エアコンを購入する機会はそう多いものではありません。エアコンの買い替えサイクルの平均は、お使いの状況にもよりますが、おおよそ10年程度といわれています。
いざエアコンを買い替えようとしても、“どのサイズ(容量)が適切かわからない…”“機能が多くてどう選んでいいかわからない…”といった悩みはありませんか?
本記事では、購入相談窓口(ダイキンカスタマーセンター)がエアコンの選び方について、押さえておきたいポイントをご紹介します。
お部屋に必要なサイズや搭載されている機能など、まずはあなたにぴったりのエアコンを探すための「チェックポイント」を学びましょう!
エアコンのサイズ(容量)を検討するときに、まず確認しておきたいのが建物の構造です。お住まいの建物が木造か鉄筋造か、そのほか窓の方向などによっても、最適なサイズが変わってきます。
カタログに記載の「畳数のめやす」ですが、例えば、おもに10畳程度の広さのエアコンの冷房の畳数のめやすは“8~12畳”とカタログに記載されています。しかし、この数字の中に入っていればOKというわけではありません。実は、左の数字が木造平屋建て南向き、右の数字が鉄筋マンションの中間階南向きの数値となっているのです。
一般的に、木造の方が鉄筋よりも気密性が低く、より大きなサイズが必要となる場合が多いです。
また、カタログの数字はあくまでもめやすです。建物の環境やお部屋の条件、日当たりやお住まいの地域によって、適切なサイズは変わってきます。
例えば以下のような環境では、実際の畳数より少し大きめを選ぶことがおすすめです。
そのほか、リビングで大人数が集まるお部屋も大きなサイズを選ぶのがおすすめです。 あくまでも上記は一例となり、高気密・高断熱住宅など、お住まいの建物の条件により必要なサイズが異なってきます。サイズ選定がご不安な場合は、上記のポイントを参考に、店頭や工務店などで相談してみましょう。
また、購入相談窓口(ダイキンカスタマーセンター)でもサイズ選定のアドバイスをしています。お気軽にお問合せください。
畳数表示は、あくまでもめやす。お部屋の構造や使い方次第でエアコンの効きは変わります。設置環境を把握することが大切です。
■エアコンの隠ぺい配管って?
エアコンの配管を壁や天井の中に隠し、外から見えないように施工する配管の仕上げを隠ぺい配管といいます。
基本的には新築の際に設計が必要となり、一般的に多い壁掛けのルームエアコン以外に、天井埋込形などのエアコンを施工する際にも隠ぺい配管で仕上げることが多くなります。
隠ぺい配管からの入れ替えの際は、配管が再利用可能かを確認する必要があります。
購入予定のお店や、購入相談窓口(ダイキンカスタマーセンター)までご相談ください。
電気代に関わってくる省エネ性能も確認しておきましょう。特に夏や冬はエアコンの運転時間が長くなるため、エアコンを使わない時期に比べ、電気代への影響も大きくなります。
また、リビングなど大きいサイズで使用時間が長いエアコンほど、省エネ性能が高いモデルを選ぶと年間の電気代を抑えることができます。
おおよその電気代を知りたいときは、カタログの期間消費電力量を元に計算しましょう。
ダイキンのルームエアコンカタログでは、各シリーズのページに「消費電力量期間合計(年間)」と表記されています。
<カタログ表示例>
※令和4年7月改定、全国10電力会社平均
「期間消費電力量合計(年間)」×「電気料金単価:31円(令和4年7月改定、全国10電力会社平均)」で、1年間の目安電気料金(円)が試算できます。同じサイズでも、シリーズによって電気代が違ってくるので、ぜひご確認ください。
■10年以上お使いいただくなら、「省エネ」タイプのエアコンがおすすめ
2023年モデルの『機種グレード別電気代比較一覧』を見ると、同じ畳数サイズでもシリーズによって年間の消費電力量が異なってくることがわかります。
省エネ性能が高いモデルはイニシャルコストが高い場合も多いですが、リビングなどのお部屋で約10年使うと考えると、ランニングコストが抑えられます。
