エアコンには様々なタイプがあり、空間や目的に合わせて最適なものを選ぶことができます。違いがよく分からないというお問い合わせを多くいただく、代表的なルームエアコン、ハウジングエアコン、マルチエアコン、パッケージエアコンの4つをご紹介します。
個人のお宅で最も目にすることが多いのがこの壁掛けタイプ。
室外機1台に対し、室内機1台で運転します。
AI搭載のもの、加湿機能つきのもの、フィルター自動掃除の有無など様々な機能が搭載されているので、設置場所や用途で選びましょう。
インテリア性を重視するお宅におすすめのハウジングエアコン。
室外機1台に対し、室内機1台で運転します。
設置場所が壁面に限定されないので、空調効率のよい位置に設置できるのもメリットです。
室内機の形状や設置状況によっては、天井裏や壁中の配管工事や、建物にアンカー(固定用の部材)を打ち込む作業が必要になります。そのため、新設の場合はリフォームや新築のタイミングでの導入がスムーズです。
小規模な店舗や事務所など、内装デザインを重視される業務用途で使われることもあります。
●天井埋込カセット形
天井にスッキリ収まり、空間ひろびろ。
マルチエアコンは、1台の室外機に複数台の室内機を接続して運転することが可能。
お庭やベランダを広く使うことができます。
また、床暖房やパネルヒーター、小空間用エアコンなど接続できる室内機のバリエーションが多いのも特長です。
マルチエアコンも店舗や事務所など、業務用途で使われることがあります。
●ハウジングエアコン
詳しい製品情報はこちらパッケージエアコンは「店舗・オフィス用エアコン」「ビル用マルチエアコン」「設備用エアコン」の3種類のエアコンの総称です。空間の規模や用途に合わせてエアコンを選びます。
主に事務所や飲食店、理容美容室、病院、店舗など小~中規模の建物で使われるエアコン。
店舗・オフィスなどの広い空間や天井の高い空間にも対応。1台の室外機に1台の室内機の組み合わせの「ペアシリーズ」、 1台の室外機に複数台の室外機を組み合わせる「マルチシリーズ」があり、「マルチシリーズ」には複数台のエアコンを同時運転できるタイプと、1台ずつ個別運転できるタイプがあります。
●天井埋込カセット形
S-ラウンドフロータイプ
360°全周吹き出しでムラなく気流を届ける。体に風が当たりにくい気流も搭載。
●天井埋込カセット形
エコ・ダブルフロータイプ
2つの吹き出しの風量を個別設定でき、人による温度の感じ方の違いに対応。
他にも、用途に合わせて選べる様々なタイプがあります!
詳しい製品情報はこちら前述の店舗・オフィス用エアコンよりもさらに馬力が大きく、主に3,000㎡以上の大規模な建物を対象としています。
1台の室外機に使用目的や建物に応じて、容量の異なる複数の室内機を接続でき、必要な部屋だけ個別に空調することもできるので、より細かな空調制御が可能です。
ビル用マルチエアコンは冷媒配管長や室内・外機高低差の許容範囲が大きく設置自由度が高いのも特徴です。
●天井埋込カセット形
S-ラウンドフロータイプ
夏はムラなく涼しい。冬は足元から暖かい。気流が全体に行き渡る360°吹き出しタイプ。
●天井埋込カセット形
エコ・ダブルフロータイプ
人・床へのセンシングとフラップの個別制御を採用。「Eco全自動モード」で無駄のない快適・省エネ空調を実現します。
他にも、用途に合わせて選べる様々なタイプがあります!
詳しい製品情報はこちら工場や事業所など特殊な環境や広い空間に使用されるエアコンです。
生産ラインの対人空調に特化したエアコン、サーバー室用のエアコン、クリーンルーム用のエアコン、油煙や粉塵が多い場所に向いたエアコンなど、それぞれの現場に合った最適な空調機器をラインアップしています。
ハウジング・マルチエアコンや業務用エアコンの工事では、天井裏に配管を通す工程などが発生する場合もあり、ルームエアコンより専門的な知識が必要とされます。
住宅や店舗、オフィスの空調の新設・入替をご検討中の方は、ぜひ購入相談窓口(ダイキンカスタマーセンター)にご相談ください。
豊富な知識を持つ専門スタッフが、空調のご選定、お見積り~工事までご対応いたします。
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