ページの本文へ

お客さま訪問シリーズ

No.550 T home株式会社 様

沖縄県沖縄市

高温多湿で除湿ニーズが高い沖縄で
年間を通して快適な環境を

T home株式会社様

沖縄県沖縄市にあるT home株式会社様は、年間を通して温暖な沖縄特有の気候の特徴を考慮しながら、家に住む人が長く快適に生活できるよう、より良い家づくりを提案されています。今回は外気処理換気システム『サラビア』を木造住宅へ提案されたきっかけや家づくりで大切にされていること等について代表取締役の棚原 彰悟氏にお話を伺いました。

湿気を含んだ外気を除湿してから室内に取り入れる
沖縄の家づくりには必要不可欠なシステムです

T home株式会社 代表取締役 棚原 彰悟 氏


沖縄の気候や風土にあった家づくり
住む人のことを考えた提案をしています

●私の独立を機に、父が30年以上に渡り営んできた棚原内装と事業を1つにするかたちでT homeを創業しました。家づくりのコンセプトは「心地よさ」。お客様に寄り添い、そこに住む人の暮らしを支えられる家づくりを大切にしており、誰でも安心して住める家、健康で快適に過ごせる家を提供したいと考えています。

●湿度の高い沖縄の気候に合ったデザインや性能を採用し、高気密・高断熱をベースとした家づくりを得意としています。

「湿気を家に入れないことで家を守る」ため
迷うことなく『サラビア』をご提案

●特に高温多湿な沖縄の家づくりにとって強敵なのは湿気なので、湿気を家に入れないことが肝心です。外気を適切な湿度に除湿してから家に取り入れることができる機械はないか、様々なメーカーの商品を徹底的に調べました。実は熱交換はできるけど除湿までできるものは少ないのです。そんな中、前職のつながりで知り合った建設会社の方とのやりとりで除湿ができる家づくりの話になった際、ダイキンから、外気を取り込むときに除湿ができる商品が出たと聞き、すぐにダイキンHVACソリューション沖縄へ連絡しました。

天井裏に収まるコンパクトな設計の『サラビア』

●今回の個人様宅でも、まずは屋根断熱・壁断熱をしながら湿気を通さない断熱材で気密性を高めることで、家を守りたいと考えました。家を守ることで住環境が整えば健康に過ごすことができ、さらにエネルギーも逃さない手段となります。カーボンニュートラルの達成が求められる中、省エネ性と快適性が両立できる家づくりがよいのではと今回のお施主様に提案しました。

●たまたまお施主様が医療施設で働かれていたため湿度の重要性をよくご存知で、湿度60%前後を保つことができることを説明すると「それはすごい」という反応をいただきました。湿度が住環境に与える影響がいかに大きいかをお施主様ご自身が既に理解されていたことが大きかったですね。

高温多湿な気候や騒音問題など、
沖縄特有の問題にも外気換気システムは効果的

排気口を配置し匂いとカビに配慮

●沖縄の人にとっても湿度が上がるとジメジメするという認識はありますが、ある意味どうしようもない、湿度への対策の仕方が分からないという人が多い印象です。「カビ」に対しては関心が高いし問題意識も高いのですが、除湿の仕方となるとまだまだで、いまだに除湿の対策方法=窓開け換気という発想止まりです。結局、窓開け換気をしても部屋の中に入ってくる外気が高湿度であれば悪循環ですよね。湿度は自然に下がることはないので、除湿するにはどうしても機械の力を借りるしかないのです。

●沖縄の人は米軍基地の騒音には慣れてしまっていて、煩いのはある意味仕方なく、強制的に共存せざるを得ない状況だと考えています。気密性を高め遮音性の高い窓にして、窓を閉めた状態でも換気できれいな空気を入れて、さらに除湿もできて静かに快適に生活できるようになれば生活の質が変わるはずなので、ご入居後の暮らしの変化に期待しています。

沖縄の家づくりには『サラビア』は必須
費用面で多少高くてもその価値があります

●『サラビア』の外気処理換気システムの仕組みに対して「間違いないはず」という絶対的な信頼があったので、決して安くはない機器でしたが提案に迷いはありませんでした。この換気システムは他になく、唯一無二の選択肢なのです。日頃から、外断熱の木造住宅では最初の段階からサラビアを組み込んでご提案しているので、お施主様もこれが標準だと思われています。自分たちにとっては『サラビア』の外気処理換気システムがないと、高温多湿な沖縄に適した家づくりはできないと思っています。

各部屋にある吹き出し口

1年を通して家じゅうどこにいても快適に過ごすことができる

●もちろん費用面がネックになるケースもありますが、そんな時は住宅ローンに置き換えてご説明するようにしています。月々数千円で快適な住環境が得られるという訴求をしています。

●実は沖縄の人は意外と寒がりです。暖かいから沖縄の家づくりには断熱材はいらないと認識されてきたと思いますが、暖かさに慣れている分、少し気温が下がるだけで寒く感じてしまうのです。『サラビア』があることで夏場の除湿だけではなく、冬場でも調湿で暖かくなり、年中快適に過ごせるわけです。建物の性能を基礎に、年中『サラビア』を稼働しながら快適な住宅を作れたらとてもいいですね。これまでの経験で家づくりを勉強し続け知識を得られたので、沖縄の家づくりの考え方を更新していきたいですし、沖縄から発信し続けていきたいです。

お施主様からのコメント

26℃、湿度50〜60%で
想定通りの快適さです

仕事柄、健康のために適切な湿度が大切なことは知っていたので、T homeさんから『サラビア』を提案された時も採用を即決しました。
入居してみて、キッチンで料理をしている時でも、常に室温26℃、湿度50〜60%を保てているので快適です。電気代も思ったより高額ではありませんでした。新型コロナウイルスに家族が感染した時も一緒に生活していましたが、家族内感染はせずに済んだので、改めて換気がしっかりされていることを実感できました。

外気湿度(黄色)に対してどの部屋もだいたい50〜60%の湿度を保っていることがわかる

納入の概要

お客様

T home株式会社 様

マーケット

住宅

PDFダウンロード

A4サイズにプリントし、お客様への提案資料としてご活用ください。

PDFファイルのダウンロード(3.1MB)