを奪ってしまうという問題がありました。床に置きたくても置けない、風量や冷え方がどこまで届くのか分からない、とお客様が迷われているケースが多かったのが、これまでの大きな課題でした。
そんな中、以前からお付き合いのある販売店さんを通じて、他社の局所空調の施工依頼を受ける機会があったんです。実際に現場を見る中で、「やはりこういう高い位置から狙って冷やす大空間空調の需要がすごくあるんだな」と身をもって実感しました。
ちょうどそのタイミングで、ダイキンさんから新しく「マルチジェット」が出るというお話を伺いました。 うちの会社の倉庫も、断熱性がほぼなくて、夏場はすごく暑くなるという、一般的な工場に極めて近い環境です。
であれば、せっかくの機会なのでまずは自社に施工して導入してみよう、と。実際にどれくらい風量が出て、どれくらい温度が下がるのかを自社の環境で記録・体感し、同じように悩まれている工場のお客様に自信を持って「これくらい冷えるんですよ」と実際に見せて発信していきたいと思ったのが、今回の導入の決め手ですね。
施工にあたっては、自社の電動リフターを活用し、安全を最優先にした確実な体制で高い位置へしっかりと設置を行いました。冷媒配管やドレンの取り出しといった基本施工に関しても、特に滞ることはなく非常にスムーズに完了しています。またダクトに関しては、卸屋さんにご協力いただきながら現場環境に合わせた最適なサイズをスピーディーに調達・加工できたため、コスト面を最小限に抑えられたのも大きなメリットでした。
実際に稼働させてみて驚いたのは、その圧倒的な風量と確かな冷却能力です。20℃設定でしっかりと冷たい風が手元まで届き、広い空間でも十分に冷えることを実感しています。風の出方のバリエーションも非常に魅力的です。ダクトを装着すれば、冷やしたい直線方向へピンポイントで力強い風を届けることができますし、逆にダクトを外せば、空間全体へふわっと心地よく冷気が広がっていきます。うちの倉庫のような規模であれば、ダクトなしの状態でしばらく運転しておくだけでも空間全体が心地よく冷え切るため、マルチジェットが持つポテンシャルの高さを改めて思い知らされました。
これから夏に向けて暑い日も増えてくると思うので、より効果を感じられるんじゃないかと期待しています。また、実際に風量や温度の計測を行い、データをとることで、客観的に数値としてお客様への提案に役立てたいと思っています。
また、導入前に少し気にされる方の多い「運転音」に関しても、他の機械や設備が常に稼働している実際の工場環境であれば、まったく耳に障らないレベルで自然に馴染んでいます。実際にお客様からも音に関する懸念や不満の声は一切上がっていません。何より、頭上のデッドスペースを有効活用して設置できるため、工場内で最も重要視される「現場の作業動線や貴重なスペース」を一切邪魔しないという点が本当に素晴らしいと感じています。
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