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セントラル空調・産業用チリングユニット

熱源機器:モジュールチラー

業界トップクラスの省エネ性と環境への配慮を追求。ヘキサゴンGX

業界トップクラスの省エネ性と環境への配慮を追求。ヘキサゴンGX

カーボンニュートラルの実現を目指し、
さらなる進化を遂げたダイキンモジュールチラー

GXとは、Green Transformation(グリーントランスフォーメーション)の略称で、温室効果ガスを発生させる化石燃料から太陽光発電、風力発電などのクリーンエネルギー中心へと転換し、経済社会システム全体を変革しようとする取り組みを指します。

アプライド製品コンセプトサイト

マイクロチャネル熱交換器と新型圧縮機の採用で
全馬力業界トップクラス※1の冷却IPLVを達成

冷却IPLV最大8%改善
能力別冷却IPLV(冷却専用タイプ)
能力別冷却IPLV(冷却専用タイプ)グラフ
※3.
空冷モジュールチラー 30〜70馬力 ヘキサゴンフォース32(FB型)とヘキサゴンGX 冷却専用タイプとの比較。散水機は除く。(2024年1月時点)

チリングユニットの省エネ効果
IPLVが大切なチェックポイントです。

熱源機の実用的省エネ性能を計るにはIPLVもチェックしてください。

IPLVとは、年間を通じての負荷、外気温の変化から、簡易的に年間を通した効率の判断ができるように定められたものです。

定速機(ノンインバーター機)からの更新でCO2排出量を大幅削減

年間CO2排出量(冷却専用タイプ/冷房のみ)
年間CO2排出量(冷却専用タイプ/冷房のみ)グラフ

[試算条件]
●システム構成:既設熱源/60馬力 空冷定速チラー(UWAP1800G5/2002年発売)×1台 新設熱源/60馬力 ヘキサゴンGX 冷却専用タイプ(UWXA180G)×1台 ● 運転時間:冷房5~10月、稼働日数:週6日、運転時間8~21時 ● 試算基準:期間効率法で算出(自社基準) ●試算は、一定の条件に基づいて相対比較として表したものです。従来空冷定速チラーは消費電力に10%の経年劣化を考慮しています。

高い部分負荷特性で大空間のZEB設計に
幅広く対応します。

ZEBのことならダイキンに!

HEXAGON GXはエネルギー消費計算プログラム(非住宅版)※4の解説で定義された空冷式モジュール形のチラーの条件を全機種クリア。
運転時間の長い部分負荷での効率を高めることで、大空間でのZEB設計に幅広く対応します。

※4.
「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」に基づく省エネルギー基準への適合性を判定するためのツール。
ZEB設計における「空冷式モジュール形」チラーの条件※5
※5.
エネルギー消費計算プログラム(非住宅版)※4の解説より。

外気温度20℃、負荷率25%(定格能力の25%能力)の部分負荷時でも高い冷却効率を発揮。

COP25 > COP100×1.5

COP25:
外気温度20℃、負荷率25%(定格能力の25%能力)の時の性能(「JRA4062-2010 熱源機器の期間成績係数」で規定された負荷率25%時の性能)
COP100:
外気温度35℃、負荷率100%(定格能力)の時の性能

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは

「建物の省エネ性能向上」と「再生可能エネルギー活用」によって、建物全体のエネルギー消費量が実質ゼロとなる建物のこと。消費エネルギーの大部分を占める空調システムの省エネは、ZEB実現のキーとなります。

ネット・ゼロ・エネルギー・ビルのイメージイラスト ダイキンのZEBへの取り組みについての詳細を見る

オールアルミ製のマイクロチャネル熱交換器を採用し、
冷媒充填量を大幅削減
冷却専用タイプ:冷却専用マイクロチャネル熱交換器
ヒートポンプタイプ:冷暖共用マイクロチャネル熱交換器

冷媒充填量従来機より約60%削減

オールアルミ製のマイクロチャネル熱交換器を搭載。冷却専用タイプとヒートポンプタイプに最適な熱交換器を使い分けました。扁平型で細径化した冷媒流路を多数設け、冷媒と空気の熱を効率的に変換。熱交換効率を大幅に向上し、省エネ性をアップします。

