No.497 学校法人 目白学園 様
東京都・埼玉県
学校法人 目白学園 法人本部 財務部 管理課長 齊藤 剛 氏
管理課主任 荒井 美佐子 氏
学校法人 目白学園は、目白大学、目白大学大学院、目白大学短期大学部、目白研心中学校・高等学校などを有する総合教育機関です。生徒や教員が安心できる環境づくりを徹底しており、目白大学内の各教室には『業務用ストリーマ空気清浄機』、複数の教職員が滞在する事務室には『UVストリーマ空気清浄機』を計150台以上設置いただきました。今回は、学内の施設整備等を担当する齊藤剛氏、荒井美佐子氏にお話を伺いました。
●『育てて送り出す』を社会的使命として掲げている目白大学は、いずれの学科もクラス担任制をとり、授業の多くは少人数制で行われることから、教員と学生の距離が近く、担任教員が学生一人ひとりの個性を見極め、育み、伸ばしていく、面倒見の良さが特長です。地域社会や職域の中で体験する実習やインターンシップなど、チャレンジ精神を応援するユニークなサポート制度が充実しており、社会に出た後のイメージを見据えた参加型の教育は少人数制ならではといえます。「学びを将来にどう生かすか」を常に重視し、4年後を見据えたきめ細やかなキャリア支援を行っています。
●感染症対策については、各校舎のエントランスに自主的に体温を測れる検温カメラを設置しています。教室の入り口には手を消毒するためのアルコール、教卓にはアクリル板を設置、講義机及びマイクの消毒用にペーパータオル、除菌シートを用意するなど基本的な対策はしっかり行っています。また、学食はテイクアウト主体に切り替え、食堂以外でも食事がとれる場所を多く設け、学生達が密を回避しながらコミュニケーションを取れるよう工夫しています。
●コロナウイルスの感染拡大が問題になってきた頃、「そもそも現状の換気システムで足りているのか」を確認するために全教室の換気量を調べたところ、建物によっては換気設備が入っていないことがわかりました。施設への換気設備の導入も検討しましたが、時間もかかり現実的ではなかったため、自然換気を徹底させるとともに、サポート的な役割で空気清浄機を導入することにしました。
●教室への設置にあたっては、学生が安心して授業を受けられるよう、全教室への設置を決めました。
●また、入試業務が立て込んでくると職員達が一堂に会しながらの作業が発生するため、職員からの要望がきっかけで急遽、3名以上が滞在する事務室や教員室にも空気清浄機を設置しました。各室の空間と在席人数を考慮し、小空間には小型の『UVストリーマ空気清浄機』を選びました。
教室
●空気清浄機の選定において重視したのは、HEPAフィルターを搭載していること、大きい教室もあることから広い床面積でも高い清浄能力を維持できることでした。また、機器の稼働音についても授業の妨げにならないよう検討した結果、最終的にダイキンの『業務用ストリーマ空気清浄機』を採用しました。また、導入後のメンテナンスについては、定期的なフィルター清掃、フィルター交換等を行い、各教室の清潔な空気環境を維持しております。
●今年度から対面を中心とした授業を再開したのですが、学生同士の接触の機会が増えることに不安を感じるところもあり、特に学生が多く集う食堂には空気清浄機の導入だけではなく、除菌シートの設置や「黙食」を促す注意喚起の表示等、色々工夫をしました。
●実は、食堂はもともと24時間換気(全熱交換器)を導入し感染症対策を実施していましたので、空気清浄機を設置する予定はありませんでした。しかしながら、より安心で目に見える感染対策ということから、急遽、新年度に間に合うように導入を決めました。今では朝から晩まで空気清浄機が稼働しています。
講師室
●教室は基本的に換気を24時間稼働させています。空気清浄機については、朝は清掃員が起動し、夜の警備巡回時に運転を停止する方法をとっており、運用に関して特に問題は感じていません。さいたま岩槻キャンパスも、同仕様の空気清浄機を設置していますが、保険医療学部、看護学部があるため感染対策の意識は非常に高いです。
●感染症対策には正解がありません。コロナ禍で情報が錯綜している中で、厚生労働省のガイドラインなどを調べてみると、換気の悪い密閉空間における感染症対策として、換気以外で明確に挙げられていたのが空気清浄機だけでした。そのため、数ある空気清浄機の中から信頼できる質の良いものを選びました。今後については、空調設備改修のタイミングで、一人あたり30㎥/hの必要換気量を満たすように、設計を見直す方向で検討したいと思っています。学内での安心できる環境づくりを今後も徹底して行っていきたいと思います。
学生課
経塚工業株式会社
営業部 リニューアルグループ
専門部長 中島 省吾様
目白学園様は、日頃より学生や教員が安心できる環境づくりを心がけ、施設の衛生管理を徹底されています。当社は空調設備の改修やメンテナンス等で日頃からご愛顧賜り、今回は教室や講師室の感染症対策として空気清浄機をご要望いただき、除菌に特化した『UVストリーマ空気清浄機』と大空間に最適な『業務用ストリーマ空気清浄機』をご提案いたしました。いずれも厚生労働省が推奨するHEPAフィルターを採用していること、ダイキン独自のストリーマによる除菌エビデンスも併せ持っている点に魅力を感じていただき、複数のキャンパスに導入いただきました。また、清潔な状態を維持するための定期的なフィルターメンテナンスもご契約いただき、年に1回フィルター清掃と交換を行っています。空気清浄機のメンテナンス管理にあたっては、施設管理の方とスムーズな情報共有を行うため、平面図に設置場所や機種を落とし込み、清掃時期が一目でわかるように配慮させていただきました。
当社では、今後も安心できる空気環境づくりのため、お客様の悩みに寄り添い、お客様のご要望に沿った最適なご提案ができますよう努めて参ります。
“水”と“空気”のプロフェッショナル企業として、公共の建物や事業用ビル、超高層マンション等の設計、施工管理、保守メンテナンス、リニューアルまでをワンストップで対応。2021年には創業100周年を迎え、確かな技術力で人々の暮らしを支え社会に貢献しています。
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