No.494 TEAM BLUE「おうちにかえろう。病院」 様
東京都板橋区
事務⻑ 横井⼤介 様
「おうちにかえろう。病院」様は、⼀般的な治療を⽬的とした病院ではなく、在宅療養の方の一時的入院、急性期病院から地域の住まいへ帰る方の治療の継続とリハビリや、安心してご自宅での生活に移れるサービスの調整を行い、最期まで⾃宅で⾃分らしく暮らしたいという患者様の願いを叶えるために2021年4⽉に開院されました。この度の開院にあたりICTを積極的に活用され、患者様の満足度向上はもちろん医療スタッフの方々の業務効率化にも注力しておられます。
開設にあたり、最先端のツールや技術を採用することを検討しました。例えば、院内にはWi-Fiを導入、スタッフ全員がスマートフォンを携行するなど。そうすることでナースコールもスマートフォンで対応し、必要であれば患者様の状態もカメラで⾒ることができるシステムを導入しました。空調も、このスマートフォンをうまく活⽤できないか?と⾊々と検討していた時に、ダイキンさんから「DK-CONNECT」というシステムをご紹介頂きました。ダイキンさんでも新しいシステムという事で、ぜひ⼀緒にトライしたいとご提案頂き採⽤に⾄りました。
無線ナースコールシステム
病室
一般的な病院では、スタッフステーションの壁面にたくさんのリモコンが並んでいて見栄えが悪いことはもちろん、使い勝手にも課題があります。どこかに集中してリモコンを設置していると移動も必要ですが、DK-CONNECTならどこからでもスマートフォンで操作できるのが便利ですね。その場で解決できるというのは、病棟の職場環境としても良い環境ですし、業務に集中でき、提供する医療の質の向上にも繋がると思います。
全ての患者様が⼀定の温度で良い訳ではなく、日々の体調に合わせて空調環境を変えなくてはならない。だからといって、各室にリモコンを設置して患者様任せにすると適切な管理が難しいという課題が残ります。DK-CONNECTは患者様からの「暑い」「寒い」といったお声に対してスタッフがその場ですぐに対応できる。病院ではこういうシステムが、使いやすいのではないかと思います。DK-CONNECTは操作がかんたんで ON/OFFや温度の設定などは、すぐに使いこなせます。説明しなくても、画⾯をパッと⾒れば直感的に理解できるので。
空調機器の操作はスマートフォンやタブレット端末でも可能
また、管理者としてはスケジュール制御などの細かい設定については、使い始めてから運⽤を見直していく事が重要だと感じています。電気代などのランニングコストを抑えることは経営に直結しますから、運転データを見ながら設定を最適化できることもメリットだと思いました。
空調について我々は、ON/OFFする事しか知らなかった。そういった中に、ダイキンさんが⼀緒に伴⾛してくれた事がすごく有り難かったです。開院前は何から何まで想像で作るので、「このフロアはこういう使い⽅をする」「運営はこうする」と決めていても、実際は違う使われ⽅をしている。空調も、「こういう使い⽅しか出来ません」では無くて運営に合わせて⼀緒に変化をしようとしてくれました。おかげで少しずつ使いこなせるようになってきましたので、将来的にはある程度は自動で運用できるようにして、イレギュラーの場合だけスタッフが対応することで、更に効率化を進めていきたいと思っています。
日本家屋の縁側をイメージした受付・エントランスホール
これからは病院も医療だけではなく、地球環境・エネルギーなどの事を考えなければならない時代がすぐそこまで来ています。ここは我々も専⾨分野ではないので、ダイキンさんの⼒も借りながら、省エネに取り組んでいきたいですね。
「だんだん広場」入院患者さんのリハビリを目的とした機能訓練室
室外機は屋上にまとめて設置
ガラス張りで開放的なオフィス(フリーアドレスフロア)
患者様も利用いただける空間に隣接したスタッフステーション
24時間365日
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