No.344 琵琶湖グランドホテル 様
滋賀県大津市
滋賀県、琵琶湖畔にたたずむ「おごと温泉」最大のホテル。
琵琶湖を一望するロケーションと全室温泉露天風呂付きのお部屋が優雅なくつろぎの時間を満喫させてくれる旅情溢れるお宿です。
その一方で、大小様々なコンベンションホールを備え、国際会議や企業研修、カルチャースクールなどのビジネスニーズにも対応。MICEとしての側面も充実させた大阪・京都とのアクセスが便利な総合ホテルと言えます。
『Ve-upモジュールチラー』が採用された第一のポイントは、搬入が容易で既存スペースにスッポリと収まるコンパクトなボディでした。 ホテルは年中無休、24時間営業です。しかも、景観とくつろぎの空間が自慢の琵琶湖グランドホテル様の場合、必要な工事であってもお客様への影響は可能な限り抑えたいところ。そうした観点から小型・コンパクトによる容易な『搬入性』をご評価いただきました。
これまでガス吸収式による空調を行ってきましたが、老朽化が進んできたので空調の更新を計画しました。当初、同様のガス吸収式での更新を検討したのですが、製品重量が十数トンと重く、搬入作業には大型クレーンとそのクレーンを設置する大掛かりな足場が必要だと聞かされ悩んでいました。
ホテルは年中無休・24時間営業。いくら必要な工事だといっても、その工事期間中にお越しいただいたお客様に不快な思いをさせるわけにいきません。
そんな中、設備全般をお任せしている業者さんからダイキンさんの『Ve-upモジュールチラー』をご紹介いただきました。
真っ先に興味を引いたのはそのコンパクトな本体。製品質量が1台あたり約1.2トン。
建物の死角を利用して、中型レッカー車で1日あれば搬入が完了できる。
これならお客様にご迷惑のかからない熱源更新が可能だと考え、採用を決めました。
おかげさまで熱源機の更新は、お客様にご迷惑をお掛けすることもなくスムーズに完了しました。
稼働して1ヶ月なので、省エネ効果についてはこれからですが、中間期のこの時期(5~6月)は日によっては冷房が必要となり熱源機の発停を頻繁に行います。
しかし、熱源機が小型化し、その台数制御でキメ細かな容量制御が行えるため、適切な能力で無駄なく稼働してくれているようで、4月(前年比)だけを比較しても、ガス代は300万円も削減したのに、電気代はほとんど変わらないので驚いています。本格的な冷房シーズンに向けてさらに差が生まれたら、回収期間も予想より早くなるのではないかと期待しています。
また、熱源機が小型化して目立たなくなったので、建物の外観はもとより、客室からの眺望も改善されたので、喜んでいます。
代表取締役 社長 金子 基文 様
専務取締役 総支配人 下田 直輝 様
ガス吸収式の場合、冷暖房の切り替えに手間もコストもかかるため、一旦、冷暖房モードを切換えたらなかなか変更できません。
しかし5~6月のこの時期、日によって寒暖の差が激しく、冷暖房モードの切換え時期の見定めに苦労していました。しかし、『Ve-upモジュールチラー』に変わることで、コントローラー操作で簡単に冷暖房モードが切換えられるので、朝夕の気温差によるお客様の『暑い』『寒い』にも柔軟に対応。快適性において格段の向上が図れたと思います。また、以前の熱源機より運転音が静かになったので、お客様への影響が軽減できたのではないかと思っています。
ガス吸収式(3台)から『Ve-upモジュールチラー』(6台)に更新。2台をコンベンションホールやラウンジなどがある低層階用に、残り4台が客室のある高層階用に展開させています。バックアップ用として、既設のガス吸収式も接続していますが、現在のところ『Ve-upモジュールチラー』だけで充分に足りています。
送水も従来の大きなポンプ(11kW)は稼働せず、『Ve-upモジュールチラー』の内蔵ポンプだけなので、省電力・低騒音化が図られていると思います。
魅力的なのはバックアップ運転機能ですね。万一、熱源機の一部が故障しても応急運転で空調の完全停止を回避できるのは24時間稼働するホテルにとっては安心できる機能だと思います。
管理面では、やはり冷暖房の切換えが柔軟かつ簡単に行える点ですね。お客様の要望に応じて快適な空調を提供できるので助かっています。
また、『Ve-upモジュールチラー』に置き換わった分だけ冷却塔が減らせたので、冷却塔の水質管理の作業も軽減しました。『Ve-upモジュールチラー』のおかげで、お客様に対する快適性が向上した上で、省エネ・省管理も大きく前進したと思っています。
設備課 西村 良 様
フィルターに捕獲したものに効果を発揮します。
ストリーマ放電はウイルス等を除去する性能を有していますが、感染予防を保証するものではありません。
24時間365日
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