床暖房 モニターレポート
熱くなりすぎる、費用がかかりすぎるなど、さまざまな問題を抱えていた旧式のガス式床暖房を、ヒートポンプ式温水床暖房に更新して初めて迎える冬。
温水パネルの設置面積を広げる方法を選択したことで、
広いLDK全体が暖まるようになり、くつろげるスペースが広がったと、家族みんなに好評です。
一戸建てのガス式床暖房を切り替えて大家族が集うスペースを快適したい。
こだわり
ガス式の床暖房をヒートポンプ式温水床暖房に変更して初めて迎える冬。湯浅様のお宅では、10月から少しずつ使い始めた床暖房が、11月にはいよいよ本格的なシーズンを迎えていました。
その使い方とは、平日、毎朝6時にタイマーで運転を開始し、朝食を終えた8時頃にいったんオフ。余熱で暖かい間に家事をこなした奥様が、ホッとひと息つくお昼前に再びスイッチを入れたら、あとは深夜まで連続運転といった具合。
9人家族の湯浅様ご一家だけに、「夜遅くまで誰かがLDKにいるので、正確な運転時間は分からないんです」と奥様。それでも「実は深夜の利用時間についてはあまり気にしていないですね」と大らか。
ガス式のミストサウナを利用しているため、オール電化対応のお得な料金プラン(※1)ではありませんが、エコキュートを利用しているので、深夜電力がお得な割引プラン(※2)が利用できる湯浅様邸。
うっかり消し忘れることもあったそうですが、それでも10月の電気代については今のところ9月とほとんど同じ3万円を少し超える程度。つまりヒートポンプ式の床暖房に切り替えた後も電気代のアップはわずかな範囲で上手に抑えられているのです。
本格稼動後の料金が判明するのはこれからですが、ガス式床暖房のピーク時期には、そのほとんどが床暖房によるもので月4万円に達していた以前のガス代。ミストサウナのガス代が月に2千円~3千円かかるとしても、ヒートポンプ式温水床暖房へ切り替えたことによるガス代と電気代をあわせた光熱費の大幅ダウンは間違いなさそうです。
※1関西電力株式会社「はぴeプラン」の場合
※2関西電力株式会社「はぴeタイム」の場合
詳しいご利用条件、料金単価については関西電力株式会社のホームページ等をご覧ください。
またお住まいの地域により電力会社のサービス名称・内容は異なります。
ヒートポンプ式になったことで最も強く実感されているのは、温度設定が難しくどうしても床が熱くなってしまうのがなくなったこと。「以前は、長く座っていると、ときどきお尻を浮かさなければならないくらいでしたが、それがなくなったのは嬉しいですね。子どもが床でゴロ寝をしていても、以前ほどはあわてずにすみます」とご主人は満足気です。
温度調整がしやすくなり、効き具合も満足。LDKとひと続きの空間に床暖房の入っていない和室がありますが、LDKとふすま等で仕切りがされていないこちらの和室まで、ほんのり暖かく感じられます。「今は温度をちょうど真ん中くらいに設定しているので、寒くなれば温度を上げればよいだけ」と奥様。「熱くても温度を下げられなかった以前とは比較になりません」ともおっしゃいます。
リモコンの使い勝手も格段に向上しました。「ボタンを押せば文字で説明が出るので操作が分かりやすい」(奥様) ほか、今までリビングとダイニングで分かれていたリモコンが1ヵ所にまとまったこともよかったよう。目に入りやすい場所にあるのでついているかどうかがひと目で分かる、リビングからダイニングへの動線上に設置したので、夕食の支度前にスイッチを入れながら移動できる、などのメリットも、使い始めてあらためて実感されています。
スイッチを入れた後のボイラーなど熱源機の運転音についても、以前のガス式の時には、少し運転音も気になりましたが今は「ほとんど気にならない」そうです。
暖まるまでの立ち上がり時間は、思っていたより早く、ガス式の場合と差は感じられません。
今のところ、ヒートポンプ式床暖房はすべてにおいて、期待以上の働きをしてくれているようです。
