No.322 株式会社 物語コーポレーション 様
愛知県豊橋市
「Smile&Sexy-自らを磨き自立した人間は、自ら意思決定できる」という経営理念もユニークなら、社員一人一人が自分で意思決定し行動することで“自分物語”“会社物語”を作ってほしい」という思いを込めた社名もユニーク。「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」はじめ直営109店舗・FC136店舗(2012年9月30日現在)を展開し、2010年6月に東証二部、2011年6月には東証一部上場を果たして、今現在も快進撃を続けています。
2011年に「焼肉きんぐ富士店」をオープンしましたが、そのときダイキンエアテクノの中部支店さんから、D-irectの提案を受けました。
話を聞いてまず魅力を感じたのは、エアコンに異常が発生したら、すぐメールで連絡してくれる機能がある点でした。
店舗によっては、エアコンに多少のトラブルがあっても、動かなくなるまでガマンして使ってしまう傾向があります。
たとえば冬の暖房シーズンの終わりに少し調子が悪くてもそのまま放置して、夏になって、いざ冷房しようとするとエアコンが動かない。こういう事態はお客様に大変なご迷惑をおかけしますから、何としても避けたいと、以前から対策を考えていたところでした。
その点、D-irectなら、故障が起こるとすぐに知らせてくれますから、場合によっては致命的なトラブルになる前に対処できますし、大掛かりな修理が必要な場合も、なるべくお客様のご迷惑にならない日時ですみやかに対応するといった対策が可能です。
この点が魅力で、以後の新規出店やエアコン更新の際には全店にD-irectの採用を決断、現在12店舗でD-irectを使用しています。
当社には、社員一人ひとりの自主性、各店舗の自立を尊重する社風があります。そのため、本部が細かいルールを作って従わせる、という管理はあまり行っていません。
ただ、各店舗が自主的に改善点を見つけて、作業の効率化や経費削減に取り組めるような客観的な情報やデータ、システムなどは本部が提供するべきだと考えています。
導入して再認識したんですが、D-irectには、エアコン1台1台の使用状況や運転時間などが一目で把握できる機能があります。この“見える化”によって、各店がエアコン運用のムダや改善策を見つけるきっかけがつくれるだろうと思っているんです。いわば“気づき”のためのツールですね。
そうして店それぞれが知恵を絞った改善策を集めて、効果があるか、無理がないかを検討して集約していけば、全店ある程度共通して使えるエアコン運転の標準メニューが作成できます。各店はそれをベースにして、店独自の事情や条件に合わせてアレンジしていけばいいんですよ。
空調のムダを的確に見つけて、効果的な改善策を立てれば、恐らくかなりの経費が削減できます。いわば“埋蔵金”ですね。D-irectというのは、各店、あるいは社員一人ひとりの省エネ意識を高めるうえでも、とても有効なツールだと思います。
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