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No.490 タカラベルモント株式会社 TB-SQUARE osaka様

大阪府大阪市

ショールームにおけるCO2センサーと連動した
換気量の自動制御と継続的な運用改善により「省エネ大賞」を受賞

タカラベルモント様は、理美容機器・化粧品やメディカル部門での設備製造販売に加え、サロンの空間設計などの総合提案を手掛けられています。理美容総合ショールーム「TB-SQUARE osaka」は「美の情報発信基地」として、2016年にオープン。教育スタジオやイベントホール、サロンメニュー体験設備や製品展示スペースを備え、多くの理美容関係者が集う施設です。


タカラベルモント株式会社
執行役員 内藤 友博 様

来客者数が日々変動する施設空間の省エネ課題

TB-SQUARE osaka は全館、お客様が過ごす空間です。
ショールームという施設の性質上、お客様の快適性を優先しながら省エネに取り組んできましたが、タカラベルモントが所有する同規模のビルと比較してエネルギー使用量が多いという課題がありました。そこで、ダイキンさんに現地調査を依頼し分析を進めると、ショールームへの来客者数が日によって大きく変動するにもかかわらず、全熱交換器が一律に運用されていることが判明しました。
解決策として、CO2センサーを新たに導入して人の混み具合に合わせた全熱交換器の換気制御と、空調機の運用改善を提案いただき実施しました。


CO2センサーと連動した換気制御とエネルギー管理を導入

これまでは多くの方の来場を想定した全熱交換器の運転を行っていましたが、CO2センサーと連動させることで、来客者数が多い時や少ない時などのCO2濃度に応じて、風量を自動で制御するようにしました。外気導入量を適切に抑えることで、冷暖房効率を改善し省エネを実現しました。
空調機においても高機能コントローラーによる一括管理を導入し、施設状況に合わせて運用スケジュールの設定やデマンド制御を実施しました。また、遠隔監視システムを用いて運転実績に基づいた継続的な運用改善によりエネルギー使用量の削減を実現しています。


取組事例が2021年度
省エネ大賞を受賞!

ショールームとしての快適性を維持しながら、年間で約32%の空調消費電力量の削減と、約24%のピーク電力抑制を達成しました。
これらの取組により2021年度省エネ大賞省エネ事例部門において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。

2017年度4月~3月と2019年度同期間での比較

【導入前】 2017年度(4月~3月) 【導入後】 2019年度(4月~3月)

省エネ効果は全熱交換器の換気制御および空調機の運用改善を実施した後の効果検証です。

設備概要

お客様

タカラベルモント株式会社 TB-SQUARE osaka様

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マーケット

店舗

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