No.440 ジャパンプリント株式会社様
東京都 羽村市
多様化する社会ニーズに即応し、広告・販促物の企画から制作、印刷までトータルな提案を実践されているジャパンプリント様は、高品質な印刷サービスを全国で展開させるため全国12拠点を結ぶ大規模な高速回線ネットワークを構築するなど、様々なお客様のご要望にお応えする体制を整備されています。
ジャパンプリント株式会社管理部 総務人事課 課長 桑原 直樹 様
●高速で稼働する印刷機はその精度、品質を維持するために、インキローラーを冷却水(12~14℃)で冷やし、インキの温度上昇を抑える必要があります。
●従来その冷却熱源機としてガス吸収式を使用していたのですが、設置後30年が経ち老朽化が進み、効率性が低下、故障のリスクも高まってきたので更新することにしました。
●機器を選定するに当たり、ダイキン・ヘキサゴンフォース32を東京冷機工業さんよりご紹介いただきました。
●モジュールチラーで唯一、地球温暖化係数の低いR32冷媒を採用すると共にCOP3.2と業界トップクラスの効率性を発揮できる点に着目。
●省エネの推進、エネルギーコストの削減が主目的ですが、同じ効果を上げられるのなら環境負荷の低減にも貢献できるものをと考え採用させていただきました。
ヘキサゴンフォース32(60馬力)6台・合計360馬力システムを限られたスペースに設置。
●ヘキサゴンフォース32は印刷機の冷却と工場の外調機の熱源として使用。冬場の印刷機の冷却は従来通りクーリングタワーで自然冷却を行っています。
●インバーター制御に加え、6台のヘキサゴンフォース32による台数制御で、負荷に応じたキメ細かく無駄の少ない運転が行え、大幅な省エネが図れたのではないかと期待しています。
●実際、エネルギーがガスから電気に変わったわけですが、今年の夏の電力消費量は更新前と殆ど同じ、ガスの消費が無くなった分、エネルギーコストが抑えられているようで大変満足しています。
●また、環境負荷の低い機器を採用したことは社会的に意義深く、同じ省エネなら環境性能に優れた機器。これからの設備選びの大切な要素になってくるものと思います。
●昼夜稼働する印刷機の冷却熱源として、まず重視したのは省エネと信頼性です。
●ヘキサゴンフォース32はインバーター制御に加え、複数ユニットでの台数制御が行えるため高い省エネ効果が期待できます。
●また、ヘキサゴンフォース32はユニット内に4つの圧縮機を備え、1台の圧縮機が万が一故障しても他の圧縮機で応急運転を行う上、ユニット間でも相互の応急運転が可能なため、故障による冷却・空調の完全停止が回避できる点も大きなポイントでした。
●安定した冷却水の供給は印刷の精度・品質に関わるだけでなく、生産効率にも直結する要素。故障のリスクを少しでも抑える工夫が重要だと考えています。
●もちろん、地球温暖化係数(GWP)の小さいR32を冷媒に採用した低環境負荷のモジュールチラーとして、ジャパンプリント様の環境対策にも寄与できるものとしてご提案いたしました。
東京冷機工業株式会社 多摩営業所
所長 古川 貴之 様
東京冷機工業株式会社 多摩営業所
設備課 営業リーダー
江居 潤一郎 様
30年間稼働していたガス吸収式冷温水発生機。
冬場は冷却塔(既設機)のみで冷却水を自然冷却。
事務所エリアもファンコイルから業務用マルチエアコンに更新。
24時間365日
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