ファースト・ファシリティーズ(株)様
(東京都・台東区)
用途:オフィスビル(9階建)
延床面積:2212m2
設置場所:2階オフィス(190m2)
施工年月:2008年12月
ご採用機種:DESICA×2台(空調機は既設機)
更新用個別運転マルチVe-upQ(8HP)×2台
温湿度のバランス制御で、
快適な省エネ対策に期待して導入を決定。
ファースト・ファシリティーズ(株)
環境推進課長 兼 工事課長 亀井 弘明 様
事業推進部 部長補佐 長田 睦子 様
- 空調更新を進める中、昨年から、環境活動の一環として全館でクールビズ、ウォームビズを実施。室温を冷房は27~28℃、暖房は21℃に設定するようにしました。
- しかし、やはり夏場は蒸し暑く感じられ、我慢の省エネ活動を行っていました。
- たまに温度を下げると、逆に肌寒さを訴える社員もいて、何とか解決できないかと悩んでいました。
- そんな中、ダイキンさんの調湿機能を持ったDESICAの話を聞き、期待を持って今回の更新機として採用いたしました。
- 外気温度が高くなる7月中旬頃から、2階フロアでDESICAが稼動。まず、他のフロアと比べ空気が軽いと感じました。
- 27℃~28℃に設定しておいても、空気が「さらっ」として、快適なクールビズが行えました。
- また、冬場においても、従来システムで更新したフロアでは、別置きの加湿器が3台フル稼働しても、相対湿度が8%から15%に上がった程度。
- これに対しDESICAのフロアは、加湿器を1台置いていますが、他のフロアより空気に潤いが感じられ、その加湿能力を実感しました。
- 実際に計測しても
DESICAフロア:23~24℃・43~45%RH
他のフロア:21.5℃・38%RH
と、温度も湿度も他のフロアより明らかに高く、暖かい。これが温湿度のバランスの取れた制御の成果なんでしょうね。静電気の発生もありません。 - 設備を管理する立場の人間として、機器の状態も気になるところなんですが、圧縮機や四方切換弁を搭載しているにも関わらず、その作動音はまったく気にならない。むしろ、静かな感じがします。
- また、無給水加湿・無排水除湿だということで、水漏れの心配がないのはもちろん、給水や排水の手間も無いのはありがたいですね。
- 快適で省エネ、しかも手間なし。DESICAシステムは、いろんな意味で新しいシステムといえますね。
除湿性能(1日を通した室内湿度比較)
■室内環境測定データ
■室外環境測定データ
DESICAシステムは、全熱交換器システムと比較して、室内温度を下げることなく除湿量を大きく増加。