重機商工株式会社様本社ビル

建設にあたり、太陽光発電システム、蓄電池、V2Hシステム、充電スタンド、全館空調システムを採用し、自社屋をモデルオフィスとして活用。全国の中小事業者のカーボンニュートラル達成を支援するだけでなく、地域社会との共生と、従業員の働きの質向上にも貢献。

所在地	愛知県	延べ面積	790㎡
階数	3階	用途	事務所
構造	鉄骨造	竣工年月	2024年1月
部屋構成	1F駐車場/倉庫　2F事務所　3F会議室

本社外観

会議室
（店舗・オフィスエアコン S-ラウンドフロー）

屋上（蓄電池）

屋上（太陽光発電）

当社は2050年のカーボンニュートラル実現を推進しています。
新社屋『ZEB』化を通じて、より多くの人にZEBを知っていただき、中小事業者がカーボンニュートラル実現に向けた一歩を踏み出すきっかけになればと考えています。

左より
ダイキンHVACソリューション東海株式会社岸本
モリタニ・ダイキン株式会社杉山様
重機商工株式会社城所社長
ダイキンHVACソリューション東海株式会社東

アクティブ技術 — ACTIVE Technology —

空調
換気
照明

パッシブ技術 — PASSIVE Technology —

断熱

創エネ技術 — CREATE Technology —

太陽光発電

ZEB検討の経緯・きっかけ

エネルギー問題について真剣に向き合いたい

エネルギー資源の乏しい日本に住んでいるからこそ、化石燃料を使い続けることに危機感を感じており、今の会社で何かできないかと思案しておりました。そんな中、築65年が経過していた本社ビルを建て替えするという計画が立ち上がりました。環境対応実現と地域社会共生を目指したサステナブルな新社屋の立ち上げをコンセプトに、建築物省エネルギー性能表示制度において、最高ランクである『ZEB』認証取得を目指すことになりました。

社屋ZEB化に向けての設計時の工夫など

当社取扱い製品をご紹介するモデルオフィスとしての機能に加え
BCP対策を講じ、万が一の際の地域防災に貢献

当社は建設機械の販売に加え、太陽光や蓄電池、空調機を取り扱っていますので、新社屋は当社が扱う商材を体感いただけるモデルオフィスとしての役割を持たせています。さらに、地域防災拠点として、非常時には電源が供給可能な避難所としても活用できるようにしました。また、デッキスペースは近隣の方々にも常時開放するなど、地域社会との共生を目指しています。

V2Hシステム

ダイキンを選んだ理由

専門的な知識による丁寧な提案で『ZEB』達成

社屋の空調機・換気機器選定やZEB化実現に向けたシミュレーションは、モリタニ・ダイキンさん経由で相談させて頂きました。当初の太陽光の枚数では最高ランクの『ZEB』を達成出来なかったため、太陽光増設のご提案を頂くなど、ダイキンさんから空調機の選定だけでなく、ZEBプランナーとして多角的なアドバイスを頂き、『ZEB』達成を実現することが出来ました。

ZEB化したことによる効果と反響

社外から注目を集めるようになっただけでなく、快適性も向上

新社屋竣工以降、当社の環境対応を自信を持ってご紹介出来るようになり、社外からの注目を集めています。また、省エネ性だけでなく快適性も実現しています。思いのほか好評だったのは、ベンティエール（全熱交換器）です。以前の社屋は窓を開けて換気しておりましたが、ベンティエール導入後は、格段に暖かく快適になったと従業員から聞いており、社員の働きの質向上も実現出来たのでないかと思います。