家族のつながりを感じる自分たちだけの子ども部屋

間取りと空調を工夫して、心地いい空気がめぐる設計

「目の前に広がる緑の風景が、ここに家を建てる決め手となりました」と話されるK様。まるで山の中にたたずむログハウスのような外観。外壁に使用されたレッドシダーの、あたたかみのある色と滑らかな質感が、周囲の緑との鮮やかなコントラストをつくっています。
リビングの大きな窓から見える山の景色と、細部にまでこだわったアメリカンヴィンテージ風のインテリアが印象的な住まいには、奥様と小学生の3人のお子さまの、家族5人が暮らしています。 「間取りはプライベート空間を保ちながらも、家全体が一つの空間として感じられるようにしました」。キッチン、ダイニングと一続きになっている1階リビングには、開放的な吹き抜け天井が。2階の子ども部屋は、吹き抜けに向かって窓が開き、子どもたちがいつでも家族の気配を感じられるように工夫されています

　また、2階の3つの子ども部屋には、ココタス2台と壁掛けエアコン1台を導入。真夏や真冬の時期に補助的に使用されています。 「普段は1階のエアコンをつけるだけで、2階でも快適に過ごせます。ココタスは天井に埋込むタイプなので、すっきり収まるから子ども部屋のような空間にもぴったりですね」と奥様。自分の部屋の壁紙を選んだり、家具の配置を工夫したり、3人のお子さまたちそれぞれが、自分の部屋にとても愛着を持っているとのこと。 「家族に笑顔が増えました」とK様ご夫妻。風通しのよい間取りに、空調をうまく取り入れた、ぬくもりあふれる住まいでした。