No.473 能登町屋内テニスコート WAVEのと 様
石川県鳳珠郡能登町
能登町教育委員会事務局 山口 竜次郎 様
能登町屋内テニスコート WAVEのと
能登町屋内テニスコート「WAVEのと」は能登町立「藤波運動公園」の敷地内のスポーツ施設。 屋内テニスコート4面があり、天候に左右されず、オールシーズン使用可能です。 全国大会の実績も多数あり、全国から人が集まる機会が今後も見込まれる中、全体の空調がしにくい大空間のスポット的な暑さ対策として、アウタータワーを導入いただきました。(2020年7月納入)
ここ藤波運動公園は、テニスの全国大会を過去にも何度かやっていて、能登町では珍しく全国から人が集まる場所。直近で言えば、2021年度の男子軟式ソフトテニスのインターハイの開催を予定しています。また、大会運営のノウハウがあるということを活かして、将来的には天皇杯・皇后杯の誘致を目標としています。
こういった全国大会が開催されるということもあって、暑さ対策を実施していく必要を以前から感じていました。しかし、こちらの屋内のテニスコートへ空調設備を入れるとなると、かなり大きな空間ですので、ものすごい金額になってしまい、導入に至っていませんでした。
また屋外のテニスコートについても、最近の暑さに観客の方々、スタッフも含め、熱中症になるリスクが高いということで、何かしらスポットエアコンのようなものを今まで模索してきたところでした。そんな中、屋外用のエアコンができたということでダイキン北陸さんよりご紹介いただき、取り入れるならここだなと。本来の目的は、屋外にある16面のテニスコートの観覧席のところに置きたいなと、そういう思いでいました。
一方で、こちらの屋内テニスコート4面については、インターハイに向けてに人工芝整備を2019年に実施しました。その際に、夏は湿気もこもりやすくかなりのムシ暑さがあり、選手も大変だろうということで、試しに入れてみるか、ということで2台導入しました。選手やコート利用者のクールダウン用として使っていただく予定です。
新型コロナウイルスの影響で使用していないまま夏が終わってしまったので、まだ実際に選手の声などはないのですが、試運転したときの風はそこそこいいんじゃないかなと思いました。風もある程度の距離まで届くし、1コートで4人くらいは涼めるんじゃないかなと思います。
コートの隅に設置した理由としては、プレーの邪魔にならない場所で、選手が休んでいる際にクールダウンできるようにと思ってです。また、電源工事の関係で設置場所が限られてしまったのもあります。屋外に設置する際は、電源工事が必要だという認識はあるが、屋内での設置となると、既設の電源の位置が重要かなと思います。
この屋内テニスコートで効果があると分かれば、屋外のほうにもぜひ導入していきたいですね。さらに屋外でも好評であれば、他の運動公園でも試していきたいです。
2021年のインターハイではもしかすると、仮設の電源を引っ張って屋外テニスコートの観覧席へ移動させる可能性もありますね。こういった移動ができるといった点もこの商品の魅力だと思います。
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