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業務用エアコンを交換するには?
交換のメリットや確認すべき点を解説

業務用エアコン

業務用エアコンの交換を適切なタイミングで行うことで、電気代の削減や設置環境の快適性向上につながります。しかし、いつ交換すべきか、どのような点に注意すべきかわからない方も多いのではないでしょうか。本記事では、業務用エアコン交換のタイミングや交換するメリット、交換の手順や、その際に確認すべきポイントまで詳しく解説します。業務用エアコンの交換を検討される方は、ぜひ参考にしてください。

業務用エアコンを交換するタイミング

業務用エアコンの交換のタイミングを紹介します。

設置後の経過年数が10~15年を超えている

業務用エアコンの寿命は、一般的に10~15年程度とされています。使用頻度や環境によって異なりますが、設置後10年経過している場合、交換を検討する良いタイミングです。

去年より電気代が急に高騰している

月々の電気代が急に上昇した場合、エアコンの経年劣化による機能低下が原因かもしれません。前年の同月比で大幅な上昇があれば、交換を考えるのが良いでしょう。

頻繁に故障や修理をしている

年に複数回修理が必要になった場合、交換を検討する時期です。10数年前に設置した機器は、メーカーに修理部品がないこともあります。

冷暖房能力の低下

設定温度に到達するまでの時間が長くなったり、部屋の温度ムラが目立つようになったりした場合、交換のサインかもしれません。室内機のフィルターの目詰まりや、室外機の吹出口・吸込口が塞がれていないか、またリモコンにエラーコードが表示されていないか確認し、異常がなければ故障の可能性が高いです。

業務用エアコンを交換するメリット

業務用エアコンを交換するメリットを紹介します。

省エネ効果による大幅なコスト削減

最新の業務用エアコンは、省エネ機能が優れています。古いエアコンを最新のエアコンに取り替えると、大幅な電気代削減が期待できます。例えばダイキンの店舗・オフィスエアコン「スカイエア」であれば、15年前のモデルと最新のモデルの年間電気代を比較した場合、約48%の削減になる計算結果もあります。

新旧の業務用エアコンの年間電気代比較について詳しくはこちら

快適な職場環境の実現

新しいエアコンは温湿度制御にも優れており、除湿冷房を活用すれば蒸し暑さを感じにくい空間に。また、室内機のカビ菌の繁殖を抑制する機種であれば、エアコン内部を清潔に保ち、吹き出す風もきれいになります。これにより、従業員の快適性と生産性が向上するでしょう。飲食店やクリニックなどの場合は、来訪されるお客様の快適性の向上にもつながります。

AI・Iot技術で快適性と省エネ性に貢献

AIやIoT技術を搭載した最新モデルは、室内外の温度・湿度・床温度などのセンサー情報から演算し、最適な制御を予測して、最適な運転を自動で行います。これにより、さらなる省エネと快適性の向上が期待できます。

環境負荷の低減

省エネ性能の向上は、CO2排出量の削減にもつながります。環境性・省エネ性の高い空調機器へ交換することは、地球環境や就労環境、地域環境への配慮に取り組んでいる企業として、対外的に公表する事ができます。

