No.439 東洋インキ株式会社 埼玉製造所様
埼玉県 川越市
東洋インキ株式会社様は、現在23ヵ国に約70社のグループを持つ東洋インキグループの中核事業会社のひとつとして、広く国内外に向けた多様な印刷インキの製造・販売を行っています。その主力工場である埼玉製造所には技術部門も併設されており、より付加価値のあるインキや機能性材料の研究・開発に日々尽力されています。
東洋インキ株式会社●世界の様々な地域や条件下で使用されるインキ。それらのニーズに高品質にお応えするためには製品の環境試験が欠かせません。
●埼玉製造所では室温を40℃まで設定できる恒温室を備え、温度に対する検証を行っています。
●今回、この恒温室の空調熱源機の老朽化に伴い設備の更新を行いました。
●更新にあたり、省エネ化はもちろん、環境負荷の軽減も図りたいと考えていました。
●そんな中、ダイキン・ヘキサゴンフォース32を東京冷機工業さんよりご紹介いただきました。
ヘキサゴンフォース32で空調する環境試験室はこの建物の1階部。
3D CADによる事前の配置検証で、クッションタンク、エアハンなど他の設備と馴染んだ整然した設置。
●エネルギー管理指定工場でもある私どもにとって、やはり注目のポイントは省エネ。
●これに対してヘキサゴンフォース32は、インバータープラス台数制御によるキメ細かな容量制御で、電力消費量の大幅な削減が期待できます。
●もちろん、温暖化係数(GWP)の低いR32冷媒も重要なポイント。モントリオール議定書キガリ改正に対応し、環境負荷の低減に寄与できます。
●また管理する立場としては、フロン排出抑制法に基づく点検が簡易点検で済むのは大変良かったと感じました。。
●設置に関しては周辺設備への影響が気になりましたが、コンパクトな本体と東京冷機工業さんの3DCADによる機器配置の検証のおかげで、既設スペースに問題なく収まってくれました。
●コスト削減と環境対策。設備機器もこの両立がますます重要になってくるのでしょう。
湯橋 様
●恒温室の設備更新ということで、現状の設備の見直しからはじめました。
●まず二次側空調機の方ですが、引火性のあるもの物の試験もあるためオールフレッシュ方式だったのですが、空調負荷が大きいため二次側空調機を防爆仕様とし、循環方式に変更し空調負荷の軽減を図りました。
●熱源機は、インバーター制御で中間負荷での効率性に優れたダイキンさんのモジュールチラーを選定。2台のユニットが必要負荷に応じて最も効果的な能力組合せになるよう連携させる独自のモジュール制御が大きなポイントでした。
●中でもヘキサゴンフォース32は、地球温暖化係数(GWP)の小さいR32を冷媒に採用した唯一のモジュールチラー。低環境負荷は省エネルギーと並ぶ大切な要素として、ご提案させていただきました。
ヘキサゴンフォース32(60馬力)2台をご採用。
東洋インキ株式会社 埼玉製造所様
ヘキサゴンフォース32(空冷ヒートポンプモジュールチラー)
UWXY180FAB(60馬力)×2台
2019年5月竣工
24時間365日
24時間365日
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