また、省エネ性能が高いモデルにはさまざまな機能がついており、快適に過ごすことができるのも魅力の一つです。
エアコンには冷房・暖房・除湿のほか、シリーズによってさまざまな機能がついています。
どの機能があるとより快適に過ごせそうか、お使いの部屋やライフスタイルによって検討してみましょう。
リビングなど広いお部屋では、運転時間が長いことも多く、電気代も気になるところではないでしょうか。例えば、省エネ性能が高い機種を選ぶことで、電気代を抑えられる場合があります。
おすすめ機種
夏にエアコンをつけてしばらくすると暑く感じてしまい、設定温度を下げた経験はありませんか?それは「しつど」が原因かもしれません。
エアコンは設定温度に達すると冷房運転が弱まるため、徐々にしつどが上がってきてしまい、次第に蒸し暑さを感じるようになります。
ダイキンの「プレミアム冷房」搭載の機種では、しつどコントロールを行い、設定温度に達した後も蒸し暑さを感じにくい冷房運転をします。
プレミアム冷房機能搭載機種
冬にエアコンをつけたあと、“なんとなく寒い…”“乾燥してきたなぁ…”と感じたことはありませんか?夏場と同様、それは「しつど」が原因かもしれません。
暖房時、空気中に含まれる「しつど」が相対的に減ってしまうことで、お部屋の中が乾燥してしまいます。
加湿機能付き空気清浄機や、加湿器で対策することももちろん可能ですが、ダイキンの「うるる加湿」では、給水の手間なく外の空気中の水分をエアコンが取り込むことで、お部屋を加湿することができます。
うるる加湿機能搭載機種
エアコンを運転しているときは部屋を閉め切ることが多く、なかなか換気をするのが難しいですよね。
そんなとき、ダイキンの換気機能搭載のエアコンであれば冷・暖房しながら換気が可能です。お部屋の換気ムラを改善し、空気を快適にします。
お部屋の中でも存在感があるエアコン。“デザインにもこだわりたい…!”という方も多いのではないでしょうか。
ダイキンのrisora(リソラ)シリーズであれば、奥行185mmの薄型デザインと、最大600色から選べる質感とカラーにこだわったパネルでインテリアにすっきりなじみます。
<その他おすすめ機能>
・エアコン内部のキレイを保つ清潔機能/水内部クリーン
水内部クリーンは、冷房時に発生する結露水を利用し、熱交換器の汚れを洗い流します。さらに、加湿機能搭載モデルであれば、冬場も加湿暖房運転で発生した水を利用し、熱交換器の汚れを洗い流します。
【ダイキンのおすすめポイント!】
夏場や冬場になくてはならないエアコンは、操作方法に困ったときや万が一の不具合に備えておきたいもの。
ダイキンコンタクトセンターは、お電話・Webで24時間365日つながり、修理依頼・製品・技術に関するお問合せを受け付けております。ぜひご利用ください。
気になるシリーズや購入したいシリーズが見つかったら、実際に設置する場所について条件を確認しましょう。
主に確認が必要なのは、以下の6点です。
①室内機・室外機の設置スペース
②エアコン専用コンセントの有無
③コンセントの形状
④隠ぺい配管か露出配管か
⑤配管貫通穴は開いているか
⑥ご自宅のブレーカー容量
設置する場所やブレーカーなどの写真、すでにエアコンがある場合は型式などを控えておくと、スムーズにご相談いただけます。
また、事前チェックの詳しい内容は、下記リンクからもご確認いただけます。
いかがでしたでしょうか。
“結局どれを選んだら良いのか決めきれない” “確認が必要なことが抜け漏れていないか”など不安がある方は、購入相談窓口(ダイキンカスタマーセンター)をご利用ください。ダイキンスタッフが、機種選定のアドバイスをいたします。
お見積り・ご相談は無料となっていますので、ぜひお気軽にご利用ください!
購入相談窓口では、エアコンの機種選定に関するアドバイスはもちろん、当社認定の販売施工店のご紹介も可能です。ご相談は無料ですのでお気軽にご相談ください!
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