No.531 株式会社エネコム 様
広島県広島市
通信事業と情報システムを主な事業とする株式会社エネコム様。中国地方5県に100以上の通信局舎を保有され、法人・個人問わず多くのユーザー様にインターネット接続や通信環境をご提供されています。そして今回、通信局舎の空調管理・省エネ化のために「DK-CONNECT」を採用。実際に使ってみた感想や導入の経緯についてご担当者の方々にお話をお聞きします。
ソリューション技術本部 ネットワーク設備部
ネットワーク第一チーム
マネージャー 塩谷 満夫 様(右)
サブマネージャー 三浦 勲 様(左)
藤井 俊行 様(中央)
通信局舎に設置している空調機の監視は以前から行なっていましたが、異常発報だけで故障しているか、していないかだけがわかるシンプルなものでした。もちろんそれだけでは不具合の原因がわからないので、一度現場に行って原因を確認し、後日また必要な部品を持って修理に来てもらっていました。二度手間になってしまうので、非常に効率が悪かったですね。
それから、建屋内の空調は、1台でも壊れてしまうと建屋内の温度が上昇して、機器の故障にも繋がりかねないので、カバーが効くように全台常時運転しています。ただ、昨今の電気代高騰の煽りやカーボンニュートラルへの取り組みが求められているなかで、室温に応じて運転が自動でON・OFFされるような自動制御ができないかなど、節電・省エネ化に向けて色々と思案していました。
そういった悩みを抱えているなかで、もう少しきめ細かく一元管理するためのツールがないか、省エネが求められるなかで何かしら空調機に対しての対応策がないかと、メーカーさんや施工業者さんに聞いていくなかで、ダイキンさんのDK-CONNECTを教えてもらいました。
最初は自社の独自ネットワークを使って、オンプレミス*でシステム開発することも考えていましたが、クラウドでアプリケーションもできているので導入が楽だったということと、システム開発するよりもコスト・時間ともに抑えることができるので、DK-CONNECTの導入を決めました。
*サーバーやネットワーク機器を自社で保有し、運用するシステム。
DK-CONNECTの導入で、やりたいと思っていた室温に応じた空調の自動制御ができるようになったのは嬉しかったですね。実際に夏場が近づいてきたこともあり、省エネ効果も見えてきました。トレンドグラフ表示で目標温度で運用できているかリアルタイムに把握できるので、とてもわかりやすいですね。
また、異常発生時はメールですぐに通知され、PCでもスマホでも、どこにいても故障内容や過去の履歴も含めて確認できるようになったのはありがたいです。一元管理する画面表示もレイアウトビューで機器の配置がわかりやすいので、視覚的にどの機械に異常があるのかすぐに把握できるようになりました。今までは空調機No.〇〇という表記があっても、それを図面で探して場所を確認するという作業が必要でしたが、DK-CONNECTならどの局舎の、どの空調機かが一目でどういう状況なのかわかるというのがいいと思いました。導入時に社内の運用部隊にもレクチャーを行いましたが、みなさん違和感なく受け入れてくれましたね。
温熱環境トレンドグラフ*
レイアウトビュー*
*画像はイメージです。
年額の費用を支払って、通信局舎の空調一元管理を高度化できるクラウド型サービスを導入するのにすごくいいスタートだったと思います。
今回、試験的に2箇所導入しましたが、今回の結果を踏まえて今後も主要な局舎にまずは展開していき、古い空調機で対応していないものは、更新も併せてしていきたいと考えています。
省エネ化推進・さらなる節電に向けて、これからもDK-CONNECTには期待したいですね。
DK-CONNECT 多物件遠隔監視イメージ
建物全体の温度管理や機器制御など、設備の一元管理が可能。
広い敷地内や、離れた場所にある設備を遠隔から操作でき、
管理の時間を大幅に短縮できます。
大学キャンパスや工場、
店舗チェーンのお客様にも!
24時間365日
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