オールアルミ製のマイクロチャネル熱交換器
※6.
空冷モジュールチラー 60馬力 ヘキサゴンフォース(R410A)とヘキサゴンGX 冷却専用タイプ(R32)との比較。

低GWP冷媒R32採用+省冷媒化で地球温暖化への影響を削減

マイクロチャネル熱交換器により、冷媒充填量を大幅削減。低GWP冷媒R32の採用と併せ、冷媒による地球温暖化の影響を大きく低減します。

冷媒による地球温暖化への影響(GWP換算=GWP×冷媒量)
冷媒による地球温暖化への影響(GWP換算=GWP×冷媒量)グラフ
フロンラベルA
※7.
空冷モジュールチラー 60馬力 ヘキサゴンフォース(R410A)、ヘキサゴンフォース32(R32)、ヘキサゴンGX 冷却専用タイプ(R32)との比較。 削減率は機種によって異なります。

万が一の冷媒漏えい時も早期発見し、冷媒漏えい量を削減

冷媒漏えいを自動で検知(DK-CONNECT、エアネットサービスシステム) 有償契約

充填冷媒量をセンサーで毎日監視・記録する冷媒漏えい検知機能を搭載。
万が一の漏えいも検知し、電子メールで通報。素早い修理対応が可能となります。

注.
冷媒漏えい診断機能は JRA GL-17に適合しています。
注.
システム設定条件や中間期の低負荷運転などを理由に機器の稼働が判定に必要な条件を満たせず、漏えい検知判定ができない場合があります。その場合は、従来通り現地での目視点検が必要となります。 (事前に通知いたします)3ヶ月間、圧縮機停止が続いた機器は漏えい検知判定の対象外となります。
注.
ヘキサゴンGXでは、アシスネットサービスによる冷媒漏えい検知サービスに対応しておりません。
注.
本機能のご利用には DK-CONNECT(有償契約)、エアネットサービス(有償契約)いずれかのご契約が必要です。詳しくはお問い合わせください。

ポンプの搬送動力低減

ポンプ動力約27%削減
新型プレート水熱交換器を採用

新型水熱交換器の採用と、機内レイアウトの変更により、チラー内部の水圧損失低減を実現。ポンプ動力を低減させ、省エネ性を向上しました。

※8.
空冷モジュールチラー 60馬力 ヘキサゴンフォース32(FB型)とヘキサゴンGX 冷却専用タイプとの比較。2.2kWポンプ搭載時に定格流量を流し、従来機と同じ機外揚程を出す条件での消費電力比較。
出入口温度差10℃※9、16℃※10の大温度差に対応 水の搬送エネルギーを大幅低減

大温度差設計により、チラー本体に加えシステム全体の省エネ化も実現。

※9.
40馬力以上
※10.
60馬力以上
注.
10℃以上の大温度差で使用する際は、低負荷時などに最小流量を下回らないようにご注意ください。
ポンプ組込機種はインバーターポンプを標準搭載

変流量制御によりポンプ動力の省エネ化に対応。往環差圧を可変しながら流量を制御することで、ムダなバイパス流を抑えます。オプションで最大7.5kWポンプまで搭載でき、大規模システムにも対応します。

注.
定速ポンプやポンプレスへの変更も承ります。べーシック仕様機のみ定速ポンプが標準搭載となります。
注.
インバーターポンプによる変流量制御には高機能モジュールコントローラーが必須です。

