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スケジュール制御についてご説明します。
一年を通したスケジュール管理設定が行え、日常的な運転制御を自動化することができます。また、年間スケジュールは、エリアなどで異なる100パターンが設定できます。
まず、1日最大20の設定が可能。任意の空調機やそのグループ単位で基本的な曜日毎の設定を行い週間スケジュールを作成。
次に、月毎に特別休日の割り振りや、条件・時期に合わせた設定補正を行うことで、詳細な年間スケジュールを完成させます。
設定したスケジュール内容はカレンダー形式で、判りやすく確認できます。
このようにして、例えば季節毎のパターン作り、季節毎に自動切換えさせることも可能です。
連動制御についてご説明します。
連動制御とは制御機器同士を自動連動させて、さらに省エネ性や利便性を高める機能です。
例えば、温度センサーと換気装置・空調機を自動連動させることで、快適性を損なうことなく大幅な省エネ化が図れます。
例えば、CO2センサーと換気装置を連動させることで、部屋の空気の汚れ具合に応じた換気が行え、快適性と省エネ効果を高めます。
例えば、キー管理システムと空調機や換気装置、照明を自動連動させることで、退室準備の簡便化、消し忘れの防止になります。
このように様々な機器の組合せで、ビル機能の向上が図れます。
緊急停止制御についてご説明します。
緊急停止とは、火災報知機などからの信号を受けることによって、全館または特定エリアの空調機や換気装置を一斉に強制停止させる機能です。
火災報知機と連動したエリア毎の設定も可能なので、テナントビルや多棟管理にも有効です。
空調機や換気装置を自動停止させ、空気の動きによる火災の拡大を抑制します。
自動冷暖切換についてご説明します。
自動冷暖切換とは、設定温度と室温の差を室内機から検知し、冷暖モードを自動的に切り換える機能です。
室内(吸込み)温度と設定温度の差から冷暖モードを自動切換え。1日の気温変化が激しい季節や空調負荷の変動が激しい部屋でも快適性を自動的に維持します。
尚、冷暖切換タイプのビル用マルチは室外機毎の切換えになるため、系統内の室内機が同一用途でない場合は扱いに注意してください。
消し忘れ防止についてご説明します。
消し忘れ防止とは、設定した空調機が運転開始しても一定時間で自動停止させる機能
30分単位で最大180分までの時間設定ができ、学校の教室空調の消し忘れ防止などに有効です。
デマンド制御についてご説明します。
制御機器ならでは特性を活かしたダイキン独自のデマンド制御で、快適性を維持しながら確実な電力消費抑制が行えます。
設定された目標電力と30分後の電力消費予測を比較し、
その度合いに合わせて8段階の電力消費抑制制御を行うことで、目標範囲内で最大限の快適性を維持しようとする制御方式です。
また、この段階的な電力消費抑制制御をエリア毎に優先順位をつけて行うことができ、よりなだらかなデマンド制御が可能
快適性の低下による影響に配慮して、キメ細かなデマンド制御が自動で行えます。
また、[デマンドグラフ]ボタンをクリックすると
デマンド制御の履歴が日報、月報、年報で見ることができ、デマンド効果の検証、目標値の再検討に役立ちます。
履歴データーは、LANケーブルやUSBを介して、お手元のパソコンにCSV形式で取り込むこともできます。
システム設定についてご説明します。
[システム設定]には、インテリジェントタッチマネージャーの基本的な設定メニューがあります。