No.474 日本ダイヤバルブ 様
東京都品川区
日本ダイヤバルブ
日本ダイヤバルブ株式会社
管理本部 総務・人事部 総務課
課長 三津谷竜司 様
日本ダイヤバルブ様は、化学、環境、鉄鋼、医薬、発電事業など幅広い分野で扱われる産業用バルブのトップメーカー。
働く人の作業環境改善が叫ばれる中、製品の検品などを行う作業場は、ほとんど屋外に近い環境。
従業員の暑さ・寒さ対策として、アウタータワーを導入いただきました。(2020年12月納入)
※2021年1月に取材。取材時は暖房としてご利用
当工場には吹きさらしの職場が複数あり、以前から真夏の暑さ対策や真冬の寒さ対策の必要性を感じていました。最初は、作業場をビニールカーテンで仕切っていて、普通の天井カセット形のエアコンを入れようとしていたんです。ところが、従業員に意見を聞いてみると、ビニールカーテンの開け閉めが煩雑になってしまうし、カーテン自体をフォークリフト等で壊してしまうリスクが高い、といった声が挙がり、断念しました。「じゃあどうしようか?」と考えていた時に、ちょうどダイキンのショールームでアウタータワーを紹介していただき、暖房もあるということで、納入を決めました。
暖房については、メインの機能ではないということはショールームでも説明があったのですが、「無いよりは絶対良い」と判断し、導入を決めました。 実際、導入後も従業員から「近くに行ったら手を暖められる」といった声も聞いており結構助かっています。
通常のスポットエアコンですと、風を送る範囲が1方向で狭いのですが、アウタータワーは4方向に風を送っているため、より広範囲を冷やせるというのが魅力ですね。スポットエアコンで同じ範囲を冷やそうとすると、4台入れる必要がある。アウタータワーならそれが1台でまかなえます。ドレン排水の場所だけ気を付ければいいのかな、と。
また、キャスター付きですので、設置して思ったより場所が違ったら、動かせばいいだけの話。動力電源も必要なく、製品の形も長細くて邪魔にならないのもよい。こういった設置自由度の高さも魅力でした。
アウタータワーはピンポイントに設置できるのが良いですね。今後導入を増やしていく可能性は十分あると思います。とりあえずは、屋外に近い作業場があるので、そこに今期中にもう1台入れようかなと考えています。設置台数が増えてくれば、「自分のところにも欲しい」という話になってくると思います。
また、倉庫においては、以前は気化式の冷風扇を一部使っていたのですが、水を媒体としているので、サビの原因になるということで使用停止にしてしまいました。当社のバルブ製品は鉄をメインとしているので…。塗装した後はサビ止めしてあるので、大丈夫なのですが、塗装する前の原材料も倉庫に置いてありますので、そういった意味では、アウタータワーを倉庫に入れるというのも、有効だと考えています。
倉庫には全く空調がない。理由は、原料を痛める可能性があるということと、スペースに対して作業員人数が非常に少ないということ。作業員をカバーするだけのエアコンを設計すると、ほぼ1人1台くらいの状態になる。これは費用対効果が低いということで、頓挫しました。そういった意味でも、アウタータワーは費用的にも入れられるんじゃないかと思いますね。
全熱交換器ユニット
ベンティエール 天井カセット形
昨年の夏場は新型コロナウイルス感染症対策の一環として窓開け換気をしていました。従業員は汗ダラダラでしたが、見えないウイルスの脅威から我慢するのは仕方のないことだと思っていました。そんな中、販売代理店の営業の方から、「夏よりも冬の方が室内外の温度差がある」という話を聞き、早急に対策が必要だということで、納入を決めました。冬本番に間に合ったので、よかったです。
事務所への設置はもちろんのこと、更衣室や食堂といった人が集まる場所についてもクラスター対策として全てに設置しました。ダイキン製の空調機と連動や、集中リモコンで一括制御できるのも非常に魅力と感じました。
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