低負荷時の効率をアップし消費電力を削減する新型圧縮機搭載

高効率集中巻モーターを搭載した新型圧縮機を採用。圧縮機内部での冷媒漏れを低減することで低負荷時の効率化を実現しました。

高効率

冷媒圧縮部分の給油溝に独自の特許技術を搭載。給油量アップにより冷媒を効率よく圧縮

高信頼性

圧縮機内部の摩擦低減技術により圧縮効率&故障までの耐力向上

集中巻きモーターの課題である振動・騒音を、8極12スロットに極数を増やすことで改善※1

※1.
60馬力、70馬力クラスの機種において。
ポンプ構造図

クランクケースヒーターの制御による待機電力削減

待機電力約15%削減

圧縮機の油温度をキープするためのクランクケースヒーターにON/OFF制御を搭載。油切れに配慮しながら通電時間を抑制することで、待機時の消費電力を抑制します。

待機電力削減グラフ
※2.
空冷モジュールチラー ヘキサゴンフォース32(FB型)とヘキサゴンGXとの年間待機電力比較。

冷却運転の使用温度範囲を広げ
冷却プロセスでの使用用途を拡大

冷却ブライン-15℃対応

インバーターポンプ内蔵機でも、外気温度52℃に対応※3。継続的な冷却が重要な工場やデータセンターでも、安定した冷却運転が行えます。また、冷水(ブライン)出口温度−15℃に対応し、さらに幅広いプロセス用途にご利用いただけるようになりました。

※3.
7.5kWインバータポンプ組込時は43℃が上限となります。
冷却(ブライン)使用限界
冷却(ブライン)使用限界グラフ

万が一の停電時も、復電後に急速運転可能 オプション

データセンター向けに、停電後のチラーの回復時間を短縮※4しました。

停電復帰後3分以内の高速起動を実現

(オプション対応)

注.
停電復帰時高速起動改装は冷却専用タイプ(60、70馬力)のみです。(オプション対応)
停電復帰後からの圧縮機ロード推移比較(60馬力)
急速立上ヘキサゴンGX(G型)と急速立上従来機(FB型)との比較グラフ
※4.
ヘキサゴンフォース32(FB型)との比較

高機能モジュールコントローラーがさらに進化 オプション

・1台のモジュールコントローラーで最大16台のモジュールチラーを台数制御

・16台のモジュールコントローラーの連動で最大256台のモジュールチラーを統合制御可能

高機能モジュールコントローラー

省エネルギーな送水温度可変(VWT※5)制御

※5.
Variable Water Temperature

高機能モジュールコントローラーが外気温度の変化に合わせて設定水温を自動変更。外気負荷の増減に合わせた省エネルギーな運転が行えます。

制御内容(冷却運転時)
制御内容(冷却運転時)グラフ
省エネイメージ(冷却運転時)
省エネイメージ(冷却運転時)グラフ
※6.
ダイキン工業名古屋ビルでのフィールド実証実験より。VWT制御有無によるチラーの年間消費電力量比較。

定期的な診断で、効率的なシステム稼働を継続的にサポート

モジュールチラーシステム向け
アプライドシステム診断サービス 有償契約

熱源機やコントローラー※7に蓄積されたデータをもとに、稼働状況を見える化。使用・負荷・環境状況を診断し、冷水設備の劣化具合のお知らせやお客様のシステムに合わせた効率的な使い方の提案など、末長くお使いいただくためのシステム稼働をサポートします。

※8.
モジュールリモコンまたは高機能モジュールコントローラーを指します。
診断範囲図解
こんなご要望があるお客様にオススメ
  • 稼働状況を手軽に入手したい (産業用熱源ユーザー様)
  • 効率的な運転を行いたい (中小規模の空調ユーザー様)
サービス対象は以下のすべてに該当すること
  • 熱源製品ヘキサゴンフォース32(FA、FB型)ヘキサゴンGX以降、内蔵ポンプ搭載型
  • 冷水送水方式単式ポンプ方式(二次ポンプ方式は対象外)
  • 冷温水配管ヘキサゴン専用(ボイラーや吸収式などと合流しないこと)

各種サービスにも対応しています

空調コントロールサービス

空調・設備の一括管理はもちろん、クラウドならではの機能アップデートが可能
有償契約 ディーケーコネクト サービスの詳細を見る
手軽にできる空調管理。万が一のチラー故障時に異常内容をメールでお知らせ
有償契約 アシスネットサービス サービスの詳細を見る
運転状況を常に監視。ハイグレードな保守管理ニーズにお応えします
有償契約 エアネットサービスシステム サービスの詳細を見る

