No.468 劇団未来 様
大阪市城東区
代表作「やっぱり好きやねん」
(作:和田澄子)2018年11月上演
2022年に創立60周年を迎える大阪でも屈指の老舗劇団。多岐に渡る年代が所属する社会人で構成された劇団で、これまでの上演本数は139本を数える。1971年大阪文化祭賞、1983年大阪奨励賞、2019年劇団協議会奨励賞など受賞歴も多数。京阪電車「京橋」「野江」間にたたずむワークスタジオを、一度は目にしたことがある人も多いはず。
●コロナ禍の中、「稽古場兼会場」となる当施設は3密になる可能性が高く、特に本番中は外部の光や音を遮断するため密閉空間にしなければなりませんでした。劇団独自の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを作成し、稽古期間と公演中のそれぞれにおいて対策を徹底しましたが、なにより「換気」対策が最大の課題でした。「換気と言えばダイキン」というCMを見て、今回、ダイキン取扱施工店さんに相談させていただきました。
●観客と出演者含め総勢50名近くが集まる空間の換気には、業務用機器にしなければいけないと教えていただきました。そうなると大がかりな工事が必要となり、費用が嵩むのではと一度は換気機器の導入も「公演」も諦めなければならないと考えました。しかし、「露出設置形ベンティエール」であれば、後付けが可能で設置場所さえ確保できれば導入費用も抑えることができ、さらに省エネなので電気代も下がるとご提案していただき、導入を決めました。
ワークスタジオの様子
●公演会場としてだけでなく稽古場としても活用しているため、スタジオを長い間使用できないことは本番を迎えられないことを意味します。できる限り短い期間での工事をお願いしたところ、ダクトと本体の2度に分けてスピーディーに設置工事を行っていただきました。おかげですぐに稽古を再開することができ、無事に新規公演を開催できました。
実現した秋公演「スリーウインターズ」
●本体は上演時に演者およびお客様に邪魔にならないよう隠して設置していただきました。逆に天井のダクトはむき出しになっていることで、お客様にひと目で「しっかり換気対策」を行っていると認識していただけ、安心感を与えることができました。
●スタジオの天井が高いため、エアコンが効きにくいのですが、「ベンティエール」は換気をしながらも室内の温度を保つ構造なのでとても快適に過ごすことができています。エアコンの電気代も安くなり、省エネにつながっています。運転音も全く気にならなりません。あまりの静かさにみんな驚いています。
むき出しのダクトが換気をアピール
室内にとけこむベンティエール
劇団の演技場で収容人数も多く、予算や設置場所、見栄えなど限られた条件の中で導入しないといけないため、打合せはいつも以上に入念に行いました。設計にあたっては、上演を邪魔しない見栄えにしつつ、換気対策はしっかり行っていることがお客様に伝わることを重視。そのため、本体の天吊りは不可と考え、縦置き設置することにこだわりました。
事前に調査をしっかり行っていたため、特に問題なく施工が完了しました。最大の課題は、露出型全熱交換器の縦置き改装の納期がかかることでしたが、劇団未来様の早期の稽古再開と公演を実現したいという願いを叶えるべく、各協力業者にもご協力をいただき無事にクリアできました。
劇団未来 様
ベンティエール 露出設置形 VAH250HS 2台
薄型給排気グリル(消音形) K-DGL150C 4式
運転リモコン・液晶ワイヤード(ブラック) BRC1G3K 2式
24時間365日
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