No.527 社会福祉法人聖心会 大崎太陽の村 様
宮城県大崎市
GHPエグゼアⅢ20馬力2台、25馬力2台で更新。
もともと重油炊きボイラーを熱源とする温水循環によるファンコイルユニット方式の暖房設備を採用していましたが、老朽化が進み配管の水漏れが多発するようになりました。
設備の入替を検討したところ、重油炊きボイラーは世の中の動きであるCO₂削減や脱炭素社会にそぐわないということと、災害発生時も福祉避難所としての機能を維持する必要があることから、停電時も非常用発電機が稼働し消費電力も少ない、LPガス採用のGHPを選択しました。
GHPはメンテナンスが必要なため、今回保守契約も併せてお願いしました。定期的に機器の点検や部品交換を行うことで故障を予防し、性能を維持することで長く使用したいです。
東日本大震災の時は停電が長期化し寒さもこたえたため、空調の重要性を身をもって感じていました。
非常用発電機を導入したことで、停電発生時でも冷暖房や照明を使用できるようになった安心感は大きいです。
事務所、食堂、男子棟、女子棟に非常用コンセントを計6か所設置しました。停電時もパソコンやスマートフォンで情報収集できます。
今までは部屋によって空調の効きに差がありましたが、更新後は温度ムラを感じなくなりました。また、廊下に室内ユニットを設置し、浴室に行くまでの温度差が解消されました。
空気清浄機の設置や換気扇による換気に加え、共用部にUVストリーマ除菌ユニットを設置しました。
各居室の個別リモコンはロックし、ON/OFFコントローラーを導入しました。入居者の誤操作防止と事務所から職員が一括で管理できるため、省力化が図れました。
大崎太陽の村様へは設備入替と併せて災害バルク補助金の活用をご提案させて頂きました。本補助金は「災害発生時に避難困難者が多数生じる施設に対して自衛的な燃料備蓄にかかる費用の一部を補助することで、施設のライフライン機能を維持させること」を目的としています。
この度のご提案では補助金を活用しながら災害時のBCPに焦点を当て、避難所機能を強化することを意識し、停電時でも空調の他に照明や非常用コンセントによる電源確保を行うご提案をさせて頂きました。
今後もお客様負担を軽減しながら災害に強い分散型エネルギーであるLPガスの強みを活かしたご提案を続けて参ります。
室外ユニット GHP 90馬力〈GXUKP560G 2台〉〈GXUKP710GA 2台〉
室内ユニット ラウンドフロータイプ 20台、エコ・ダブルフロータイプ 4台
UVストリーマ除菌ユニット 5台
24時間365日
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