基本性能

運転性能を大幅に向上

負荷の急激な変動に素早く対応する
急速モードを標準搭載

水温上昇を検知すると圧縮機を標準の2倍のスピードで立ち上げ、素早く対応。冷却の容量制御時などに有効です。

標準モードの2倍のスピード立ち上げ
※1.
ヘキサゴンフォース32(FA型)との比較
注.
急速モードは冷却運転時のみ対応。また、起動制御時や保護制御時には無効となります。
起動制御が完了し、通常運転に切り換わった後、有効となります。

F型構造からY型構造への変更

左右対称の構造にすることで、熱交換器性能を最適化。モジュール設置時のサービス性も改善しました。

従来のF型構造とヘキサゴンGXのY型構造との比較 従来のF型構造とヘキサゴンGXのY型構造との比較

近接設置で大容量ニーズにも省スペースに対応

1台のモジュールコントローラーで16台まで連携することで、最大1,120馬力システムを所要スペース103.12m2に展開可能。

70馬力×16台設置する所要スペースは103.12m2

高調波対策用アクティブフィルター標準搭載

注.
ベーシック仕様を除く。アクティブフィルター無し改装も承ります。

30・40馬力はフロン排出抑制法に基づく定期点検不要

注.
簡易点検は必要です。

30〜60馬力は高圧ガス保安法に基づく届出手続きが不要

台数制御を行えば15,360馬力(60馬力×256台)まで高圧ガス保安法の届出手続きが不要になります。

ヘキサゴンGX 機種シリーズ

タイプ 30馬力 40馬力 50馬力 60馬力 70馬力
冷却専用タイプ 標準機 ポンプ組込型
ポンプレス型
耐塩害機 ポンプ組込型
ポンプレス型
耐重塩害機 ポンプ組込型
ポンプレス型
ベーシック機 ポンプ組込型
ポンプレス型

モジュール制御

高機能モジュールコントローラー オプション

注.
ポンプを変流量制御する場合は、高機能モジュールコントローラーが必須となります。

より大規模で高度な運転管理を可能にする高機能モジュールコントローラー

  • 1台のモジュールコントローラーで最大16台のモジュールチラーを台数制御
  • 16台のモジュールコントローラーの連動で、最大256台のモジュールチラーを統合制御可能
  • 水配管の2系統制御で冷温水各系統を1台でコントロール
  • チラー内蔵のインバーターポンプで、冷温水の流量制御が可能。水の搬送エネルギーを大幅に低減
高機能モジュールコントローラー外観
多彩な通信機能で、様々なシステムが構築できます
DK-CONNECTを使ったシステム例
注.
同一系統に異なるタイプのモジュールチラーを混在させることはできませんのでご注意ください。
相対容量デマンド制御で、より確実な節電が可能

設定電流値を超えない限りデマンドを行わない従来型の絶対値抑制に対して、相対容量デマンドは、開始時の運転容量を100%として、3段階まで設定可能なデマンドレベル(%)で運転出力を低減する方式なので、確実に電流値を低下させることが可能です。

デマンド制御例

独自のモジュール制御でさらに省エネ

安心 完全停止を回避
バックアップ運転機能

一部のチラーに不具合が生じても、残りのチラーが自動的に応急運転を行い、熱源システムの完全停止を回避します。

バックアップ運転の概要図
高耐久 機器寿命を延命化
ローテーション制御

運転時間や発停回数の少ないチラーから順に始動させることで、各チラーの運転負荷を平準化。システム全体での長寿命化が図れます。

ローテーション制御の概要図
省エネ システム効率を向上
運転効率優先制御

必要能力に応じてチラーを順次起動させるのではなく、最も効果的な容量の組み合わせになるよう各チラーを制御し、システムとしての効率を高めます。

60%運転の場合
注.
モジュールリモコンとモジュールコントローラーでは制御が多少異なります。詳しくはお問い合わせください。

監視・制御機能が格段に進化

外調機凍結防止制御

モジュールチラーを外調機に利用した場合、外調機の熱交換器内の水が凍結しないように、
低外気になると、外調機が停止中でも送水もしくは加熱※1・送水を自動的に行います。