業務用エアコン交換の手順

業務用エアコンを交換する際の一般的な流れについて解説します。

販売施工店に現地調査と見積もりを依頼

まず販売施工店など業者に現地調査を依頼します。調査の際、販売施工店は以下の点を確認します。

  • 既存設備の状態
  • 新しいエアコンの設置場所
  • 電源容量
  • 配管ルート

現地調査後、販売施工店から詳細な見積書を取得します。単に価格だけでなく、提案される機器の性能や工事内容、アフターサービスなども考慮して検討しましょう。

製品の選定と契約

製品の選定は基本的に販売施工店が行ってくれます。販売施工店は以下の点を考慮し、最適な製品を選定しています。

  • 冷暖房能力
  • 省エネ性能(APF値など)
  • メンテナンス性
  • 騒音レベル

製品や工事内容が決まったら、契約を締結します。契約書に以下の項目が明記されているか確認しましょう。

  • 機器の詳細仕様
  • 工事内容と範囲
  • 工事期間
  • 支払条件
  • 保証内容

工事日程の調整

工事日程は、業務や営業への影響を最小限に抑えるよう販売施工店と相談しましょう。その際、以下の点を考慮しましょう。

  • 業務への影響が最小限になる曜日・時間帯
  • 騒音や振動の影響
  • 必要な許認可の取得期間

例えば、小売店の場合は閉店後の夜間から早朝にかけて工事を行うことで、営業への影響を少なくすることができます。

設置工事と試運転

工事当日は、販売施工店により以下の流れで進行します。

  1. 既存設備の撤去
  2. 新しい室外機・室内機の設置
  3. 配管・配線工事
  4. 試運転と動作確認
  5. 清掃と養生材の撤去

工事完了後の試運転では以下の点を確認します。

  • エアコンの動作に問題がないか
  • リモコンの全機能が正常に動作するか
  • 異音や振動がないか
  • ドレン(排水)は正常か
  • 冷媒の漏れがないか

工事完了後、万が一問題が見つかった場合は、販売施工店に相談し、適切な調整や対応を依頼しましょう。業務用エアコンの交換は専門知識を要する作業なので、信頼できる販売施工店選びが大切です。

業務用エアコンの交換で確認しておきたい機能と特徴

業務用エアコンを交換するタイミングは、既存のエアコンを見直す良いタイミングです。単純に同等製品に入れ替えてもらうだけでなく、更新予定のエアコンの機能や特徴についても確認しておきましょう。

冷暖房能力

空調機器の冷暖房能力は、一般的に以下の要素を加味して設計されています。

  • 室内の広さ(床面積)
  • 天井高
  • 断熱性能
  • 窓の大きさと向き
  • 在室人数
  • 熱を発する機器の有無

設置場所の使用用途や使用環境が当初計画されていたものから変わっていないか、現状のエアコンの冷暖房の能力に過不足を感じていないか確認し、あらかじめ販売施工店に相談しましょう。 使用環境に適した空調能力を知りたい方はこちらも参考にしてください。

使用環境に適した空調能力を知りたい方はこちらも参考にしてください。

省エネ性能

省エネ性能の指標として、APF(通年エネルギー消費効率)があります。APFが高いほど、年間を通じての省エネ性能が高くなります。

最新の快適・便利機能

最新の業務用エアコンには、さまざまな先進機能が搭載されています。ダイキン工業の「スカイエア」シリーズを例に、主な機能をご紹介します。

  • 清潔性:UVストリーマ除菌シリーズで空気清浄が可能。またストリーマ内部クリーンでエアコン内部の清潔さを維持
  • 空気質管理:CO2センサーと連動した「換気・空調連動制御」
  • AI制御:使用パターンを学習し、最適な運転を自動で行う「ダイキンスマートAI」
  • IoT機能:スマートフォンやタブレットからの遠隔操作が可能な「DK-CONNECT」サービス

アフターサービス体制の確認

最後に、メーカーや販売店のサービス体制を確認することも重要です。以下の点について、販売施工店に確認しましょう。

  • 保証期間と内容
  • メンテナンス体制(定期点検の有無、費用など)
  • 緊急時の対応(24時間受付の有無など)
  • 消耗品の供給体制

購入後のアフターサービス・サポート体制は、長期的な運用コストの削減と安定した事業運営に重要です。必要に応じて有償サービスも検討するといいでしょう。

また業務用エアコンの選び方はこちらもご覧ください。

業務用エアコンの交換で快適性向上と省エネを実現しよう

業務用エアコンの交換は、企業にとって重要な設備投資です。交換のタイミング、具体的なメリット、実施手順を十分に把握することが大切です。さらに最新の省エネ性能やAI・IoT機能を考慮することで、快適な職場環境とコスト削減を同時に実現できます。また、メーカーや販売店のサポート体制を確認することで、長期的な視点での安心感も得られるでしょう。
購入相談窓口(ダイキンカスタマーセンター)では、エアコンのプロとして豊富な経験と確かな技術力で、お客様の業務用エアコンの導入をサポートします。製品選びに悩まれる方や何から手をつければいいかわからない方も、お気軽にご相談ください。

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