今回、既存のガス式床暖房の温水パネルの上に新しいヒートポンプ式床暖房の温水パネルを重ね貼りする方法を選ぶことで、温水パネルの設置面積の拡大に成功した湯浅様邸。
このことがもたらした最大のメリットは、実質的な生活空間が広がったことでした。
以前は設置面積が狭いため暖房効果が今ひとつで、実際にはほとんど使用されていなかったダイニングの床暖房も、今は広い範囲がしっかり暖か。リビングの床暖房の上に集まりがちだった家族も、今は暖かいダイニングでも過ごすようになりました。
お子さんたちも、リビングがいっぱいと見ればダイニングテーブルで宿題をしたり、テレビを見たり。
広いLDKならではの強みが存分に活用されることになったのです。
ダイニングも含めた全体が暖まるようになったことで、補助暖房の出番も減りました。以前は和室にこたつを置いていましたが、現在はときどきダイキン製の遠赤外線暖房機「セラムヒート」を持ち出して使うくらい。
「設置面積が狭かった頃は、結局補助暖房が必要で、空気が汚れたり乾燥したりしていた」(ご主人)という以前の生活と比べると、ぐっと快適になりました。
さらに、実は今回の工事の途中、工事担当者の提案で、リビングとダイニングを結ぶ通路風のスペースにもパネルを設置。ここにパネルが入ったことが過ごし方の幅を大きく広げたといいます。
たとえば、奥様がリビングで遊ぶお子さんの様子を見ながら洗濯物をたたんだり、自室に引き上げる前のお兄ちゃんがリビングのテレビをちょっと立ち止まって眺めたり。人数の多い湯浅様ご一家だけに、ちょっとしたスペースでも居住スペースとして利用できるようになったことは大きなメリットなのです。
温水パネルを重ね貼りしたことでできた段差も、すっかり慣れた今ではまったく気にならないそう。
段差を気にしていらっしゃったご主人も、「バリアフリーにリフォームして間がなかったために少し気になってしまいましたが、それ以前の普通のリフォームだったと考えれば全く問題ない」と合格点をくださいました。
あえて要望を挙げるなら、「温水パネルの敷きつめ方の自由度がもう少し高いといいな、ということくらいでしょうか」と奥様。「もう10cmほどキッチン側までパネルが来るとよかったのですが、温水パネルの規格上、思い通りにぴったり敷くのは難しいことがあるんですね」
これまでも床暖房を愛用してこられた湯浅様ご一家ですが、その魅力はなんと言っても「メンテナンスが楽なこと」と奥様はおっしゃいます。
何しろ、毎年夏場には6、7台の扇風機を出し入れするという湯浅家。冬場だけでも補助暖房用の器具などの出し入れの手間がぐっと減ったのは、9人家族を取り仕切る奥様にとっては大助かりなのです。
今回、床暖房をガス式からヒートポンプ式温水床暖房したことでタイマーが使いやすくなり、朝、起床前に部屋を暖めておけるようになったのも、主婦の仕事を助けてくれる大きなポイント。一番に起き出す奥様の辛さが和らぐだけでなく、朝が苦手なお子さんたちも、「部屋が暖かい」というだけで起きてくれやすくなったとか。
そんな床暖房のメリットは、奥様の言葉を借りれば、
「補助暖房を部屋の中で動かし、面倒な思いをしながら掃除をしていましたが、それも不要で、広く使えるようになったスペースもスイッチ一つで暖まるって素晴らしいと思います」。
今回ガス式からヒートポンプ式温水床暖房になったことで、より心地よく、経済的に生まれ変わった湯浅様邸のヒートポンプ式温水床暖房は、今後も家族に欠かせない住まいの設備として大活躍することでしょう。
※このページで紹介した内容は、ご使用者の個人的な感想です。効果には個人差があります。
また、暖房効果は外気温度や住宅の 構造などの条件により異なります。
床暖房専用 ホッとエコフロアはヒートポンプ式の温水床暖房専用システムです。
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