入力:
無し(温度は機内センサーを利用)
出力:
凍結防止制御中信号 ⇒ 外調機の制御バルブを開にする
高機能モジュールコントローラを使った構成図
※1.
当機能はヒートポンプタイプ(冷却加熱兼用)のみ適用。
※2.
内蔵ポンプの自動運転はBRG306A1のみ対応します。
注.
設置状況などにより、機内外気温度センサーが適正に外気温度を取得できない場合はご注意ください。
エネルギーの見える化

運転管理に必要な各種データの監視・収集・簡易出力が可能。運用改善や最適制御など、エネルギーマネージメントに有用なデータの見える化が可能になります。

見える化の主なデータ

・冷却/加熱能力・消費電力・COP・流量・高/低圧圧力・電流値・出入口温度 など

オープンネットワーク対応

世界標準のオープンネットワーク規格にも柔軟に対応できます。

・Modbus/TCP・BACnet/IP※3※4
※3.
BACnetでは別途BACnetモジュール(改装対応)が必要です。
※4.
BACnet通信はASHRAE仕様(ISO16484-5[BACnet2004])準拠のため、電気設備学会仕様に対応できません。
注.
各種入出力内容の詳細については別途お問い合わせください。
異なる熱源機との併用運転

異なる熱源機と併用して運転するとき、外部コントローラーからの流量指令に応じてポンプの変流量制御や熱源機の台数制御を行います。

電気とガスの熱源機を併用した最適運用で
デマンド低減やBCP対策が可能
流量制御有りの場合と流量制御無しの場合(イメージ) 流量制御有りの場合と流量制御無しの場合(イメージ)
電気・ガスの価格や季節による負荷の変動に応じた
併用運転パターンの切換が可能
4パターンの例を紹介 4パターンの例を紹介

他にも数多くの機能を搭載

機能 機能概要
バイパス弁水量制御 1次側水量でバイパス弁開度を制御。
遠方温度設定(2温度切換) 1つの運転パターンに対し、2つの水温設定ができ、外部接点での切換が可能。
デフロスト時の送水温度低下抑制制御※5 デフロスト運転していないチラーの設定温度を上げ、デフロスト運転による供給水温が低下を抑制。
運転パターン切換対応 モード切換しないチラーの運転を継続したまま、運転パターンの切換が可能。(チラーの改装が必要)
往水温度による出口温度制御※6 チラー間での出口水温のバラツキやセンサー誤差などによる往水温度と
設定温度のズレを、設定温度をシフトして自動補正。
流量指示制御※6 ※7 他の熱源機(吸収式冷凍機やターボ冷凍機)と同一配管系統内での併用時に、
外部コントローラーからの流量信号をもとにポンプ容量や運転グループ数を適正に自動変更。
※5.
ヒートポンプタイプ(冷却加熱兼用)のみ。
※6.
オプション機能。
※7.
2ポンプシステム用の場合。
モジュール制御専用機器 機能一覧
モジュール制御専用機器 モジュールリモコン
モジュールリモコン
高機能モジュールコントローラー※8
高機能モジュールコントローラ
1ポンプシステム用 2ポンプシステム用
適用機種・適用品番※9 モジュールチラーヘキサゴンGX BRC308C1 本体:BRG306A1 本体:BRG306A2
タッチパネル:BRG306A3
機能 モジュールチラー接続台数 最大16台
(最大8グループ)
最大256台
(16台×16コントローラー)
最大256台
(16台×16コントローラー)
冷専/ヒートポンプ混在 冷却・加熱負荷に合わせて柔軟に対応
複数系統制御 冷却・加熱同時などの複数系統制御 最大8系統 最大2系統(パターン切換による台数分配変更可能)
台数制御
  運転効率優先制御 運転効率の高い負荷率となる運転台数に最適制御
ローテーション機能 運転時間の平準化
同時運転
ポンプ制御 多彩なポンプシステムに対応 熱源変流量制御
(1ポンプシステム)※10
熱源変流量制御
(2ポンプシステム)※11
デマンド制御 チラー電流デマンド
運転台数デマンド
相対容量デマンド
蓄熱運転対応 蓄熱運転用設定温度による水温制御 運転パターン切換で対応
外部サーモによる0-100%運転
スケジュール機能 曜日ごとにシステムの運転/停止と、
時刻の設定が可能

