No.556 建築工房en様
大阪府泉南市
株式会社建築工房en 代表取締役 西浦 敬雅 氏
株式会社建築工房en 代表取締役 西浦 敬雅 氏
大阪府泉南市にある建築工房en様は、自然と共存する家づくりをモットーにこだわりのある家づくりをされています。2024年4月、ショールーム機能を持つ本社アトリエに外気処理換気システム『サラビア』を導入されました。導入に至った経緯や使用感、家づくりで大切にされていることについて、代表取締役の西浦敬雅氏にお話を伺いました。
●手がけるのは年間10棟ほどで、木や漆喰といった自然素材を積極的に使用し、日々の暮らしの中で四季の美しさを感じられる家づくりをしています。日頃から自然と共存する家こそ理想的だと考えており、家がどのように季節に馴染んでいくか、暮らす人が家の中にいながら美しい四季を感じられるか、といったことを大切に考えています。
●大きい窓を提案することが多いのですが、窓が大きいと日射量を気にされる方も多いと思います。日射量を抑えたい場合、手段として格子戸や障子(しょうじ)を付ける方法もありますが、私たちは、軒を設けたり、代わりに植木を密集させたりするなど、日本の気候や風土にあった構造を考え、提案するようにしています。植木が育てば外からの目線を遮ることができますし、結果として家の中にいる時に開放感を感じることができます。家の中にこそ真の豊かさがあるという考えに基づき、居心地の良い空間づくりを追求していますね。
昔ながらの日本の家にある縁側を感じさせるつくり
リビングの大きな窓。日射量を抑えるために樹木の配置を大切にしている
●これまでは3種換気を採用していました。コロナ禍の時にCO2濃度計測もしましたが数値的にも問題なく、事務所は3種換気で十分という認識でした。その後ダイキンさんから1種換気で除湿ができる『サラビア』のことを聞き、実際に体感してみて初めて1種換気の良さに気づかされ、除湿を目的として採用を決めました。
●これまでも建築工房enでは調湿を意識した家づくりを行っていましたが、より強く意識するようになったのは、ダイキンのフーハ大阪にある『しつど体感ルーム』に行って私自身が身をもって調湿による違いを体感したのがきっかけです。『サラビア』もその時に提案され、後日ダイキン滋賀工場で開催された『サラビア体感会』へ参加し「これだ!」と確信に変わり、調湿の対策をより一層行うようになりました。
●実際、調湿することは体感として快適なだけでなく、家の構造的にも良いのです。私たちの家づくりでは自然との共存を大切にしているので、調湿が強みの『サラビア』とは相性が良く、組み合わせることで強みを発揮できると考えています。
フーハ大阪では最新のダイキン商品が展示されている
湿度の快適性への影響を体感することができる『しつど体感ルーム』
●まずは事務所横のアトリエに『サラビア』を導入しました。設置後、私が週末事務所を不在にしていて、その間『サラビア』を付けていなかった時があったのですが、月曜日訪れた時、事務所の空気に澱みを感じました。数日間人がいなかった空気というか、あと微かにニオイもありましたね。『サラビア』が稼働している時がいかに澱みのない快適な空間であるか、違いをはっきり感じました。今はこのアトリエをショールームとして活用しています。
●一方で、4〜5月になると空間がカラッとはしていいのですが、多少空気が人工的な感じがする時があります。4月あたりの温度は高くても湿度は低い時期は、ぜひ窓を開けて外の空気の匂いを感じてほしいですね。開けていても湿度を感じず快適ですから。これも『サラビア』の性能が高いからこそ言えることです。
●加えて、『サラビア』があれば、調湿により冬も暖かいですし、意外なメリットとしては室外機を置く場所に悩まなくて済むようになったのも嬉しいポイントでした。
コンパクト設計で見た目もすっきりの『サラビア』
●お客様には実際に私たちのアトリエに来て体感してもらい、良さを知ってもらった上で『サラビア』の金額を組み込んで提案しています。費用面でも、全部屋にエアコンを設置するのと『サラビア』+エアコン1台が同じぐらいなのではないでしょうか。
●今は私たちが提案する住宅では『サラビア』を標準仕様としていますし、今後も全棟で採用予定です。今や、外したら建築工房enの快適性が一部損なわれるくらい必要不可欠であり『サラビア』は間違いなく私たちにとって家を作る上での必須アイテムになっているので、私から積極的に提案していきたいと考えています。
趣のあるアトリエの入り口
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