(週間)

(週間+特殊日)※12

(週間+特殊日)※12
低騒音運転 全モジュールチラー一括で低騒音制御を指令
タッチパネル ”見える化”による操作性の向上 ●(オプション) ●(オプション)
運転状態表示 容量表示、センサー値表示が可能
上位通信
(オープンネットワーク)
中央制御システムに接続すれば、
エネルギー管理やリスク管理の一元化が可能に
Modbus通信方式
BACnet通信(ASHRAE仕様 標準)対応可能(オプション)
遠隔監視(エアネット) 保守・メンテナンスに加え、さらなる省エネ対策に サービス保守契約による
※8.
高機能モジュールコントローラーとインテリジェントタッチマネージャーの併用はできませんのでご注意ください。(高機能モジュールコントローラーとDK-CONNECTの併用は可能です)
※9.
タイプの異なるチラーを同じ系統(グループ)内に混在させることはできませんのでご注意ください。
※10.
可変差圧制御により更にポンプ動力を低減可能。
※11.
バイパス流量極小制御により、ポンプ動力を低減。
※12.
祝日などを特殊日としてスケジュール設定が可能。
注.
モジュール制御システムを構成するには事前の打ち合わせが必要です。詳しくは営業窓口までお問い合わせください。

モジュールリモコン オプション

注.
インバーターポンプ組込機も接続可能ですが、ポンプは一定速制御となります。

最大16台のチラーをキメ細かく監視・制御するモジュールリモコン

  • 複数台チラーをまとめたグループ一括制御を最大8グループまで設定可能
  • 複数グループをまとめたファミリー一括制御を最大4ファミリーまで設定可能
  • 一括制御で設定、変更作業が素早く行えます
  • 一括制御で台数制御の負荷追従が高まります
モジュールリモコン

BRC308C1

モジュールリモコン接続例
注.
水配管1系統に対してモジュールリモコンを2台以上使用しないでください。
注.
異なるタイプのチラーを同じグループ(ファミリー)内に混在させることはできませんのでご注意ください。

複数ユニットの台数制御だからできる多彩な運転制御

長寿命 機器の長寿命化を図る ローテーション制御

運転時間・発停回数の少ないユニットから運転するように、各ユニットの優先順位を監視、制御。各ユニット間での運転負荷の平準化が図れ、システム全体の長寿命化につながります。

モジュールリモコン
省エネ システム全体で効率化を図る 運転効率優先制御

必要負荷に対応し、効率の良い容量で運転するように、各モジュールの運転を制御。システム全体としての高効率化が図れます。

モジュールリモコン モジュールリモコン
節電 ピーク電力削減(節電)策に有効な 2つの電力デマンド制御

用途・目的に応じて2つのデマンド方式から選択できます。

台数デマンド制御

グループごと、ファミリーごとにデマンド時の運転可能ユニット台数を制限する方式。

電流デマンド制御

グループごと、ファミリーごとにデマンド時の運転電流上限値を設定する方式。設定値範囲内で最大限の運転を行えるので電力デマンドによる極端な能力低下が回避できます。

電流値デマンド(絶対値抑制)
デマンド電流値グラフ
注.
制御レベルは0%(停止)、30・40・50・60・70・80%の7通りから設定可能。電流値でも設定可能。

日常の運転管理が自動化できる週間スケジュール機能

グループまたはファミリー単位で曜日ごとに8パターンの運転設定(発停、モード切換、制御切換、温度設定)を分刻みで設定できます。

液晶表示画面

液晶表示画面

システム内の運転状況をわかりやすく表示

ユニット単位、グループまたはファミリー単位で運転状況を示すさまざまな情報を一覧表示できます。

液晶表示画面

液晶表示画面